山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

キノコの女王と対決

2021年08月15日 | キノコ料理

 天にも舞い上がりそうな気分。

 なんてったって、これよ。

       デーンとハナビラタケ

 この麗しい姿、そして、お届けできないのが残念なんですけど、高貴な香り。久々の感動なんです。

 収穫の喜びは数多く経験しているんだけど、このぐらいの感動は久しぶり。思い起こしてみると、最後のタケノコ採り以来だから、ざっと50日ぶりぐらいでしょうか(大したことないか)。

 トンビマイタケは採れなかったけれど、この収穫でも舞い踊りたくなる気分ですよ。このキノコさんにも『○○マイタケ』と名前を付けてやりたい気分です。

 さあ、盛り上がるのはここまでにしておいて、いよいよ対決です。このお方を美味しく戴かなければなりません。

 これまでの経験を振り返ってみると、『キクラゲ』の超大型バージョンみたいな感じがします。調べてみたけれども、食べ方も保存方法も、ほぼ同じですね。

 まずは保存からいってみます。

  保存の部(乾燥)

キノコの固まりを扱いやすい大きさに分けていきます

       これで中間地点ぐらい

 ・分けていくほど、ヒダについた汚れを落としやすくなります

 ※ハナビラタケのヒダは複雑な枝分かれをしています

 ・全体の2/3を天日で干すことにしました

 ※明日以降、天気が崩れるようなので出来るだけ乾いてほしかったんだけど・・・

 夕方までにかなり乾いたんだけど、無理でした。一旦、屋内で待機です。

  保存の部(冷凍)

 ・軽く洗ってから沸騰したお湯で1分ほど湯がいてみました

 ・冷水に戻して、水気を切ったらジップロックで真空パック。

       こんな感じ

 後で気付いたんだけど、美しい『クイーン』と言えども、塩水で虫だしをすべきだったかもしれません。

  調理の部(酢味噌和え)

 ・味噌:砂糖:酢を2:1:1(体積・・今回は大さじが基準)でよく混ぜます

 ・湯がいて食べやすく切ったハナビラタケを和えて出来上がり

       あっという間に出来ます

 この料理、美味しいものだから、この手のキノコが採れたら必ずやってるんだけど、やっぱり美味しかったです。そして、今回の収穫量だといろんな料理を試せそうです。香りは全然違うんだけど、中華料理のキクラゲのような使い方をしたらどうなるか。イタリア風ならどうか。そして、どんな工夫がいるのか。今後のお楽しみです。

 それはさておき、次はチチタケの部です。どうしようかな。ワクワクが広がっていきます。

 やっぱり収穫は楽しい!



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