北九州八幡から発信
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旧西鉄折尾線(陣の原~皇后崎)

去年の10月、ウォーキングで、
旧西鉄折尾線の折尾から、金山川の鉄橋の手前まで、
歩く機会があったが、その先は、どうなっているんだろう?
先日、見てきました。
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↑ 陣の原電停があった所です。 (写真の方向は折尾方面)
きれいな道路と、歩道になっていました。
↓ 折尾方向へ歩きました。 ベンチもあって人に優しい歩道?
更に進むと歩道は終わり、左の道路は国道3号に出ていた。
旧電車道は、この歩道と杭を打ってる先だったのだろうか?
(歩道の終わりは、旗頭神社の辺りです。)

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「陣の原電停」があった所に戻って、黒崎方面です。
陸橋の手前までは、保留地になっています。

陸橋から先、割子川の河口と交差する所までは、
宅地や公園、駐車場になって、かなり住宅も建ち並んでいます。
(前からあった?)両脇の道路に挟まれて、
幅は、私の足で15歩でした。(電車道、軌道内かな?)
事情を知らない人が見たら、ちょっと不思議に感じそうです。




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割子川(河口)です。 少し手前で宮川と合流しています。
(折尾線の鉄橋が架かっていたのだろう、その跡?)

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『西鉄の皇后崎変電所』、
大正3年(1914年)建設ですから、もうすぐ100歳、
現在は筑豊電鉄用に電気を供給しているそうです。
(現役のバリバリで、近代化産業遺産に登録されています)
ここのすぐ前に、皇后崎の電停があったそうですが、
殆ど利用したこともなく、良く分りません。



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変わった物が好きな『もの好きさん』の間では、
皇后崎の旧西鉄折尾線の辺りと聞いて、
思い当たるのは変電所と、最近は『赤レンガの橋』です。
(陣の原側から見た、アーチ式の赤レンガの橋)


「もの好きさん」や「ちょっと変人さん」が注目する理由は、
単に古い赤レンガのアーチ式の橋だから、だけではありません。
『ねじりまんぽ』と言う工法で出来た橋だからです。
『ねじりまんぽ』とは通称で、
正式には斜拱渠(しゃきょうきょ)・斜アーチと呼ばれているそうで、橋梁の様なアーチのある構造物を建造する時、アーチ部は煉瓦やブロックを、真っ直ぐに積むのが普通ですが、斜めに捻って積み上げる工法だとか。(強度を増すためか?)
私は「もの好きさん」ですから、良く分りませんが、
『ねじりまんぽ』が確認できますか?


建設技術が発達した大正時代以降の構造物には、見られないそうで、現在、全国で確認されているのは、30例ぐらい。もの好きさん、ちょっと変人さんが、飛びつくのも無理ないです。
(↑↓ 黒崎側から見た『ねじりまんぽの橋』)

この赤レンガの橋のことは、良く分っていないようです。
いつ出来たのか、その用途は、橋の名前すら分っていませんから。一応、仮称で『皇后崎のねじりまんぽ橋』と呼んでるそうです。
場所は変電所の前、(元)皇后崎電停のすぐ後(JRの線路側)です。見つかった? 話題になったのは、つい最近のようです。
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本当のことを云えば、
「ねじりまんぽ」なんて知らなかったです。
「皇后崎の変電所」のことは、
大体分っていたが念の為、調べていたら、間 寛平さんのギャグみたいな、「ねじりまんぽ(po)」が載っていた。
もの好きさんは興味津々、早速行ってみた次第です。
参考までに、
旧西鉄折尾駅の三連アーチも「ねじりまんぽ」だそうです。
今度、確認しとこう!
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皇后崎から、更に黒崎方面へ進むと、
筑豊電鉄の線路にたどり着きました。
西鉄折尾線は、この辺りから分離されていた、
いや、分離されていたのは筑豊電鉄の方です。

(追加しました。)
変電所の横の坂を登りつめた所からの展望です。
上から、熊西方面、正面の桜ヶ丘県営アパート、萩原方面。

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