山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

フキノトウ 次の料理は

2020年03月06日 | 山菜料理
 山からのいただきもの。見れば見るほど、春だねえ。食べる前から嬉しくなってしまう。

ああ、春の顔


 前回は、天ぷらと味噌汁のあしらいとして戴きました。同じ食べ方でもいいんですけど、変化をつけたいですね。

  ポクポクポクポク チ~ン

 ≪フキノトウ味噌≫

 春の香りと味わいを閉じ込めて常備菜にしてしまうこの食べ方は外せませんよね。

 調理・下ごしらえの部

 ・フキノトウの汚れを落としてから 1~2分ほど湯がきます
 ※フキノトウは、非常に酸化しやすいので色止めする
 ※少々アクを抜きたかったというのも目的の一つ

天然の香りを楽しむならこの手間は不要かも

 ・しばし水にさらします
 ・味噌だれを準備します
 ※味噌:大さじ3、みりん:大さじ2、砂糖:大さじ1を混ぜておく

 ※割合は別にして、量は多くても少なくても美味しくなります
 ※フキノトウの風味の濃淡を、ここで調整できます
 ・フキノトウはみじん切りにします

 ※湯がかないでやると、あっという間にドッ茶色に変色します
 ※その場合、超速で次の手順に移る(味噌汁に散らす場合他)
 ※どうせ茶色くなるからいいよと言う方は、多分大丈夫
 ・フライパンにゴマ油をしき、味噌だれとフキノトウを入れます

台所中が春の香りに包まれる

 ・弱火で煮詰めていきます

間もなく完成

 ・フキノトウとみりんの水分が飛んだら火を止める
 ・あら熱を冷まして出来上がり

今年もできました


 これを、ご飯の上にちょっと乗せて食べると、身体中に春の香りが広がるんです。これがたまらないんだよねえ。
 今回様子を見てきたところ、山の雪が意外と多かったので、その他の山菜は、まだ早いようです。
 このフキノトウの香りを楽しみながら、次の山遊びを夢見て過ごそうと思うマタギです。