日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

奇跡のりんご

2008-10-11 14:31:23 | 日月神示の研究
 先ほどTVニュースを見ていたら、「無農薬のりんご」を栽培する木村秋則氏のことが紹介されていました。無農薬農業には、今では多くの方々が取り組んでいますが、肥料も与えないという農法は聞いたことがありません。一般的には、少しでも多く儲けるために、農薬や科学肥料を使う農家がほとんどだと思います。しかしながら、木村氏の農法はそれらを一切使わず、商品としてのりんごを出荷し、利益を上げているということです。趣味で無農薬りんごを作っているわけではなく、事業として成り立っているということが、評価されるゆえんだと思います。
 「自分がされて嫌なことは、植物にもしないことです」と言う木村氏の言葉は、当たり前なことなのでしょうが、実際に実行している人はほとんどいないと思います。確かに植物のように、農薬を雨のようにかけられれば、人間なら重症か、死に至ることもあると思います。植物は口がきけないので、黙ったままですが、いい気分でないことは確かだと思います。この農法は現在少しづつ広まっているようですが、農協からは白い目で見られているそうです。農薬や肥料を売って利益を上げるのが、農協の仕事の一つだからです。
 また、大変興味深いことを言っている別の農業事業者がいます。
 肥料を植物にやると、虫が多く発生する。何故なら、虫は肥料に含まれている窒素が好物だからだそうです。つまり、肥料を植物にあげて、虫を多く発生させておいて、それを大量の農薬で駆除するという、意味不明な無駄なことをやっているわけです。肥料をやらなければ、あまり虫は発生しないので、農薬を散布するほどでもないとのことです。木村氏は酢を散布しているそうです。
 大量の肥料と大量の農薬を散布することで、喜んでいるのは農協だけです。植物も虫も人間も農薬などは、無い方がいいのですから。
 こう言ったら失礼かもしれませんが、農業に従事する方々は、農業のプロであるなら、「肥料に含まれている窒素目当てに虫が発生する」くらいのことは、基礎として知っておくべきだと思います。(言ってはいけない事実なのでしょうか?)それとも、農協が怖くて言いなりになるしかないのか。植物を生産しても、買ってくれるのは農協だから、言いなりになるしかないというのが、現実なのでしょうか。生活していくためには、多少の仕方がない部分は、どんな事業にもあるものですが、大量肥料→大量の虫の発生→大量の農薬の散布という、無意味なサイクルを実践している農家は、あまりに悲しいと思います。だから農業に魅力がないのでしょうか。後継者不足で、農業従事者の平均年齢は65歳といわれてます。また、埼玉県と同じ面積の休耕地があるそうです。
 農家の方から直接お話しを聞いたことがないので、真実は分かりませんが、農協の問題は大変重要なことだと思います。農協の呪縛から農家が解き放たれることが、農業に従事する方々にとっても、消費者にとってもよいことのように思います。

 ●木村秋則氏の「りんごは愛で育てる」
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html


 ●肥料を使うと窒素目当てに、虫が大量に発生するという理論
  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/yasai-miwakekata/2nouyaku-hiryou-kankei.html
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする