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赤コゴミは非常に優秀な山菜である。何と言っても美味しい。それだけで十分に一級品なのだが、ゼンマイと同じように何年でも長期保存ができる上に、『戻す』手間も簡単。極めてありがたい山菜だ。
で、ここまで戴いてきた赤コゴミの常備菜がなくなったので、次の分を作ることにした。前回から1週間ほどしか経っていないんだけど、人気料理だから仕方がないか。それに、次の収穫も近いからね。どんどん作りましょう!
乾燥保存なので、戻し方はいつも通り。水に暫く浸けてから加熱。沸騰したら火を消して冷めるのを待つ。一度水を入れ替えたら出来上がり(やっぱり簡単だ)。
400g強ありました
いつもの炒め煮で十分美味しいのだけれど、たまには目先を変えてみようかな。でも、やっぱり定番料理は捨てがたいので、半分に分けて、2種類作ってみることにした。
まずはいつものやつ。
・切ったり茹でたり湯がいたりして材料準備
・サラダ油で炒めて
・調味料追加(赤コゴミ200g強に、酒醤油みりん各大さじ2ね)
・水分があらかた飛んだらできあがり(やっぱり簡単だ)
次です。
作るのは、≪赤コゴミの中華炒め≫
冷蔵庫に青梗菜が残っていたので思いつきました。まあ、今回も行き当たりばったりになりそうだけど、とりあえずやってみましょう。
下ごしらえの部
・春雨25gを半分に切って2分間茹でました
・ニンジンは千切り、青梗菜は根元を拍子木切り、葉っぱは適当に切り分けました
・乾燥南蛮1本を輪切りにして加えることにしました(これが効いた!)
・ごま油大さじ1を火にかけ、青梗菜を炒めたら
・ほかの食材も加えて、油が回ったら赤コゴミも加えました
ここで味付け。
・中華出汁小さじ2に醤油小さじ1、塩一つまみを加えて混ぜたら、最後にオイスターソース大さじ1を加えてできあがり
※オイスターソースを焦げ付かせたくない(味が落ちる)
いかにも中華炒めという感じ
食べてみると、なかなか美味しいんだけど、辛味が強すぎだろうか。乾燥南蛮の威力が強力すぎたかもしれない。
まあ、酒のつまみや、ご飯が進む食材としては花丸ですけどね。肝心の赤コゴミの味が、ちょっと陰に隠れてしまったような・・・。
本日の作品群
本格的な山菜シーズンまでのつなぎの食材としては、丁度いいんじゃないかな。しばらく、食卓やお弁当で使わせていただきたいと思います。
それにしても、乾燥南蛮の威力の大きさをあらためて実感させられました。
次回作るときには、辛さ控えめに。その辺を忘れないように記録を残しておくことにします・・・。
・・・ところが、一夜明けた本日、馴染んですごく美味しくなってる。この割合のままでいいかも!
『料理は一日にしてならず』って、意味が違うか。
でも、すごく勉強になりました。
やっぱり、いろいろと試してみるものだね。新たな気づきと喜びが広がってくる。
赤コゴミさん、ありがとうね。
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