日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

一日青汁一杯で13年間!栄養学では説明できない「生きるためのメカニズム」

2012-02-07 23:38:30 | 菜食・正食

 <るいネットより転載>

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健康と食と医
261171 一日青汁一杯で13年間!栄養学では説明できない「生きるためのメカニズム」
 
阿部和雄 ( 41 東京 設備士 ) 12/02/05 PM11
21歳で余命5年の難病(脊髄小脳変成性)にかかり、断食療法で克服。その後13年間にわたり1日青汁一杯で生活している森美智代さんという方がいらっしゃいます。その著書「食べること、やめました」から、小食のメカニズムについて紹介します。

【基礎代謝は同年代女性のマイナス43%】
成人女性の基礎代謝量はおよそ1200キロカロリーですから、森さんの基礎代謝量はおよそ680キロカロリーになります。超小食を続ける事でとても燃費のいい省エネ体質になっていますが、青汁1杯は60キロカロリー。これだけではエネルギー収支がまったく合いません。そこで注目されたのが腸内細菌の働きでした。

【人間離れした牛のような腸】
人間の腸には100兆個ともいわれる膨大な量の腸内細菌がいますが、その中で普通は0.1%くらいしかいない「クロスとリジウム」という菌が100倍近い9.8%もいるそうです。これは植物繊維を分解してアミノ酸をつくる菌で、一般には消化できない植物繊維を、菌の働きを介して栄養源として取り込んでいます。この仕組みは牛などの草食動物と同じだそうです。

しかもこの細菌は、植物繊維を分解する際に腸内のアンモニアからアミノ酸をつくりだしています。アンモニアは体内でたんぱく質が使われた後にでる代謝産物。有害なので尿素に変えて体外に排出されるものですが、それを栄養源にしてしまう「リサイクル菌」なのだそうです。

【免疫力を示すインターフェロンαが普通の4倍以上】
インターフェロンの血中濃度は普通の人で5000単位くらい。どころが超小食の人ではそれが1万2000~2万単位。免疫のしくみで重要な役割を担うマクロファージが、食べ物の栄養処理も引き受けているため、大食や過食を続けると免疫力が落ちるといわれていますが、小食の場合はその逆でマクロファージが免疫力強化に注力できる、ということのようです。

【現代栄養学では説明がつかない】
鉄が不足すると血中のヘモグロビンが減少し、貧血になる。たんぱく質が不足すると血中アルブミン濃度が低下する。栄養学のいわば常識ですが、超小食では鉄もたんぱく質もほとんど採っていないのに、これらの数値は一般の人と変わらないそうです。栄養学では説明がつかず、現在も継続して調査中とのことです。

私たちの生活実感からは想像もつかない「超小食」ですが、人間の体には科学では解明できてない「生きるためのメカニズム」まだたくさん秘められているようです。見方を変えれば、現代人は豊かな生活の中で「人間の生きる力」の多くを失ってきている、ともいえるかもしれません。
 

<転載終わり>

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 森さんのお話しはザ・フナイや船井幸雄.com、にんげんクラブ全国大会でお聞きしましたが、 とても信じられるような食生活ではありません。生の野菜ジュース1杯で生きていけるとは本当にびっくりです。究極の省エネ体質ということになります。ロシアでは土だけを何十年も食べているおばあさんや、20年間何も食べないインドのおじいさんの話しもありますので、人間とは常識を超えることも可能ということですね。私は日月神示の道を歩むようになって3年半になりますが、肉は止めました。卵や牛乳もほとんど摂りません。魚はいただきますが、週に1回くらいです。ほとんど毎日ひふみ米とひふみ野菜です。油揚げや豆腐はいただきます。ダシはこんぶが主です。あとは野菜からのダシになります。

 *今日はface bookで知り合った方の紹介で、FB自然栽培コミュニティのセミナーに参加しました。浦安の公民館で開催されましたが、地元のお母さん方を中心に、50名くらい集まりました。自然栽培の理論と実践のお話しを聴くことができ、大変勉強になりました。自然栽培ですので、無農薬・無肥料栽培となります。私の農法も80%は無農薬・無肥料栽培ですので、自然栽培のカテゴリに入るかと思います。講師の方が、肥料を与えると虫が発生するといわれていましたので、私たちの考えと同じことを言われていました。ウチのひふみ農園には、虫はたくさんいますが、野菜はあまり食べません。よく分かってくれていますね(笑)。自然栽培の方も、虫は取って、駆除すると言われていましたが、そこはひふみ農園とは違うなと思いました。ひふみ農園は虫がいても、駆除はしません。キャベツや小松菜食い放題にしてあります。また、虫にも野菜と同じように、おはようと声を掛けます(笑)。一般的には虫を駆除しない農法などありえないと言われると思いますが、長い目で見れば、結局はその方が虫食いは少ないと思います。虫たちは結構健気に生きてるものですよ(笑)。かわいいもんです。なので、トラクターを掛ける前には、虫たちにトラクターを掛けるので、逃げてねと言っておきます。馬鹿だと思われるかもしれませんが。

 

・るいネット


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「私たちは既に、放射性物質を取り込んでいる。」るいネット

2012-02-06 06:07:46 | 政治・社会

<るいネットより記事転載>

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「私たちは既に、放射性物質を取り込んでいる。」

3.11の東北大震災、福島第一原子力発電所の事故から11ヶ月。
私たちは例え東北、関東に住んでいなくとも既に放射性物質を体内に取り込んでいる可能性が高いということを受け入れる必要がある。

事例1)鹿児島産の養殖カンパチからセシウムを検出 リンク
事例2)鹿児島産の鰹節からセシウム検出 リンク
事例3)沖縄で出された給食のエリンギからセシウム検出 リンク

本州から離れた九州・沖縄でさえも、食品から放射性物質が検出されている。
「沖縄にいるから」「○○産だから」は、もはや何のアテにもならない。

今や食品は、生鮮であれ加工であれ日本や世界各地の様々なものから作られ、私たちの口に運ばれている。
例えば養殖マグロであっても、海水・餌・マグロを囲う網・魚を切る材料・切り身を保存するトレー・輸送トラック・・・我々の口に入るまでのあらゆる段階で放射性物質が入り込む可能性を秘めている。


この状況を前に、私たちがすべきことは何か?


