雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

MYSELF 2

2014年02月13日 | ポエム


 MYSELF 2


泣きたくなって
独り 山に登ってみたら
涙 ひとつ出なかった
そうしたら
うれしくなった
ぼくは やっぱり
海の人間だ
今は街に住んでいても
海でしか泣けない
(1972~2012.5.31)
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