山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

季節を感じるゆとり

2020年03月18日 | 日記
    見えてきた喜び

 初めてのように

 日差しの温もりを
 肌が知らせてくれる
 
 今までも
 気付いていたはずなのに

 空気の入れ替わりを
 後れ毛が知らせてくれる

 今までも
 気付いていたはずなのに

 花のほころびを
 風が知らせてくれる

 今までも
 気付いていたはずなのに

 本当の心を閉ざしたまま
 ただ 日々を通り抜けてきた 自分

 閉ざされた心は
 親しげなふりをして あなたの前を
 ただ 通り抜けてきただけなのだ

 今 わたしと あなたの歩みが 
 重なりはじめたと感じる

 今
 ようやく あなたのすがたが 見えてきた気がする

 あなたと一緒に歩み続けたい!

 今 見えてきた喜び

        マタミ



 春の彼岸を間近に控えての休憩散歩である。
 この時期の楽しみは、それこそ、『日一日』の変化。生き物たちが、春の気配に反応して、暮らし方や姿を変えていくのである。
 正直な所、昨年度までのマタギは、この変化を味わう余裕が殆どなかった。
 でも、令和になって、この休憩時間を重ねていくうちに、季節の変化をゆったりとたっぷりと味わえている幸せを感じるようになってきたんですよ。


紅梅がほころび始めました


3種類の花が咲いてます(ミチタネツケバナ他)

 これまで、こんな風に丁寧に季節の変化を楽しむことはなかったな。なんて、考えながら散歩を楽しむマタギです。

 ・・・家に帰ると、『欲たがり』のマタギは、相変わらず「とらぬ狸の皮算用」をしているんですけどね。