生まれる前の記憶を、胎内記憶と呼びます。
先日、ベビーマッサージクラスで話題にしたところ、皆さん言葉はご存知でした。
胎内記憶研究の第一人者は、産科医の池川明先生です。
こひつじ君は、自分で選んで私の所に生まれてきてくれたようです。
「雲の上でママをみていたときのこと。」 という池川先生の本に、3歳のころの彼の記憶が書かれています。
二人は幼い時、雲の上での事やおなかの中の事を何度も話していました。
こひつじちゃんは、羽の生えた人をたくさん書いて話をしていました。
「順番待たないとだめって、みんな並んでたでしょ」 (兄)
「そうだっけ」 (妹)
「そう、ちゃんと並ばないとって!」 (兄)
「だって、早くお兄ちゃんに会いたかったから」 (妹)
「急いで行くと危ないって。死んじゃうって。言われたでしょ!」 (兄)
「〇〇は、危なかったんだね」 (妹)
赤ちゃんは、みんないのちの目的を持っているのだそうです。
母親は、赤ちゃんの為にたくさん頑張って、赤ちゃんを守っていかなければと思って子育てします。
でも、赤ちゃんはお母さんのために、伝えたいメッセージがあるから命がけで生まれてくるのだそうです。
流産で亡くなる赤ちゃんのたましいは、お母さんにいのちの大切さを伝えられたらそれで満足、それで嬉しいのだそうです。
子育ては、我慢しなければならないことや、思い通りにならないことだらけです。
でも、私はわが子が命がけで伝えたいと思ったメッセージを受け取ってみたいと思います。
「雲の上でママをみていたときのこと。」
池川クリニック院長 池川明
発行 リヨン社 発売 株式会社二見書房