今日は春季彼岸法要でお寺にお参りに行き、ご法話を伺いました。
『彼岸とはあの世、仏様の悟りの世界。
対するこの世(此岸=しがん)は自分中心に生きている世界です。
年に2回の彼岸の中日は太陽が真西に沈みます。
その真西の方角に仏様の世界、西方浄土というものがあります。
そこには先立った方々がいらっしゃいます。』
と言って、今日は四苦八苦の中のひとつである、
『愛別離苦=愛する人と別れる苦しみ』のお話をして下さいました。
『浄土真宗では死というものを、
阿弥陀様に抱かれて仏様の世界に生まれた、と考えます。
だから《往生=往って生まれる》と言います。
先立つ人は遺していく私たちの心配をしながら、
幸せを祈ってご浄土に行かれるのです。
それを形に表したのが、阿弥陀様の立ち姿です。
直ぐに私たちの傍に行けるように立ち上がられたお姿なのです。
そしてそれを声に表したのがお念仏です。
南無阿弥陀仏とお念仏を唱えることで、
阿弥陀様は直ぐに私たちに寄り添って下さいます。
先に亡くなった愛する人、大切な人には
ご浄土に行かないと会えないのでしょうか?
いいえ、お念仏の中で会えます。
愛別離苦は避けられない苦ですが、
お念仏は先立った人の最後の教えでもあるのです。』
というような布教使さんのお話でした。 合掌
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