日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

穀物菜食の優越性を説く霊的巨人たち

2008-11-02 11:44:00 | 日月神示の研究
 中矢伸一氏の著書にこのようにあります。

 『江戸時代の頃より、黒住教・天理教・金光教・大本と発生してきた一連の霊的磁場の流れは、日本に真の神の息吹が甦らんとする大いなる胎動であったことは、拙著において度々述べてきた通りである。
 なかでも、大本の果たした役割は重要であり、開祖・出口なおの伝授した一万巻にも及ぶ「大本神愉」や、聖師・出口王仁三郎の遺した「霊界物語」をはじめとする膨大な神典や文献類は、マコトの神の道とは何かを模索する上で、欠かすことの出来ない資料である。
 周知のごとく、大本からは非常に多数の宗教団体が派生している。それなら個々の団体についての評価にはいろいろあるが、そのいくつかには、経綸上の重要な役割が与えられていたと見るべきであろう。
 後に世界救世教を創立する岡田茂吉、生長の家を創立する谷口雅春は、共に大本時代は王仁三郎の下で熱心に活動した人であることはよく知られている。大本からはまた、神道天行居(てんこうきょ)を創設する友清歓真(よしさね)、日本心霊科学協会を設立する浅野和三郎、あるいは、合気道の創始者・植芝盛平などそうそうたる人物が出ており、大本という霊的磁場の巨大さと、出口王仁三郎という人物の底知れなさに、今さらながら驚く思いがする。
 とりわけ岡田茂吉の自然農法普及運動や、谷口雅春の万教帰一(ばんきょうきいつ)思想は、現在でも燦然と光を放っており、学ぶべき点も大きい。
 彼らは、大本を去って一派を形成し、開祖となった後でも、信仰と共に「食」の面を非常に重要視し、教義として信者に説いている。「魚介」については、日本人の伝統食として認めている場合もあるが、獣肉食に関しては、みな一様に否定し、菜食の優越性を説いている。ここにも、肉食”穢れ”として忌み嫌う真の神道の一端が見てとれる。
 二人の師である出口王仁三郎が、昭和初期の頃に記した論考と合わせて、その一部をここに紹介しておくので、読者諸氏の研鑽としていただきたい。


 <出口王仁三郎>

 動脈硬化症より免れんとする者は、断然肉食を止して菜食に移らねばならぬ。魚類等もなるべくは、さけたほうがよい。ことに刺し身の類はよろしくない。たまにはあっさりした河魚ぐらいは食べてもよい。元来、世人は、肉類魚類には多大の滋養分があるように思うているが、真の滋養価は野菜がいちばんである。かなり大きい鯛と大きな大根一本を相応するくらいなものである。(「動脈硬化と食物」昭和八年五月) 』(中矢伸一著 「日月神示 弥栄への道標」より)

 巨人出口王仁三郎聖師も、肉食については禁止し、菜食を勧めています。大本も日月神示も国常立大神からの自動書記によるものなので、基本の理論は当然同じものになるとは思いますが。
 谷口雅春氏も肉食を禁止しているそうですが、その内容については後日書きたいと思います。
 
 ●出口王仁三郎聖師
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%8F%A3%E7%8E%8B%E4%BB%81%E4%B8%89%E9%83%8E
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