新聞で、気になる記事を読みました。
妊娠を望むカップルの15%は不妊症です。20代前半で6%、40代前半で64%という調査結果が、米医学雑誌「サイエンス」に掲載されていたそうです。
「いくつまで自然妊娠が可能か」という質問に、36%の女性が、45~60歳と答えたそうです。
正直びっくりしました。
日本は、初潮や避妊などは学校でも教えます。
でも、閉経や不妊症についてはあまり学ぶ場がないのではないかと思いました。
35歳で高齢出産といわれた時代を聞いている私は、45歳で妊娠出産をしたなどの報道がされると、すごいなあと思います。
でも、それは当たり前のことではなく、だれでもが可能な事ではないのでニュースになるのです。
記事を書かれた名古屋市立大産科婦人科の杉浦真由美教授は、
「まれな幸運を自分自身も可能と、のんきに考えているようですが、不妊、流産に直面して初めて後悔する女性はすくなくない」と指摘しています。
また、出産がゴールと考えている妊娠中の女性はとても多いようです。
生むまでよりも、生んでから育てるほうが、ずっとずっと長い道のりで体力も必要です。
妊娠適齢期教育は、学校現場で必要なのではないでしょうか。