ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

視察、再会

2018-04-25 | 雑念
ベトナムでの強烈な仕事仲間

ベトナムで出会った彼と兵庫県の、そして僕のホームグラウンド嬉野で再会。

普段は東京でバリバリの経営者。
陸の孤島で出会うのは新鮮で奇跡的な映像に見えた。

夜に到着だったので夕食をご一緒。

ベトナムつながりの3人が話すのはやっぱりその事。

熱く、そして愉快に話ができる。
なんと素敵な夜だろう。

しかもこの夏の新たなプロジェクトを考えるクリエィティブな時間。

最も楽しい仕事のお時間と言える。

そして長い間、撮影してなかった「ファシリテーター談義」の最新版の撮影も行った。

それもまた楽しい雰囲気に。

あっという間に時間が過ぎる。

今日は嬉野のロープスコースを視察。
雨が心配だったが晴れ男の気合いで曇り空に回復。

楽しみ。

ドラキュラと僕

2018-04-24 | 雑念
疲れていたのだろう。

岐阜への運転から帰国して寝たら10時間以上経っていた。

今日は夜から人に会う。
半分仕事、半分戦友と会う。

どんな異国で出会っても会いたい人とは再会する。いくら隣に住んでいても会いたくなければ避けて通る。

これが世の常なのである。

だから振り返って、会う回数の多い人から大切に思う人の順番に並ぶ不思議。

逆に大切だと思う人と何度も会う機会を作った方がいい。

外を見ると雨。

こういう日はまた人に会いたくなる。

でも夜までは部屋に。

僕は前世でドラキュラだったのだと思う。

この「人に会いたい」という渇望も「血が欲しい」という渇望の後遺症なのだろうか?

僕の部屋は昼間でも真っ暗である。




新しい施設に行きました。

2018-04-23 | 雑念
岐阜県本巣市に

聞いたら富有柿発祥地らしい。

街の至る所に富有柿畠が点在していた。

僕は柿が大好物である。

皮ごと食べるといったら驚かれた。

柿は絶対に硬めが好きで皮ごと。

さて何故そんな遠くへ?

新しくPA施設が中京地域に出来ると言うことで下見。

道の駅うすずみ温泉四季彩館という宿泊施設を併設する山奥にデンとハイエレメントが立っていた。











チップも新しくて臭いがその溌剌としたエネルギーを発していた。

担当者の人は民間の施設でPA施設を担当されていて、新施設に関西からも関東からも誘致しようとご招待された。

30名程度の研修プログラムはベストマッチする。

ファシリテーターも少なく、利用者にもオープンしていない状態のPA施設を見るのは初めて。

僕のホームグランド嬉野が新設の時は既にオープンしていたから。

何事も新しい場所のエネルギーはとてもとてもパワフルですね。

パワーもらいました。

僕の心の動きを箇条書きのように書きなぐる。

2018-04-22 | 雑念
2日目の朝の寝不足

チャレンジができる環境とはフルバリューやCゾーンがどうのという前に、空腹や睡眠不足では何も始まらない。

結局参加者から睡眠時間を聞くと「1時間しか寝てない」とのこと。

そりゃ体調崩すわ。

チャレンジをしようとするレベルの話じゃない。

だから4グループに分かれた活動が始まってすぐに僕のグループは、参加者のモチベーションを0.5秒で察知。

こりゃ、グループ活動にならないぞと。

日陰のチップ(野外)に横にならせて眠らせた。

睡眠不足を10分で解消させるオープニング。
少し勇気が必要だった。

校長先生や担任はそばで見ているのにうちのグループだけ仮眠。

こりゃ見る人が見たらクレームもんだぞ!

それでもそれを選択できた自分を褒めてあげたい。

こんな状態じゃ鬼ごっこも集中できんぞ!怪我すっぞ!

その体調管理ができない教員たちに少し不甲斐なさも感じながら、そこを責めても仕方がない。

与えられた条件の中、関係性を深めていける活動に変えていく。

一緒に川の字で寝る。

野外でそんなこと普通しないし。

でもその常識や固定観念を覆すギリギリのところを選択する事は自分のオリジナリティなんだろう。

ホクトマンがホクトマンである意味。

数分後、彼らをゆっくり目を開けさせて活動へ。

そしてアイスブレイク、ウォーミングアップへ

その仮眠がどのような効果をもたらしたかは定かではない。

でも午前中のラストに『手つなぎトラバース』という活動で、ある女生徒がゴール後に涙を流している。

リフレクションタイムっ!