防御策を講じることも勿論1つだが、それ以上に重要なのは「放射性物質は既に私たちの体内に入っている」という状況を受け入れて「どうする?」を考えることではないだろうか。
例えばここるいネットにも、これまで様々な「どうする?」が投稿されてきた。

・放射能汚染から身を守る為の知恵~塩、味噌が身を守る! 247376
・原子爆弾傷、特に放射能症の民間療法「伝承の英智」~埋もれた医療~1 255292
・原子爆弾傷、特に放射能症の民間療法「伝承の英智」~埋もれた医療~2 255293
・どうしたらいいか?追求している人が増えている→「放射能から体を守る食べ物」 254688
・共鳴原子力電池と光合成細菌~放射性物質無害化のメカニズム 254648
・微生物による放射性物質の無害化は可能なのか? 254586
・追求お題『この食品が放射線から身を守る3つの視点』 msg:リンク
・「この食べ物が放射能から身を守る」~まとめ~要点と留意点 リンク
・乳酸菌は土壌の放射性物質を無効化するのか実験してみます!! 253158
・農産物を積極的に生産することで、放射線から環境を守る! 252803
・放射線から身を守るために、緑茶の効能 252625
・【放射能対策】米のとぎ汁で乳酸菌を培養してみました☆① 251725
・【放射能対策】米のとぎ汁で乳酸菌を培養してみました☆② 251726
・微生物を利用した発酵食品が放射線障害から身を守る 1 249516
・微生物を利用した発酵食品が放射線障害から身を守る 2 249517


これらの調査・投稿を活かしていくためにも、まずは「放射性物質は既に私たちの体内に入っている」状況を受け入れていく必要がある。

<転載終わり>

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 昨年の4月11日、12日に福島の原発20Km地点の機動隊のバリケードまで行って計測した際には、地上1mでは2.65μSvでしたが、9月5日では1.5μSv、11月29日には0.4μSvと1/6まで下がっていました。地面でも0.4とほとんど同じ数字でした。ですので、福島の線量はかなり低くなっています。実際に行って、自分で計測することをお勧めします。自分で測れば事実が判りますので。

 また、昨年の5月25日、26日に高島ヤス先生と四国の高松に行った時には、0.15~1.2μSvと福島と同じくらいだったのが印象的でした。二人共、顔を合わせてでビックリしました(笑)。多少の差異はありますが、日本全国概ね同じ程度ということかも知れません。

 というか、そもそも、それ以前の1950年代、1960年代のアメリカやソ連、中国の核実験によって、日本列島は放射能汚染されているということです。福島原発事故と同じかそれ以上の放射能が、アメリカやソ連、中国の核実験で飛んで来ていたそうです。ただ、「たまゆらPremium」に連載中の浜野さんの記事によると、日本人の平均寿命は1950、1960年くらいからいきなり伸びて来ているというのは、面白い事実だと思いました。

 更に、今宇宙から高い線量の放射線が地球に来ているとのことです。ですので、日本だけでなく、世界中の人々が放射線に晒されているということになります。

 私は高校の夏休みの自由課題で、放射線を浴びたスイートピーの種の生育実験をやりました。放射線を浴びたスイートピーがどんなに変化するのか、とても楽しみだったのですが、普通と変わらないかわいいスイートピーに育ちました。別に何の変化も無かったので、レポートを作成するにも困りました。突然枯れてしまったとか、花が異様に小さいとか、何か変化があれば、レポートが書きやすかったのですが、何も変化がなかったので、正直拍子抜けでした。結局、「特別な変化はなかった」という結論になりました。がっかりです。また、スイートピーが元気だったかどうかも、よく覚えていませんが、たぶん普通だったと思います。

 今、放射能はとても危険で今後日本人にはガンや心臓病などの病気が多くなると考えている人が、日本では95%だそうです。別に平気、という人は5%と極少数派だそうです。なので、全国のラジウムやラドン温泉施設はガラガラだそうです(あいのやま温泉はいつも混んでますが)。いずれにしても、5年、10年、20年もすれば結果が出ますので、それから総括的な結論が出されるということになるのだと思います。

 ただ、私個人の経験としては、スイートピーの実験でも別に何の変化も無かったし、週に2回以上通っている赤城のあいのやまのラジウム放射能温泉に入っても、異常に温まり、体調が良くなるので、自分の動物的な勘としては、身体には良いのではないかと感じています。1950年代から日本人の平均寿命が異常に伸びていますし、福島に3回行って計測してみた体験から総合的に考えると、「適度な放射線は人間には良い影響を与える。」と、現時点では結論付けています。これは私の2012年2月時点での結論です。もちろん色々な考えがあって当然ですが、マスコミや人の意見を真に受けるのではなく、自分で考えたほうが、後々自分が納得できます。自分が決めたことなら、仕方ないですが、他人の意見を鵜呑みにすると、あとで後悔することもありますので、自分で決めるということが大事だと思います。

