山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

セカンド ウド

2022年05月24日 | 山菜料理

 ウドも2度目なら

 少しは上手に

 美味しい料理を

 届けたい

 

 昨日の続きです。

 こんな、胸の高鳴りを伴って連れ帰ったウドなんですけど、方針が決まっている料理は一つだけ。あとは、どうなるか分からないまま調理に突入することになった。

       なかなかいいウドです

 今回調理するのは、採ってきたうちの半分。どのように調理して、どのような結果になったかを記録しておくことにします。

 前回、うまくいったと言えばそうなんだけど、失敗とも言える出来映えになってしまったのが『ドンコロ煮』。今回こそは、と思いつつ材料を補充しにスーパーに出かけると、

       なんと、あるじゃない!

 前回は、在庫がなくて仕方なく『男爵』を買ってきたんだけど、その時、店員さんに声を掛けたのが良かったのかな。今回は、ちゃんと用意されていたのだ。マタギ1人だけの声ではないと思うんだけど、客の声を即座に販売に反映させていることに感動してしまった。さすが全国チェーンのスーパーだ。

 これを使って、≪ドンコロ煮≫に再び挑戦してみた(これは想定外のラッキー料理)。

       ジャガイモ、結構、小さめに切ったんだけど

       しっかり煮詰めても

       全然、崩れません

 さすが、メークイン!この手の料理には、欠かせませんね。おかげさまで美味しく出来ました(安心して煮詰められるから)。

 そして、今回、最もやりたかったのが、≪ウドの天ぷら≫です。前回は、コシアブラだけではなくタラノメも結構あったので、先端部分は、揚げずに炒めていただいたんだけど、今回は、コシアブラの一部を炒め物に回して、その代わりにウドを揚げてみることにしました。

       やっぱり美味しい!

 前回のコシアブラ料理もそうだけど、このウドもウコギ科のお仲間。炒めたり揚げたりする料理には、どれも相性がいいということを再確認出来ました。家族も喜んで食べています。

 これで、当初の目的は達成されたんだけど、もうひと品、いってみます。それは、

  ≪ウドの刺身≫

 下ごしらえ・調理の部

 ・洗って水を切る。味噌を添える。

 これで終了!

       これが、超旨いんだよ!

 まあ、子ども向けではなくて、どちらかと言えば、酒のつまみですね。味噌をちょっと付けて、ガブリと戴きます。口の中に爽やかでジューシーな春の香りと味わいがパアッと広がります。一応、必要条件は、地中から掘り出した白いところであることです(『白根ウド』と呼ばれている)。

 クウウッ、たまらんぞなもし!!

       本日の食卓

 山菜尽くしの料理を堪能させていただきました(ウドの刺身は、妻と半分っこにしました)。

 

 ウドも2度目なら

 少しは上手に

 美味しい料理を

 届けたい

 

 この想い、家族には届いたみたいです。

 ちなみに、セカンドよりも多くなった山菜たちは、

       コゴミちゃんも

       フキノトウちゃんも

美味しく仕上がりました。

 また、暫く食卓に花を添えてくれそうです。

 毎度のことながら、山の神様、ありがとうございました。



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