山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

銀鱗がくる

2021年02月18日 | 日記とレシピ
 石巻の叔母から電話が入った。
「今、市場にいて、いいタラ見つけたんだけど、いる?」
「地震、大丈夫だったんですか?」
「大丈夫だからここにいるの。他の客にとられないように押さえてるんだけど。」
「もちろん、欲しいです。」
「じゃあ、明日送るわね。」
「ありがとうございます。」
交信完了。明日は常勤だけど、帰宅してすぐに調理を開始すれば何とかなるんじゃないかな。妻に宅配便の受け取りを頼んでおく。
 そうして翌日。帰宅してみると、大型の発泡スチロール箱が届いていた。
 妻に聞くと、
「いろいろ入っているみたい。」
とのこと。早速、蓋を開けてみる。ドヒャ~!


君は、信長か?それとも家康か?



脇を固める優秀な戦士達



大きな国ができそうです

え~!どこから始めればいいんだ?

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪甘エビの刺身と海老汁≫

 こういう場合、優先順位は、『食べたい物から』そして『日持ちのしない物から』。この辺が鉄則でしょう。そういう視点でこの食材たちを見つめてみると、魚に関しては、刺身が最優先。つまり、イナダとタラ。この内タラは、一時冷凍するので、本日は捌くだけとなる。イナダは、即戦力決定ね。
 続いて気になるのが甘エビだ。ここ数年、冷凍物の甘エビしか食べたことがなかったのに、今回は生もの。これは、何が何でも活きのいい内に戴かねば、海の神様に申し訳が立たない。で、調理を開始するんですけど・・・

 調理の部
 ・甘エビの頭をもいで鍋に。
 ・同じく殻をシッポから二節目まで残して外し、これも鍋に
 ・残ったエビの身は洗わずに並べていく
 ※洗うと味が下がると聞いた


こんな感じ

 ・エビの頭と殻は、適量の水を加えて茹でて、軽くアクをすくう
 ・味噌を溶いてお好みの濃さに調整
 すんごく簡単にできてしまったんですけど・・・。まあ、いいよね。

初日の食卓

 甘エビの刺身と海老汁、旨かったあ!
 叔母様、ありがとうございます。  しかし、
 贈られてきた銀鱗達には、まだまだ手が届いていません。
 さあ、大きな食卓は、まだまだこれからですよ。
 To be continued!


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