 1月28日の新富士での講演会で中矢代表が言われていた「六城ラヂウム」から放射能の石の粒と、敷布団の上に敷く放射能マットを買いました。2μSvくらい放射していますので、そこそこ効くと思います。農業で膝や腰が少し痛いので、どうなるか楽しみです。その後ブレスライトも試してみます(以前2つ買いました)。結果はまた報告します。

 *ひふみ農園赤城ではビニールハウス(パイプハウス)を建設中です。骨組は大体完成したので、明日からビニールを張る作業になります。ハウスが完成すれば、4月に収穫できる小松菜や二十日大根、人参、大根などを栽培する予定です。また、夏野菜の苗も作り始めます。ハウスでは重油などを使わず、ただ単に太陽光を効率的に使用するだけにします。また、トマトは雨に当たると割れてしまいますので、どうしてもハウスは必要になります。冬の寒い時でも、ハウスの中なら温室ですので、ぬくぬくです(笑)。作業も少しはラクになりますね。明日も野菜セットの出荷がありますので、早朝には東京を出たいと思います。また、明日から、農園の近くに購入した中古の一戸建てに入れますので、掃除などをしたいと考えています。かなり綺麗なので、オーナーの皆さんにも泊まっていただければと思います。農園の近くの12月からオープンした一戸建ては、「ひふみ邸(またはK邸)」と呼んでいます。明日から住むことになる家は、藤沢川という7mくらいの川沿いにあるので、リバーサイドと呼ぶことにしました(笑)。オーナーさんをはじめ、チーム関東、チーム関西の皆さんも一度泊まりに来てください。人参や白菜、大根のサラダや、ジャガイモや大根、ごぼうの鍋、人参やピーマン、ナス、新玉ねぎの串揚げなどを私が作りますよ。以前東京の一ツ橋学園駅前でお店をやってましたので、料理はできますよ。(その時はマスターと呼ばれてました。 笑)。お待ちしてます。

 

・るいネット


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共同体社会の実現に向けてー19 ~実現論序5.破局後の経済は?その時、秩序は維持できるのか?

2012-02-05 10:40:56 | 政治・社会

<日本を守るに右も左もないより転載>

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共同体社会の実現に向けてー19 ~実現論序5.破局後の経済は?その時、秩序は維持できるのか?(その4)~


みなさんこんにちは。寒波が続いていますが、体調のほうはいかがですか? まだまだ続く各地の地震や近い将来の大地震予測、放射能拡散、ウイルス・・・さらには金融不安など、外圧の厳しさが直撃し、その勢いが止まらない感じですね。この記事が、このような多様な外圧を乗り越える一助になるよう仲間と一緒に頑張っていますので、応援よろしくお願いします。
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さて、ここ3回の記事では、破局前夜ともいえる現在の経済状況と破局に至る過程を予測し、その背後にある金貸しの思惑を探ってきました。

まず『目前まで迫ってきた国債暴落』リンク)では、3.11大震災、原発事故を経て今、国債暴落が迫ってきている危機的状況を押さえ、その背後にある、日本国債も含めた世界中の国債を暴落させたうえで全世界一斉に新紙幣に切り替えようとする金貸し勢の企てを探り、

次に『国債暴落リセット後の世界経済』リンク)では、米国債デフォルトを引き金にした超インフレ→新紙幣発行に至る過程を予測しました。金貸したちは、18世紀初頭前後の貧困を再現し、私権欠乏を原動力にした市場社会の再構築を狙っているのではないか!という仮説でしたね。

そして前回『金貸し勢の甘い読み』リンク)では、金貸しにとっての「打ち出の小槌」である中央銀行制度を手放さないまま、ギリギリのところで秩序崩壊は逃れるだろうと読んでいる、彼らの甘さを切開しました。

続いて今回は『秩序崩壊し、壊滅してゆく個人主義国家』と題して、米中をはじめとした個人主義国家は崩壊不可避であること、そしてその崩壊過程を大胆に予測していきます!
【秩序崩壊し、壊滅してゆく個人主義国家】
旧国債も旧紙幣も紙クズとなったリセット以降、食糧価格が2倍~5倍に高騰しているなかで、果たして秩序は維持できるのだろうか?
それは、新紙幣と食糧配給制という新秩序が信認されるかどうかにかかっているが、それは各国の国民性or民族性による。

日本をはじめ、東南アジアや南米やアフリカ、あるいは欧州やロシアの一部etc、共同体質が比較的残存している国々or民族は、政府の食糧供出令と配給制に従うだろう。従って、秩序が維持される可能性が高い。

しかし、米・中をはじめ、欧州やロシアの過半etc、骨の髄まで個人主義に染まり共同体質がほとんど残存していない国々or民族の場合、農家の過半が供出に応じず、流通業者の大半が買占めに走る可能性が高い。従って、食糧不足による大暴動は必至となる。
 
危機的状況に陥ったとき、秩序が保たれるのか、崩壊するのか?・・・それは 「共同体質が残存しているか、崩壊してしまっているか?」がキーポイントになります。
始源人類その全ては皆、共認=共同体意識に依拠することで生き延びてきたのですが、しかし現在、共同体質を失った民族と残存している民族に分かれたのは何故でしょうか?・・・時代を遡ってその特徴を見ていきましょう。

■ヨーロッパ
ヨーロッパではほとんどが個人主義に染まってしまっており、共同体質崩壊組の代表格と言えるでしょう。その特徴は。。。
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・気温が低く土壌が貧弱で農業生産力に乏しい。
・食糧資源等の争奪を歴史的に繰り返し、皆殺しも頻発。生き残ったとしても奴隷となる。
支配者層と被支配者層からなる明確な序列社会が形成された。
→共同体はとことん破壊される。
→救われない民衆はキリスト教に救いを求める。現実での充足ではなく「神との契約」という架空観念により代償充足を得るしかなかった。
支配者層は、私益獲得、民衆支配を正当化するため、自由・平等などの支配観念を捏造。
・絶対王政の打倒等、絶対的な支配層の力が衰弱した後、民衆は私権獲得の可能性が開かれ、私権闘争に明け暮れる。
(註:王や貴族に代わり、金貸しが市場の背後で支配しているという構造は、王政時の序列支配体制とその構造は変わっていない)
→自由・平等・個人などの現実とはかけ離れた架空観念で私権闘争を正当化し、骨の随まで個人主義に染まる事になる。

