収穫したキノコの下ごしらえが一段落した時だった。
「ごめんくださあい!」
この声は、向かいの住人M氏だ。
「はあい。」
玄関に行くと、大きな袋を持ったM氏。
「これよ、今、掘ってきた。食ってけろ。」
大根と
赤カブです
見ると、ごっつい大根(写真写り悪くて御免なさい)と、赤カブだ。
「あいや、ご馳走様!」
「いやいや、抜いだばりだがら、泥ついっだんだズ。」
「こっち(赤カブ)も旨そうだなや。葉っぱも生き生きしてる。」
「葉っぱは、どうだがわがんねげど、実は旨いど思う。」
「んだが、ごっつお様な。」
「こっちこそ、キノコ、ありがと様な。」
ということで、畑の収穫物も戴いてしまった。
大根は、T氏から戴いた分もあるから、長期計画で消費することにしましょう。だとすると、もう一つの赤カブの方が気にかかってしまう。
どうやって調理しましょうかね。
ポクポクポクポク チ~ン
赤カブの千枚漬け
赤カブでやったことはないのだけれど、イメージ的には、普通のカブよりも爽やかな感じ。だとすると、さっぱりした漬物か、マリネみたいな料理が合うんじゃないかと考えた。果たしてうまくいくか、やってみます。
下ごしらえ・調理の部
・茎と尻尾を落として丁寧に洗ったら
調味液を作りました。
・カブ250gに対して、酢30,砂糖20,塩4gに顆粒だし少々
・塩昆布を加えて混ぜておきます
・赤カブをスライスして
・調味液に浸したら
・ジップロックで真空保存
約1時間半経過
セルフサービスにしたら
あっという間に売り切れました。
普通のカブよりもフルーティーで、辛味も強い。
何と言ったらよいのか、少なくとも病みつきになる旨さです。
「残りのカブ、全部おんなじ料理でいいね。」
「うん。これ、美味しい。」
とのことでした。全く同感です。
ついでに、
茎と葉のふりかけ
前回の大根葉は、切込み南蛮を使ったので、マタギ専用になってしまったけど、今回は、飛び道具(南蛮ね)を使わなかったので、素直に喜んでもらえました。
おかずの一品に採用
M氏、ありがとうね。今年も、春からいっぱい遊ばせてもらいました。
来年も、どうぞよろしく!
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