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活版好き


渋谷ロゴスギャラリーでやっている「印刷解体 Vol.2」に行ってきました。僕は以前から活字に魅せられて、活版で名刺を作ったりしていたのですが、どこがいいのか?というと、まず、活字一つひとつ「字」が物として存在している様です。しかも鉛ときた。なんか機械の部品チックでいい。次に、それで印刷されたものもまた、味があっていいんです。印圧でわずかに字の部分が凹んでしかも印刷のスミが黒々と光る感じ・・・。

さて、この企画展ではなんと展示してある活字をバラで売ってくれるというのです。あわよくば自分の名前を文選(活字の文字を拾うことを「文選:もんせん」といいます)して買おうかなと思っていたのですが、全部の漢字があるというものでもない。「あるものしかないよ」というものなので、活字名前の四文字が揃うかどうかわからない。しかも、僕の欲しい活字は大きめの明朝体。こんな条件なので正直期待はしていませんでした。ところが、いざ行ってみると、写真上のような感じでズラッと大きめの明朝体が並んでいました。そして、小一時間文選し、なんと名前が揃いました(写真左)。1本2000円で計8千円(ウソだけど)。これで次に名刺印刷を頼むときに、活字持ち込みをしてみようと思ってます。
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