■日本、東南アジアなど
ヨーロッパとは違い、気候は温暖で水資源も豊富、食糧生産力が高く豊かだという特徴あり。これらの地域では、共同体質がかなり残されています。その特徴は。。。
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・食糧が豊かなため、争いが少ない。起こったとしても皆殺しは少なく、服属の関係を結ぶ。
・支配・服属という形で、勝者も敗者もその氏族集団は残存し、その共同体質が受け継がれる基盤が残り続けた。
架空観念は必要なく、共同体の中での共認充足や現実課題に取り組む中での充足に満たされているため、共同体質は残存する。
→ヨーロッパから近代思想が入ってきても、心のどこかに違和感を感じる。また、民族の規範やつながりも強く残っているため、個人中心の近代思想には染まりにくい土壌があった。

■イスラム
砂漠地帯が多く、豊かとは言えませんが、ここも共同体質が残っている地域です。その特徴は。。。
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・砂漠なので、そもそも生存圧力が高い。生きていくための現実の圧力が高く、必然的にお互いの協力が必要となる。
・イスラム教を信仰。架空観念ではなく、日常的な規範をひたすら守る教え。
・他地域との交易により繁栄する(ex.シルクロード)。市場社会では私益追求に収束しがちだが、イスラム教の生活規範がそれを抑制。
→結果として共同体質が残存。

■中国
大国です。多くの地方は農村で、共同体質も残っていそうです。一方で都市では市場が発達し、また暴動も頻発し、共同体質は崩壊しているようです。その特徴は。。。
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・土地は豊か。食糧も豊かだが、周辺の遊牧民族の侵略に常に脅かされる。
・遊牧系騎馬民族が国家を形成、支配。国家が広大なため、法治主義と官僚制度による統治。ただし民衆への支配強制力は弱く、氏族集団が残存。
・遊牧民族の侵入や、統一王朝の弱体化による国家の分裂で戦乱が頻発するなど、民衆は安定した生活ができないため、集団単位で移民を繰り返す。集団内の結束は強いが、周りに対しては問答無用。
・結果として「支配層」「移民層」「共同体層」の3層構造となるが、現代の中国で中心的な位置にいる都市住民層は「支配層」「移民層」がほとんどのため、共同体質は薄い。

とりわけアメリカは、禁酒法の下で密造業者=マフィアが繁殖したような国である。従って、闇市場が蔓延り、食糧不足に陥った人々が暴動→略奪に走るのは必至であるが、その暴動→略奪の規模は、金貸し勢(とりわけディビット・ロックフェラー)が準備しているようなFEMA程度で鎮圧できるものではなく、軍の出動が不可避となる。

しかし軍は、同胞を銃撃するような教育は受けていないので、射殺命令は貫徹されず、なかには大衆側に寝返る部隊も出てくる。他方、暴動・略奪集団も当然武装し、鉄道や送電線etc、もっとも弱い環を破壊してゆく。そうなると、軍の力をもってしても制圧できなくなり、逆に食糧不足に陥った軍が崩壊し、各部隊そのものが略奪集団化してゆく。

かくして、至る所で殺し合いが発生し、アメリカは数百万→数万→数百の略奪集団が割拠する無法地帯と化し、リセットから三年後には人口は 1/5に激減しているだろう。

禁酒法を堂々と破って闇酒を売りさばき、私腹を肥やそうという輩がまかり通る国=アメリカ。このような国が秩序を維持できるのでしょうか?・・・アメリカの混乱を、さらに詳しく予測してみましょう。

■「自由の国」アメリカの崩壊過程

リセットによる暴動→略奪を予測しているロックフェラーは、FEMAリンク)によって、アメリカの秩序を維持しようとしているようです。
確かに、有事においては、エネルギー・食料・運輸・労働力など、ほとんどの権限を委譲できることになっていますが、平時ならともかく、未曾有の混乱時にこうした権限が機能するとは到底思えません。現在すでに極度の貧困状態にあるアメリカ国民ですから、リセットによる食料暴騰には我慢できず、たやすく暴徒化し、政府=FEMAの言う事など聞かなくなるのは自明です。

ですから、やはり米軍の出動が必要となるでしょう。
しかし、米軍といっても、アメリカ国民のために任務を遂行する部隊という体裁ではすでになく、ハリバートン(リンク)や、ブラックウォーターUSA(リンク)に代表されるような、戦争を食い物にする企業にすり替わっています。
前線に立つのはカネで雇われた傭兵なので、彼らのなかには『同胞』という本源的な意識や『愛国心』など活力に繋がるような概念はありません。
ですから、暴徒化した大衆に向けて、さほど抵抗無く発砲する可能性もあるかもしれません。

一方の大衆側も、おとなしく殺されはしないでしょう。なにしろ個人主義の国ですから、自分の身は自分の手で守るために動くのでしょう。
例えばアメリカでは、2011年だけで1,080万丁もの銃が売れました。これは、世界でもっとも大きな14の軍隊を併せて、そのすべての現役軍人が所持している銃の数より多いのです。(参照:経済崩壊に備えて銃を買うアメリカ人
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(画像はこちらよりお借りしました)

