山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

おぬしもワルよのう

2020年03月25日 | 日記
 山菜採りに不安をいだかせるような、季節はずれの積雪。だからと言って、山菜採りの中止や延期はないでしょうね(オリンピックは延期になったけど)。今回の積雪だって、春の淡雪だから、そんなに問題はないとは思うんです。現に、屋根に積もった雪だって、

こんなだったのが


こうなって


昼にはこうです

こんなふうに消えてしまいました。
 しかしですよ、今回の低温が、山菜の成育にとってマイナスに作用することはまちがいない。だとすると、前回収穫してきたあと、新たな山菜が食べ頃に成育しているとは考えづらいじゃないの。う~ん。
「さすれば、お代官様。ちょっとお耳を。」
「越後屋か、いかがした?」
「ゴニョ ゴニョ ゴニョ・・・。」
「なるほど!それはよい!!それならば、山菜が採れなくても満足できる。それで行こう。・・・しかし、越後屋。おぬしもワルよのう。ふっふっふ。」

 心の中に住む越後屋の耳打ちに、すっかり従うことにしてしまった。
 この耳打ちの内容とは、

これです

冷凍庫に残してあったコゴミを戻しておくこと。これを戻しておけば、たとえ収穫がなくても山菜料理が味わえるというわけだ。

解凍開始です

これから水にさらして戻せば、明日か明後日には食べ頃になるはず。
 代官マタギとしては、なんだかずるい気がするんですけど、家族が失望しないための保険としてかけておいた方がいいかなという心情が働いて、越後屋マタギの悪知恵に乗ることにしてしまった。
 季節の変化を予測して、正々堂々と自然に向かい合って収穫できればいい。それでこそ本物のマタギという感じがするんだけど、そう簡単に期日変更はできない。
 この辺がホリデイマタギの限界だろうか。突き詰めるとやっぱり、マタギは物欲優先のワルのようでした。
 仲間との連絡調整の結果、明後日の早朝に出掛けることになりました。越後屋マタギの悪知恵が吉と出るか凶と出るか(凶はないか)。
 冷凍コゴミの解凍と山菜採りと、両方の準備を進めておいて、当日に備えましょう。

 (中途半端に終わった前回の日記の続きでございました)

冬ですか!?

2020年03月25日 | 日記
 夜勤の日の勤務は、昼過ぎに出掛けて仕事を済ませ、午後9時過ぎに帰宅する。出掛けるときの車の温度表示は11℃あったのだが、帰るときには4℃まで下がっていた。午後にしては、結構急な温度変化です。帰りの道すがら、西の空に宵の明星が輝いているのが見えたから、放射冷却というやつかな?ぐらいに考えていた。
 そして、今朝、外の明るさに目を覚ました。「なんだ、この明るさは?」まだ、6時前ですよ。ブラインドを開けて、合点がいった。

雪景色(青空駐車の車も真っ白です)


メジロ君とヒヨちゃんの木も真っ白


 いわゆる、雪明かりというやつだったようです。
 来ましたねえ。『暑さ寒さも彼岸まで』なんて言うけど、こと寒さと積雪に関しては、山形では彼岸過ぎても用心が必要です。
 とりあえず、情報を集めましょう。まずは、気象庁から。

雪の積もり具合(冬型です)

 何を知りたいかというと、次回の山菜採りで出かける場所のあたりがどうなっているかという現状把握ですね。微妙な状況みたいです。
 続いて、今後の見通しを立てていきます。

天気図です(こちらも冬型)

 ゆるい冬型ですけど、すぐに高気圧に覆われますね。後ろに低気圧が控えているので、三寒四温ってな感じかな。
 そして、最大の難関です。豪雪地山形の峠の状態を見てみましょう!今度は、国土交通省河川国道事務所のライブカメラです。

完全に真冬です

 おおっ!さすが月山道。一気に積もったようですね。これだから、山形県民は安直にタイヤ交換は出来ません。
 数日中に仲間と山菜採りに出かけようと予定しているのですが、この状況から考えると・・・。かなり不安が大きくなってしまいました。その時、天候がどうなっているかは、それこそ、運を天に任せましょう。

 それよりも、すっかり時間が空いてしまった本日、何して遊ぼうか。そちらを考えた方が有意義な一日になるかも。