山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

台所でも春の準備進行中

2020年03月12日 | 山菜料理
 塩漬けの桶に眠っていたウドを掘り起こすと、それなりにある。これを戻しているうちに、妻が気を利かせて身欠きニシンを買ってきてくれた。もう、これしかないでしょう。

  ≪ウドのドンコロ煮≫Part2

 ついこの間と思っていたのだが、振り返ってみると、前回の調理から1ヶ月あまりが過ぎている。


去年の5月末に採ったものです


戻していくと(約48時間)


こうなりました

 銅鍋を使うと色も戻るらしいのだが、値段が高いのと手入れが大変らしいのとが理由で、我が家にはありません。そのため、こんな色合いになりました(味に問題はありません)。

 根菜類の保管庫を見ると、

ここにも春の気配

根?だか芽?だかが伸び始めていました。

 ・ウドとジャガイモと身欠きニシンとを一口大に切り分けていく
 ※ウド9本、ジャガイモ中3個、ニシン5本
 ・鍋に入れて水をヒタヒタに
 ・ウドが前回の2倍なので、調味料も2倍(醤油100ml、みりん60ml+顆粒だし)
 ・強火から中火で煮ていくとアクが出てくるので、丁寧にすくい取る

こんな感じになります

 ・落とし蓋をして弱火、煮詰めていきます

今回は約40分かけました


出来上がり

 奥の鉢を見ると分かるのだが、型崩れしないジャガイモだったはずの「トウヤ」も、この時期まで来ると柔らかくなるようだ(もしかして、キタアカリを入れちゃった?ま、美味しいからいいか)。戻したウドは、あと3本あるけど、調理の仕方は、これから考えましょう。それより何よりも、これで塩漬け用の桶がまた一つ空いたのでホッとした。

ワラビ用に続いてウド用の桶も空きました


 さあ、これで、多少『欲たがり』になっても対応できるぜ! いつでも来い!!

 これを、世間では「捕らぬ狸の皮算用」という。