ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

高校生へのファシリテーションは?

2018-04-21 | 雑念
昨日のファーストコンタクトに困る自分からの

結局何を伝えたのか?

考え抜いて答えが出ないまま、参加者の前に。
そして結論。

何かを言葉にするのをやめて、互いが関わるゲームをした。

という選択。

それは何故か?

今思うと、言葉で何かを説明することは相応しくないという判断と、何かしらの関係性の薄さを感じたからというのが理由。

ゲーム自体は、夏日のような暑さから日陰で始める『ubuntuカード』なるものから。そこから彼らの要望「動きたい」というので『みんな鬼』やら『だるまさんがころんだ対決ver.』へ

これは次の日(本日)のハイエレメントの為に苦手な全員の名前を覚える為に『◯◯のとなりの◯◯』を入れた。

全員の名前を定着させる為、そして関わりを多くするアイスブレイクとしての『だるころ』

今回のグッドポイントはここだったのかもしれない。

「遊びを本気でしたことがなかった」
「勝てなかったのが悔しかった」
「でもみんなで相談できてよかった」

そう、彼らは高校一年生で、出会って数日の関係性である。仲のいい同じ中学のメンバーとは話ができる。ひとりでこのクラスに入学したメンバーからしたら不安の塊なのだ。

だからわざわざテンションを上げて話しかけられようとしたり、逆に目をつけられないように大人しく自分を表現しないようにしたり。

その不安定な心の動きが手に取るように見えてきた。

ファーストコンタクトはそこまで決定的なことは出来なかったが、彼らの不安感を早めに察知してすぐにゆっくりスタートに切り替えることができたことが良かったのかもしれない。

39名全員の雰囲気は幼さと危うさの間で揺れる微妙な関係性。

4つの班に分かれて、僕の担当は9名男女。

2日目はハイエレメントに向けて午前中にグループの関係性を深めていく。

今、なんとなく閃いたアプローチ。

それは

武器としての関わり方を直接的に伝えてみる

というのをしてみようかしら?

ハイエレメントでのフルバリューなグループの声かけの具体的な言葉を見本として見せてあげようかしら?

多分、ハイエレメントの体験にのみに集中して「関わること」を忘れてしまう事が想定できる。

ファシリテーターとしてのスタンスとして、「関わり合い」にフォーカスしてみようかと思う。

どーなることやら