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桐→桐紋の図案化

この前カエデの葉の発見があったので、葉っぱに注意して歩いていたところ、今度は(青桐)アオギリを見つけました↑。桐と言えば桐紋(家紋のひとつ)。これまで家紋としての桐紋は見たことありましたが、実物の桐の葉を意識して観たことがなかったので反省します。自然のものを図案化する時にどんな風に単純化し、特徴を際立たせるかというのはデザインの参考になります。さて、調べてみると桐紋は家紋の中でもメジャーでいろいろな所に使われているようです。総理大臣の演説の時に演説台に桐紋が付いているのですが、これは日本政府の紋として使われているそうです。また筑波大学のマークも桐紋です。てっきり同じマークだと思っていたのですが、なんと日本政府は「五七桐」(上左)、筑波大は「五三桐」(上右)と、花の数が違うものでした!こんな微妙な違いがあったとはビックリしました。
その花ってどんなんだろうと別の木を見てみたら、花のつぼみがついていました。少しわかりづらいですが、なるほどこの花と葉っぱを図案化してあのマークになったのか。よくできています。
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