★かくしてアメリカは、予想以上に早く、かつ大規模に秩序崩壊してゆくと考えておいたほうが良さそうです。

また、中国は現在でも暴動が頻発しており、食糧3倍~5倍で秩序が維持できるわけもなく、アメリカ以上に暴動殺し合いが激化し、人口が1/10に激減している可能性も充分にある。

しかも、秩序崩壊するのは米・中だけではない。おそらく、欧州やロシアの半分、さらにアジアや南米やアフリカの一部でも崩壊する国が、
次々と出てくるだろう。

 

それでは、現代の中国の様子を見ておきましょう。・・・以下は、昨年報道された事件のほんの一部です。

■「暴動国家」中国

官憲の横暴に抗議
・広東省広州市で露天商に対する治安当局員の暴力をきっかけに1,000人を越える出稼ぎ労働者の暴動発生。警察の武装車両などが出動。

路上取締まり職員に抗議
・貴州省で違法駐輪取締まりの際の暴力に抗議して暴動発生。数千人が車両破壊や放火、トラックで幹線道路を封鎖

賃金不払い抗議
・広東省潮州で、陶磁器工場で働く出稼ぎ労働者が政府系ビルを攻撃、車両に火をつける暴動が発生。

土地収用に抵抗
・広東省中山市で当局が住民に対する補償なしで土地を売却したことへの抗議から、農村住民が工業団地を襲撃

増税抗議
・浙江省湖州市で、零細企業に対する一方的な増税に数千人が反発。公安の車両が焼き打ちに遭うなど、負傷、死者が出た。

村の共産党幹部に抗議
・広東省東海鎮烏坎村の村民が、幹部の不正に抗議。暴動の首謀者を逮捕した警察に対し釈放を求めた8,000人デモ

日系企業に対するストライキ
・日立製作所子会社の深セン市工場で、1000人規模のストライキが続く。警察隊が工場に突入し、労働者と激突。

モンゴル族の反政府デモ
・内モンゴル自治区で、当局が出動させた300人以上の暴動防止警察と、抗議活動を始めた遊牧民と学生数百人が衝突し、40人以上が逮捕。

チベット族の反政府暴動
・四川省カンゼ・チベット族自治州セルタ県でチベット族住民が反政府暴動。住民1人死亡、1人負傷、警官14人負傷。

ウィグル族の反政府暴動
・新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で商店破壊、車への放火など、独立を求める3,000人規模の暴動発生。警察官や市民、129人が死亡、武装警察3万人以上が投入された。

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土地収用を巡るトラブルや暴動は全国で年間10万件以上あるとも言われています。大半が、土地を収用した役所が開発業者に転売、その差額の一部を収賄あるいは闇カジノで儲けるといった、構造汚職につながっている様です。

その他、環境汚染、低賃金などの不満を地方自治体の役人にぶつける小規模なデモも頻発。

 

また、これまでの農村部における強制土地収用への抗議暴動に代わって、最近は当局の横暴や市民権利侵害への抗議が急増し、都市部にも広がっているようです。
そして最近は、派手な騒乱が相次いでおり、市民の怒りが沸点に達していることの表れとみなす報道が急増しています。
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★最後に、今回記事の重要ポイントを簡単に整理しておきますね。

1.個人主義国家は崩壊不可避!
米中を始め、個人主義がはびこる国々は、経済破局の状況では、秩序が維持できるとは考えにくい。
2.共同体質だけが、秩序維持の可能性!
日本を始め、共同体質が比較的残存しているところだけが、危機的状況に陥っても何とか、社会秩序を維持して乗り越えていく可能性がある。

という点が重要です。そして、米中などの個人主義国家の崩壊過程を予測しました。

しかし現在、日本でも個人主義を是とする自己中がはびこり、共同体質が失われつつあります。さらに政治家も官僚もマスコミも学者連中も、その多くが個人主義の権化とも言える金貸しの息がかかってもいます。・・・そんな状況で本当にこの日本に可能性はあるのでしょうか?

・・・あるハズです。・・・いや、あります!

その可能性とは、

  ・ 事実を求める大衆の意識の中に。
  ・市場がドン底にある中でも活力もって上昇基調にある 共同体的企業群に。
  ・そして的確に 歴史構造を解明し、次代を予測するため、新しい認識を構築しようとしている人々の中に、見い出せます。

そして、彼らには 「新勢力」と呼ぶにふさわしい勢い、活力も備えていると感じます。

 

<転載終わり>

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 この記事はとてもよくまとまっていると思います。今後、個人主義国家であるアメリカや欧州、中国は滅んでいくだろうというものです。反対に東南アジアや日本、イスラム国家、ロシアの一部には、まだ共同体の意識が残っているため、存続するだろうと言ってます。正にそのように思います。

 食べ物やお金がそこそこあって、原油や天然ガスなどのエネルギーにも不自由しない時代は、アメリカや中国のような自己中国家であっても崩壊することなく存続していけるが、食糧が高騰し、失業率も高く、年収も減るだろうと予測されているこれからの時代では、米中などの自己中国家は、崩壊していく運命にあるとのことです。

 ある程度人間は助け合ったり、譲り合わなければ生きていけません。地震と津波の大災害にもかかわらず、冷静に、他人を思いやる行動をとった東北の方々を真似ることは、容易ではないと思います。

*昨日は日本弥栄の会神社巡りサークル「チーム関東」の皆さんと、熱海の隣の来宮神社に参拝しました。東京や埼玉、神奈川の方が多かったですが、群馬からも数名参加してくださいました。恒例の30名全員による「ひふみ祝詞」の奏上は圧巻でした。今回はひふみ農園赤城のSさんのリードで奏上しました。その後、リーダーの中野のSさんから、古代より伝わる「アワ歌」を教わり、皆で歌いました。簡単なメロディーですが、とても穏やかで、高貴な感じのする歌でした。

