雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

十六歳の肖像

2013年07月04日 | ポエム

▲ミニトマトが実をつけました。無事熟するまで、悪い虫がつかないか心配です。

 十六歳の肖像


(星を見るのが好きなんです。)
と言いながら
(北斗七星しかわからないんです。)
というあなた

首を傾げて
何かを待っているような
そんなあなたの仕草が
今のあなたを語っている

たとえあなたのしていることが
間違っているとしても
(僕は信じています)

誰よりもおとなのようで
誰よりも幼い
あなただから‥‥

(1974.2.21)
コメント (1)
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