山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

目から鱗!保存版!鶏南蛮つけ麺

2024年08月13日 | 日記とレシピ

 地区の夏祭りを含めて、息をつく暇もなく仕事が続いた8月も、気がついたら中旬まで来てしまっている。

 週に2日の休日は保証されているんだけど、せっかくの休日でも、今回みたいに外部からの義務をこなすみたいな過ごし方だと、多少の倦怠感が残ってしまう。

 これが、山菜採りやキノコ採りの後に残る疲労感との大違い。

 『他人から』と『自分から』との差は、心に残るダメージと復元力がまるで違うのだ。

 で、本日は『自分から』行動できる休日。充実した1日にしたいものです。

 まずは、買い物ですかね。

 出かけたいのは、大型家電店と書店とスーパー。

 距離があるし、店の方角もバラバラなんで、普通なら自家用車で出かけるところなんですけど、健康のためにチャリで移動してみました。

 夏休みだからでしょうね、自転車で移動する何人かの子供達とすれ違いました。

 わしゃあ、元気なふりをして、にこやかに走ってみせたけど、これは偽りの笑顔。

 坂道を上る度に息はあがるし、心臓はバクバクです。

 買い物を済ませて、買ってきた本の読みたい部分を読んだら、ランチの準備です。

 本日、決まっているのは、冷や麦を使うこと。

 どうアレンジするかは自由です。

 で、ネットで調べていたら、魅力的なレシピを見つけたので、それを参考にして作ってみることにしました。

 名前を付けるとしたら、鶏南蛮の冷やしつけ麺といったところかな。

 これが、驚くほど美味しかったので記録を残しておくことにします。

 下ごしらえ・調理の部

 ・鶏もも肉200gとネギ1本分を食べやすい大きさに切っておきます

 ・滑りの良いフライパンにサラダ油を敷いて、塩コショウした鶏肉を炒めます

 ・表面が白くなってきたら

 ・ネギも加えて中火でしっかり焼きます

 ・ネギに焦げ色がしっかりつくまで粘ります

 ※香ばしい、いい香りがしてきます

 ・水300mlと酒大さじ1を加えてしっかり煮切ってアクも掬い取ります

 ・出汁醤油150mlを加えてもう一煮立ち

 ・冷水で粗熱を取ったら冷蔵庫で待機

       今回の冷や麦は、異種格闘技戦

 ・それぞれの麺ごとの茹で時間で茹でて、冷水で締めたら

        鶏南蛮冷やしつけ麺の出来上がり

 これが、大好評だったんですよ。

 自分にとっても、感動的な美味しさ。

 鶏肉出汁の効果は、勿論、抜群なのですが、焼きネギがすごく美味しい。

 ネギのツンとした辛みと、焼きネギの甘みと、焦げ付くまで焼いたときに出る香ばしい香りが、つけ汁に乗り移って、非常に豊かな美味しさを醸し出しています。

 食べ終わってから気づいたんだけど、これって『焼き鳥(塩)』と冷や麦のコラボじゃねえか?

 多分、この旨さの秘密は、ここにありそうですね。

 この組み合わせが、鶏南蛮の美味しさのもとだったんだと思います。

 昔から、料理人の方々は気づいているのかもしれないけれど、マタギは初めて気づきました。

 この料理法、すごくいい!

 多分、熱いつけ汁でも、かけ汁でも美味しいはずです。

 この夏だけでなく、1年間通して楽しませてもらいましょう。

 ご馳走様でした!

 ちなみに、余ったつけ汁で野菜(ユウガオ)を煮込んだら、これまた非常に美味しく仕上がりました。

 ホントに、目から鱗の調理方法です。 感動!



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