 その後は、皆で「わの舞」を踊りました。最近は皆、かなり上達したように思いますが、私はどうも上手く踊れません(笑)。わの舞はバレエの要素が入っているのでつま先の動きが大事なのですが、私は合気道をやっているのでどうしてもすり足になってしまいます。日舞は合気道と同じ動作なのでやりやすいのですが、バレエは難しいです。今後も地道に練習したいと思います。

 

・日本を守るのに右も左もない

 


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ひふみ第3農園のトンネル張り

2012-02-04 07:39:43 | 日月神示の実践

<カニのブログより転載>

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今日は出荷が忙しかったです
でも、こんな立派な白菜を1/4送ったり、そのほか人参、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜(大松菜)などを送っています
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さらに今日はとても穏やかな日だったので、第3農園の人参くんとタマネギにトンネルを張りました
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人参、タマネギもこれまで強風にさらされ、また陽が当たらないような悪条件の中、健気に頑張っていました
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こんなふうにトンネルを張ることで、元気に成長して欲しいです

<転載終わり>

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 昨日は野菜セットの出荷がたくさんあったので、かなり忙しかったです。今の旬は白菜です。昨年の9月に種を蒔いたのですが、たった1gの種が今では2Kgに成長してくれました。この過程を見て来たものにとっては、まさに感無量といったところです。お客様から美味しいといっていただけることが一番の励みになります。寒い中での収穫はなかなか大変ですが、美味しい野菜に育ってくれると思えば、元気も出ます。

 昨日のお任せ野菜セットは、白菜と人参、大根、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、スティックブロッコリー、キャベツ、長ネギになります。来月には、新玉ねぎやエシャレットが旬を迎えます。今月末にはジャガイモの植え付けや、トマト、ナスなどの夏野菜の苗作りが始まります。ひふみ農園には農閑期はありませんので、お陰さまでいつも忙しいです(笑)。

 いつも忙しくしていますが、今日はチーム関東の神社巡りの日ですので、皆で熱海まで行きます。JR伊東線で隣の駅にある来宮(きのみや)神社に皆で参拝させていただきます。船井会長のお住まいの近くの神社です。

 ひふみ農園のAさんとSさんは、お昼に熱海で海鮮丼や干物を食べるといってましたので、朝6時に出発したと思います。Aさんは懇親会の後、川越の会員さんと熱海の旅館に泊まるそうです。せっかく熱海に行くのだから、旅館でゆっくりしたいところですが、私は夕方から打ち合わせが入っているので、残念ながら帰ります。湘南新宿ラインで新宿から2時間弱です。踊り子号やこだまならもっと早く着きます。

 来週の11日にはひふみ友の会会員限定の講演会が、鎌倉で開催されます。中矢代表とエクボの清水社長の講演会です。皆で鶴岡八幡宮を参拝しますので、こちらも楽しみです。また、2月25日には大阪で中矢代表と前世リーディングの高橋義則さんのコラボがあります。私も参加させていただきます。一昨年、高橋義則さんに東京でリーディングをしていただきましたが、とてもリアルにその時の状況を教えてくれます。どんな服装をして、そんな家に住んでいてまで見えるそうです。私にとってはリーディングしていただき、納得するところがたくさんありました。

 チーム関西の皆さん、25日の大阪講演会でまたお会いしましょう。そして3月24日の枚岡神社への参拝や、ひふみ農園丹波篠山(ささやま)について楽しくお話ししましょう。よろしくお願いします。

 

 

・カニのブログ

 

 


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「ひふみ農園赤城の野菜」ひふみ農園Jr.

2012-02-03 07:50:51 | 日月神示の実践

<ひふみ農園Jr.より転載>

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みなさん、こんにちは。
ひふみ農園Jr.(ジュニア)です。

昨年秋、「ひふみ農園赤城」に行ったときに、
キャベツとカリフラワーとハクサイの画像を撮りました。

いま見直してみると、
葉っぱが丸く開いていて、のびのび育っているように思えます。

まずキャベツ、
P1060528_re

カリフラワー、
P1060532_re_2

ハクサイ、と。
しばってこの大きさですから、開いているときは
相当なものです。
P1060494_re

愛情をもって育てられたのだと思います。

実際に食べてみると、
野菜の“味”を感じますよ。

日本弥栄の会会員様向けにお分けしています。

どうぞお試しください。

 

“モノ言う野菜つくり隊”一同

 

 

<転載終わり>

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 ひふみ農園Jr.さんに赤城の野菜の様子をご紹介していただいています。無農薬、無化学肥料、ほぼ無肥料にもかかわらず、ウチの野菜はとても大きく育っています。無肥料だと、普通は大きく育ちませんが、お陰さまでひふみ農法でかなり大きく育ってくれてます。かわいいものですね。AさんやSさん、Y君が手塩にかけて育てていますので、野菜ものびのびしているように感じます(笑)。

 

 一昨日福島のWさんと、春からスタートするひふみ農園福島の打ち合わせで東光社さんに行ってきました。いよいよ福島でひふみ農園が始まりますので、東北や関東の皆さんは是非ご参加ください。田植えや稲刈りなどのイベントもやりますので、ご家族で参加するのもよいと思います。放射線は0.15μSv~0.4μSvくらいですので問題ない数値です。

 近くにラジウムの放射能温泉がありますので、最高です。とにかく温まりますし、肌もすべすべになります。

 

 また、丹波篠山の方も進んでいます。農園は篠山口駅から車で10分くらいのところにあります。高台にあるのでとても眺めがいいです。まるで「まんが日本昔話し」に出てくるような古民家もあります。それをリニューアルしていますので、とてもモダンな造りになっています。今月にも再度訪問して、地主さんと打ち合わせをする予定です。ひふみ農園丹波は当面は私の方で実習会を開催する予定です。ひふみ農園福島と丹波については、3月号か4月号のたまゆらに同封されるチラシで案内しますので、どうそご期待ください。

 

 

 

・ひふみ農園Jr.


