雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

天気雨1・天気雨2

2013年07月13日 | ポエム
▲紫陽花の葉の上に、雨蛙。梅雨明け前日。

 天気雨 1

まぶしい日差しが照りつけるなか
光の筋となって雨が降る

紫陽花も
雨蛙も
草も
石も
すべてのものが雨の雫をまとい
キラキラと輝いている
宝石のように‥‥
(2013.7.11)



 天気雨 2

天気は晴れたままだけど
空のかみさまが
小さな如雨露で
水を撒いてみたのか、
僕をめがけて‥‥
(2013.7.11)

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