今週の土日は志度に行かなかったのでパソコンに向かう時間が多くあり、
昔のビデオテープ(エリザベス・テーラー主演の映画「ジャイアンツ」)を再生したのをパソコンに取り込んで、
それをムービーメーカーで40分ほどに編集してYouTubeに投稿しました。
この映画は1956年の制作ですから見た当時と今では感じる場面が随分と変わっていて、
昔の懐かしいシーンをいろいろと取り込んだものです。
7/22にYouTubeから著作権侵害で削除されました。
Picasaウェブアルバムの以下のアドレスに載せています。
懐かしい場面
①はジェットが落馬事故で亡くなったラズさんが残してくれた土地を大股で歩測していくシーンです。
②はジェットが苦労の末に石油を掘り当てて石油が噴出するシーンです。
③は娘のラズが父親にどこに行くのかと聞かれて「コーラを飲みに行く」と答える場面が懐かしいです。
④はジェットがクリスマスに来て石油の採掘にOKを出して玩具のスロットで当たりを出すシーンで見た
玩具をラスベガスのお土産店で見つけて買ったことを思い出します。
他にはジェットの祝賀のパーティの場面や帰りの店でのシーンがあり、生まれた子供が双子というのも
当時は気づかなかったことです。
2011-3-27のブログ「エリザベス・テーラーの訃報を聞いて映画をまとめました。」で
映画「ジャイアンツ」の紹介もしています。
ブログのアドレスは http://blog.goo.ne.jp/hnaka2004jp/e/9ac47fdd5b91fa66be7187828349c423 です。
○『ジャイアンツ』 GIANT 1959年 アメリカ映画 27歳
監督:ジョージ・スティーブンス
出演:エリザベス・テイラー ロック・ハドソン ジェームス・ディーン
第29回(1956年)アカデミー監督賞を獲得した作品である。
『シマロン』などの小説で知られる女流作家エドナ・ファーバーが書き終えるのに
12年間かかったベストセラー小説を映画化した、大河ドラマである。
ドラマの中心となるベネディクト家は、移り行くテキサスを映す鏡である。監督は、その日常的な細部を克明に悠然たるテンポの演出で描くことによって、雄大なテキサスのエピックを完成しようとした。リアリズムを基調として、澎湃たるテキサスの発達史を描きだそうとしたわけで、野心的な試みである。
また、女性の自立の問題や人種問題など、21世紀になった現在でも直面している問題に対して、先駆的な問題意識を観客に届けている。
ロック・ハドソン、エリザベス・テイラー、 ジェームズ・ディーンの主役3名は熱演。
ディーンは、この作品の撮影終了後の1955年9月30日、
24歳の若さで自動車事故で世を去った。
テキサスに59万エーカーもの広大な土地を持つ牧場主ジョーダン・ベネディクト2世(ロック・ハドソン)が、東部の名門の娘レズリー(エリザベス・テイラー)を妻に迎える。初めてテキサスを訪れた彼女はその途方もない広さに驚き、東部とはあまりにも異なる人間の気質と生活習慣に戸惑う。夫の姉ラズ(マーセデス・マッケンブリッジ)の冷たい視線にも苦しめられ、一時は夫婦の間の絆にも危機が訪れるが、レズリーは持ち前の粘り強い性格でそれを乗り越えていく。
このレズリーに心を寄せるのがひねくれ者の若い牧童のジェット・リンク( ジェームス・ディーン)。彼は事故死したラズが遺してくれた土地に移って石油を掘り続け、ついに油田を掘り当て、石油事業を興して大金持ちになる。
歳月は流れ、米国でも屈指の大富豪になったジェットと牧畜業がうまくいかなくなったジョーダンは、ホテルの祝賀パーティの席で対決の時を迎える。
この物語にジョーダン3世(成長してデニス・ホッパー)、ラズ2世(成長してキャロル・ベイカー)、メキシコ人の若者(サル・ミネオ)らが複雑に絡み合い、メキシコ人差別の問題も盛り込みながら30年間のドラマが繰り広げられる。
James Dean, Giant