Google Art Project(世界の美術館めぐり)で有名な画家の作品が見れることを知って
2012-11-13のブログでルーベンスの作品を紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/hnaka2004jp/e/cdf54ad9bce7c47a52951f0134d50c50
続いてレンブラントの作品を取り込んでPicasaウェブアルバムに登録していったのですが
多すぎて整理が出来ない状況になっています。
先日 姫路市立美術館で国立トレチャコフ美術館所蔵の作品展が3/31まで開催されているという
新聞記事をみてGoogle Art Projectやインターネットからレーピンの作品を集めてみました。
ロシアの画家 イリヤー・レーピン(1844-1930)のことはまったく知らなかったのですが
画風が西欧の古い巨匠たち、ことにレンブラントのそれに近いという説明もみて興味がでました。
Google Art Projectで探してみると 「国立ロシア美術館」の中からレーピンの作品を7つ見つけました。
その他にもインターネットで見つけた作品と合わせて22の絵をPicasa ウェブアルバムに登録しました。
レーピンの自画像と 1876年の「Sadko」という民間伝承のテーマを描いている作品です。
レーピンは数多くの著名人の同胞、トルストイや元素の周期律表を作成したメンデレーエフ、
1881年には、死が間近に迫っていたムソルグスキーの肖像を描いています。
「皇女ソフィヤ」はレーピンが初めて手掛けた歴史画として名高い。歴史画であれ風俗画や肖像画であれ、
圧倒的なリアリズムとキリキリするような心理描写こそ、レーピンの面目躍如。
「権力欲に取りつかれた人間の悲劇」とともに、「ロシアの人々の不屈の精神と頑迷さ、
固陋(ころう)さ」が見て取れると、ロシア文学者の亀山郁夫さんは指摘する。
--インターネットから引用です。
『ヴォルガの舟曳き』(1870年 - 1873年)はレーピンの代表作の一つだそうです。
大作の『クルスク県の十字架行進』(1880~1883)は、一堂に会したさまざまな社会階層と
その間の緊張した関係をひとつの伝統的宗教行事に託して描くとともに、
緩慢にではあるがたゆまず続く前進というモチーフでまとめあげている。
このことから本作は「ロシア民族様式」の祖型といわれることがある。--インターネットから引用です。
レーピンの最も手の込んだ絵画は、『トルコのスルタンへ手紙を書くザポロージュ・コサックたち』
であり、服従を迫るスルタンに対しコサックたちが嘲弄に満ちた返書をしたためる、
という伝説的場面が主題である。
この作品は完成までに実に長い歳月を要した。本作のそもそものコンセプトは「さまざまな笑顔の見本」であったが、
レーピンはまたこの画題のなかに自由・平等・博愛の理念が内包されているとも考えていた。
1870年から1891年かかって完成後すぐにツアーリよって買い上げられた代金は3万5千ルーブルで
それまでロシアの絵画に対して支払われたうちの最高額だったそうです。
1903年にはロシア政府からの依嘱で、「帝国枢密院の儀式次第」を描いた
レーピン最大のカンバス(400×877 cm)が制作された。