とここぞとみんなを座らせて話をしてもらった。

「どうしたの?みんなに何か伝えたい事がある?」

…言葉にできない。

それなら選択だけでもしてもらおう。
それをみんなが知っておく必要があると思った彼女の感情の部分。

「その気持ちは「喜び」なの「悲しみ」なの?」

…喜びです。渡れたから…

やっと絞り出した声で話してくれた彼女の心情。
今思うともう少し聴いてもいいかと思う。

自分自身に感動したのか、自分が渡れなかったらみんなに迷惑がかかるからの開放感なのか?

でもその時はそこで彼女はチャレンジしていた。

他のメンバーのチャレンジも見たくなった。

午後からはハイエレメント。

クライミングタワーとキャットウォーク

彼女は午前中の活動で疲労したのか、午後は見学。

でもそばにいてメンバーのチャレンジを見ている。

その眼差しを時折見ると、消極的見学ではなくて本当に体力的なものだろう。

そして時間的にはラスト

キャットウォークの最後に「何かチャレンジしてみる?」と尋ねると「ハシゴの上まで」と意思表示。

ハーネスも改めてつけてヘルメットをかぶる姿に感動させられた。

僕だけがその生徒の、小学生の時に脳梗塞で平衡感覚がないという情報を知っていたから。

メンバーはその事は知らない。

ただ彼女からすると何か感じるものがあったのだろう。

もう少し

本当はこうした方が良かった。

ファシリテーターとしていつも思い返す。
ただし別の自分がフォローしてくれる。

あれで良かったんだよ。

答えは誰もわからない。

「もう少し」はエゴなのかもしれない。

「その瞬間、人は全てありたい自分を選択する」

だから僕自身も、参加メンバーも

その瞬間にありたい自分でいたはず。

僕はきっかけづくりしかできない。

きっかけづくりをしてあげたいというマインドで彼らと必死で愉快に戦ったから、僕自身も満足すべき

参加メンバーが満足できたのか?は聞けず終い。

それでも担任の先生は、側から見ていて感動していたようだ。

それもまたよきかな。

今日から岐阜へ新しい場所への視察

これもまた一興。

風呂でも入るか

高校生へのファシリテーションは?

2018-04-21 | 雑念
昨日のファーストコンタクトに困る自分からの

結局何を伝えたのか?

考え抜いて答えが出ないまま、参加者の前に。
そして結論。

何かを言葉にするのをやめて、互いが関わるゲームをした。

という選択。

それは何故か?

今思うと、言葉で何かを説明することは相応しくないという判断と、何かしらの関係性の薄さを感じたからというのが理由。

ゲーム自体は、夏日のような暑さから日陰で始める『ubuntuカード』なるものから。そこから彼らの要望「動きたい」というので『みんな鬼』やら『だるまさんがころんだ対決ver.』へ

これは次の日(本日)のハイエレメントの為に苦手な全員の名前を覚える為に『◯◯のとなりの◯◯』を入れた。

全員の名前を定着させる為、そして関わりを多くするアイスブレイクとしての『だるころ』

今回のグッドポイントはここだったのかもしれない。

「遊びを本気でしたことがなかった」
「勝てなかったのが悔しかった」
「でもみんなで相談できてよかった」

そう、彼らは高校一年生で、出会って数日の関係性である。仲のいい同じ中学のメンバーとは話ができる。ひとりでこのクラスに入学したメンバーからしたら不安の塊なのだ。

だからわざわざテンションを上げて話しかけられようとしたり、逆に目をつけられないように大人しく自分を表現しないようにしたり。

その不安定な心の動きが手に取るように見えてきた。

ファーストコンタクトはそこまで決定的なことは出来なかったが、彼らの不安感を早めに察知してすぐにゆっくりスタートに切り替えることができたことが良かったのかもしれない。

39名全員の雰囲気は幼さと危うさの間で揺れる微妙な関係性。

4つの班に分かれて、僕の担当は9名男女。

2日目はハイエレメントに向けて午前中にグループの関係性を深めていく。

今、なんとなく閃いたアプローチ。

それは

武器としての関わり方を直接的に伝えてみる

というのをしてみようかしら?

ハイエレメントでのフルバリューなグループの声かけの具体的な言葉を見本として見せてあげようかしら?

多分、ハイエレメントの体験にのみに集中して「関わること」を忘れてしまう事が想定できる。

ファシリテーターとしてのスタンスとして、「関わり合い」にフォーカスしてみようかと思う。

どーなることやら