 


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悪夢の『新帝国循環』シナリオが迫る、われら国民は目覚めよ!

2012-02-02 22:15:18 | 政治・社会

<新ベンチャー革命より転載>

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3.11事件からもうすぐ一周忌:悪夢の『新帝国循環』シナリオが迫る、われら国民は目覚めよ!

 
1.日本を代表する銀行大手が日本国債暴落を予想:日本は破産するのか!
 
 201222日の朝日新聞は、三菱UFJ銀行が近未来に日本国債暴落が起きる事態を想定した危機シナリオを策定していると唐突に報道しています(注1)。筆者はこのような報道があるのではないかと前々から予想していましたので、キター!と感じました。
 
 ところで、三菱UFJグループは国際金融機関モルガン・スタンレーと提携していますが、日本のメガバンクの多くは半分、外資に乗っ取られていると見てよいでしょう。
 
 このような記事が唐突に出るのは、実に奇怪です、なぜなら、このような記事を読んだ日本の富裕層で日本国債(または関連金融商品)を大量に保有している人は不安に駆られて、国債を手放そうとするはずです。つまり、国債売り手のメガバンクが、国債を保有する日本国民に国債を手放すよう誘導していることを意味します。国債暴落で一番困るのは悪名高い財務省ですが、三菱UFJが財務省の暗黙の了解なしに、このような情報をマスコミに流すはずがありません。
 
 本ブログでは、このニュースを流すマスコミも、国債を仕切る財務省もともに、悪徳ペンタゴン日本人勢力とみなしています。したがって、上記朝日報道には間違いなく、何らかの企みがあると信じます。
 
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人勢力および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
2.消費増税に血道を上げる財務省のプロパガンダか
 
 今、野田政権の背後に控えて、消費増税に血道を上げているのが財務省であることは子供でも知っています。
 
 上記、朝日の記事には日本政府の借金が1000兆円あると書かれていますので、早く消費税を上げて借金を減らさないと、そのうち国債が暴落して、日本は破産するぞとオオカミ少年よろしく、お人好し国民を煽っているのでしょうか。
 
 今の日本でメガバンクに勧められて国債を買っているのは、先祖代々の農地を売ってベラボーな不労所得を得た元大地主の富裕層などで、一般的には、国際金融に疎いお人好しであり、お年寄りです。こういう国民は地元の取引銀行の営業マンにヨイショされて国債を買わされているはずです。しかしながら、こういう国民は国債が危ないと銀行営業マンから囁かれれば、すぐに売ってしまうはずです、難しいことは何にもわかりませんから、銀行マンの言いなりです。
 
 財務省や野田政権が国民向け増税プロパガンダをやる際、まず国の借金1000兆円プロパガンダに精を出しますが、下手すると、上記のように国債暴落の話に行き着いてしまうわけで、増税推進勢力としては痛しかゆしです。
 
 それでは、財務省は国債暴落のリスクを国民に宣伝してまで国家危機を煽って消費増税を何がなんでも実現させたいのでしょうか、それなら、なんと殊勝な心がけでしょうか、財務省官僚たちは・・・。
 
3.3.11事件直後、円相場暴騰のなぜ?
 
 ところで、本ブログが今もって、もっとも疑問に思い続けていること、それは2011年の3.11事件発生直後から、被害規模も判明していないにもかかわらず、猛烈な円買い現象が勃発した事実です。普通の人間の感覚なら、M9規模の千年に1度の大地震・大津波に日本が襲われたら、日本経済が麻痺して大不況になるし、天文学的復興費用が発生するわけですから、猛烈な円売り(日本売り)が起きるはずです、ところが、実際は真逆の現象が起きています。にもかかわらず、悪徳ペンタゴン・マスコミはこの現象の不可解さに全く触れませんし、悪徳ペンタゴン主導の日本政府も全く触れません。マスコミがこの話題に触れないので、多くの国民も疑問を持たないようです、悔しながら・・・。
 
 そこで、本ブログではこの珍現象についてすでに取り上げています(注2、注3)。3.11事件以降、猛烈な円買いに対処するため、日銀は100兆円規模の膨大な円売りドル買いオペをやったわけです、すなわち、3.11事件直後から猛烈な円買いをした主の手元には膨大な円が残っているわけです。その主とは、上記、三菱UFJと提携しているモルガン・スタンレーなど国際金融機関とのことです(注4)。
 
 そこで本ブログの見方、それは『新帝国循環』という仕掛けが起こされているというものです(注3)。簡単に言えば、3.11事件で日本国民がパニックになっているスキを突いて、われら国民資産(円資産)が何者かに合法的に奪われているということです。国際金融機関はその行為に協力しているわけです。
 
4.国際金融資本による日本買いが始まる
 
 上記の『新帝国循環』という仕掛けの結果、猛烈な円買いを行なった国際金融機関の手元に膨大な円が溜まりますので、そのうち、彼らは日本の円資産(日本企業の株、日本の不動産、日本の円建て金融商品)の買いに入ると読むことができます、本ブログでは3.11事件以降の超円高の際に、そう読みました。
 
 そして今、本ブログの読みどおりの現象がおき始めています。彼らは過去、小泉・竹中政権時代に起きた『新帝国循環』の際、すでに日本企業株や不動産を買いあさってきましたので、今回は日本国債に手を出し始めています。その証拠に外資の保有比率の低いと言われてきた日本国債は2011年末時点で、保有率が8.2%まで上昇しているようです(注5)。
 
