異様に早い春の訪れに、少々の戸惑いを感じる。しかし、そんな春でもマタギの準備は、それに合わせて進んできている。
山行の装備、OK!
海行の準備もOK!
とってきたあとの受け入れ態勢も、ほぼOK!
なんですけどね。ちょっと気になっているものがあるんです。
次の、山菜採りで食べきれないほどの収穫があったときのために、二つの桶は空いたんです。だけど、もう一つがかなり心配なんですよ。
3つ目の桶の中身は、
正式名称は、『エゾハリタケ』。地元では、『ヌキウチ』とか『ヌケオチ』とかと呼ばれています。でも、それを知っている山形県民は、ほとんどいないんじゃないかな?
「ハリタケ」とは、
カサの裏面が、ヒダ状でも海綿状でもなく、針状になっているために、この名がつけられています。このタイプは、数種類あるんです。ただ、このエゾハリタケ、非常に稀なキノコである上に、生える場所が、頭上遙か彼方の木(多分ブナだけ)の幹であるために、めったに手に入りません。
したがって、このキノコを見たことのある人はもちろん、これを採ってくる人も極めて稀です。ただ、かつて食べたことのある身としましては、なんとか手に入れたいまぼろしのキノコなんですよ。
ちなみに、『ヌケオチ』とは、冬になり、雪が積もった重みで樹上から抜け落ちてくるのを拾うから、この名前になったと聞きました。さもありなん。木に登って採るのは、かなり危険で労力を伴います(なかなか剥がれてくれない)。
さて、このキノコの厄介な所は、この先も続きます。美味しく食べるのに、3年間以上かかるというのです。
見て分かるように、このキノコ、『サルノコシカケ』みたいに固いんですよ。今回調理しているのは、3年もの。平成29年に採ってきて、塩漬けにしておいたやつです。
これを戻して(塩を抜いて)、味噌に漬けて1年待つのが普通だそうです。
せっかちなマタギとしましては、そんなに待ってるよりも、いろんなチャレンジをして、新しい食べ方を見つけたいと思っています(味噌漬けも作る予定だけどね)。
さて、美味しく食べられるかどうか。塩を戻すのに一昼夜。戻しながらも、次の一手を模索中のマタギです。
To be continued!
山行の装備、OK!
海行の準備もOK!
とってきたあとの受け入れ態勢も、ほぼOK!
なんですけどね。ちょっと気になっているものがあるんです。
次の、山菜採りで食べきれないほどの収穫があったときのために、二つの桶は空いたんです。だけど、もう一つがかなり心配なんですよ。
3つ目の桶の中身は、
これはトビタケ(これもマイナーキノコ) その下にあるんですよ
このキノコです こちらは、ベリーレア物
正式名称は、『エゾハリタケ』。地元では、『ヌキウチ』とか『ヌケオチ』とかと呼ばれています。でも、それを知っている山形県民は、ほとんどいないんじゃないかな?
「ハリタケ」とは、
カサの裏面です
カサの裏面が、ヒダ状でも海綿状でもなく、針状になっているために、この名がつけられています。このタイプは、数種類あるんです。ただ、このエゾハリタケ、非常に稀なキノコである上に、生える場所が、頭上遙か彼方の木(多分ブナだけ)の幹であるために、めったに手に入りません。
こんな風に生えていました(写真 縦にできない)
したがって、このキノコを見たことのある人はもちろん、これを採ってくる人も極めて稀です。ただ、かつて食べたことのある身としましては、なんとか手に入れたいまぼろしのキノコなんですよ。
ちなみに、『ヌケオチ』とは、冬になり、雪が積もった重みで樹上から抜け落ちてくるのを拾うから、この名前になったと聞きました。さもありなん。木に登って採るのは、かなり危険で労力を伴います(なかなか剥がれてくれない)。
さて、このキノコの厄介な所は、この先も続きます。美味しく食べるのに、3年間以上かかるというのです。
見て分かるように、このキノコ、『サルノコシカケ』みたいに固いんですよ。今回調理しているのは、3年もの。平成29年に採ってきて、塩漬けにしておいたやつです。
これを戻して(塩を抜いて)、味噌に漬けて1年待つのが普通だそうです。
せっかちなマタギとしましては、そんなに待ってるよりも、いろんなチャレンジをして、新しい食べ方を見つけたいと思っています(味噌漬けも作る予定だけどね)。
塩抜き中です
さて、美味しく食べられるかどうか。塩を戻すのに一昼夜。戻しながらも、次の一手を模索中のマタギです。
To be continued!