 日銀が、円買いを行なった国際金融機関から買い取った膨大な米ドルが、結局、米国債購入に化けたのなら、米国政府がそれを日本政府に返済しない限り、『新帝国循環』の法則に従って、結局、われら国民の円資産によって、わが日本の国富が外資に買い取られるという世にも悲惨な現象が起きるのです(注6)。財政破綻寸前の米国政府に対日ドル債務返済能力があるはずもありませんから、この悲惨な現象が日本で起きています。
 
5.外資による日本乗っ取りが始まる
 
 上記、悪徳ペンタゴン朝日新聞記事にて、日本国債を保有するお人好し国民へのプロパガンダが始まったわけです。近未来、日本国債が暴落するぞと、日本を代表するメガバンクが匂わせたら、お人好し富裕層は日本国債を売りに出すでしょう。
 
 すかさず、大量の円を持て余している外資が買いに入るわけです。このような国債売買プロセスが続けば、日本国債海外保有比率はさらに上昇します。ズバリ、われらの円資産で、日本が外資に買われるという世にも悲惨な現象が起き始めるのです(注6)。
 
6.日本はギリシャの二の舞にされる危険あり
 
 国際金融に多少の知識のある日本国民は、ギリシャ破綻危機のニュースを聞いて、日本が先進国ではGDP比にて世界一の借金大国であっても、日本だけは大丈夫と思っていました。なぜなら、日本国債は世界一、国内保有比率の高い安全国債と認識されてきたからです。
 
 ところが、知らぬ間に、その外資保有比率が上がるのです、しかもわれらの円資産で買われているのです。このように観ると、3.11事件は壮大なる日本乗っ取りのトリガーであったように見えてきます。
 
 大量の円を保有する国際金融機関は日本国債購入の際、リスク回避のため、CDS(Credit Default Swap)と呼ばれる保険商品を同時に買います。借金大国日本の国債はオモテムキ、リスクの高い国債ということになっていますから、日本国債のCDSの利率は結構高くなるでしょう(注7)
 
 そして、近未来、悪徳ペンタゴン・マスコミはギリシャ同様、借金1000兆円の日本は破産する(デフォルト)と大騒ぎさせられます、そして現実に、かつてのアルゼンチンのように日本政府は破産宣言させられ、日本国債のCDSを買っていた外資には膨大な保険金が入って大儲けです。CDSを引き受けさせられた日本のメガバンクは支払い不能となり、その天文学的CDS保険金をラストリゾートである日本政府が立て替えさせられるわけです。そのとき、日本政府が過去、米国政府に貸した米ドル債権(数百兆円)を充てることになります。こうして、米国の巨額対日債務は“合法的に”チャラにさせられます、そして、気づいたら、日本国民の資産はすべて外資の手に渡ってしまっているのです、これこそ、日本に仕掛けられる『新帝国循環』の最終ゴールです。
 
 ところで、CDSというのは世にも恐ろしい保険です、CDSを生命保険に例えると、ある人Aさんに、見知らぬ誰かのBさんが、密かに生命保険を掛けます、そしてAさんが何者かによって殺されたら、Aさんと縁もゆかりもないBさんに多額の保険金が入るのです。
 
これと同様の仕掛けがギリシャ国債で起こっていますから、EU首脳はちっぽけな国家・ギリシャを破綻させられないということです。
 
 われら国民はこのような『新帝国循環』シナリオの危機が迫っていると覚悟しなければなりません。このような悪夢が現実になるなら、長生きしない方が幸せかもしれません、ヤレヤレ・・・。
 
 
<転載終わり>
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 本日の朝日新聞は、三菱UFJ銀行が近未来に日本国債暴落が起きる事態を想定した危機シナリオを策定していると報道しているそうです。大手銀行は国債を売りたいのに、何故自分から日本の国債は暴落すると言うのでしょうか。それでは国債が売れなくなってしまい、銀行も困ってしまうわけですが。その理由をこの記事は推測していますが、概ね当たっているようい思います。大手銀行はCDSによって破綻してしまい、その尻拭いを日本政府がさせられるというストーリーです。そしてアメリカは、日本への借金を合法的に返済したことになってしまうということです。
 
 そもそも、20年前のバブル崩壊後に、暴落した日本のメガバンクや大手企業の株を外資が買ったといわれています。なので銀行や大手企業の株の3割くらいは外資が持っているとのことです。つまり日本のメガバンクは外資の配下にあるそうです。本日朝日新聞に国債暴落の記事が掲載されたということは、この新ベンチャー革命が推測するストーリーが進んでいるということのように思います。
 
 
 
 
 
 
 

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「そして大恐慌が仕組まれる」を読みました

2012-02-01 07:26:04 | 政治・社会

 

 

 

 
商品の詳細
そして大恐慌が仕組まれる 塚澤健二 (単行本 - 2012/1/24)
新品: ¥ 1,680

 
 
 
 船井メディアさんの紹介で、塚澤さんの「そして大恐慌が仕組まれる」を昨日買いましたが、面白いのですぐに読み終えました。朝倉慶さんや副島隆彦さんとも半分は違った見方をされていました。これからは金価格も上昇するが、株や不動産も上がるといわれています。不動産が上がると言ってる人は、今では誰もいません(笑)。(実は先日赤城の不動産を買いました。投機ではなく、住むためです)また、今年の2月、3月に大きな経済的な出来事が起こると予測されています。塚澤さんの観点がユニークなのは、言霊や村山節氏の文明法則などからも経済を見ているということです。私にはとても勉強になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 

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