山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

猛暑の夏に春の一皿

2021年08月05日 | 山菜料理

 何をしているのでしょう。

       黒ごま50ml

       すり潰していくと、いい香りに包まれます

       同量の醤油を加えて

       砂糖30gを量り入れてよく混ぜたら

       『ゴマだれ』の出来上がり

 これで、外堀が埋まりました。

 先週から戴いていたミズのおひたしが切れたので、新しいおひたしの準備をしています。

 ゴマだれを使ったおひたしです。

 本丸については、昨日のうちに、ほぼ完了しています。さすがに、今日始めて今日食べられるほど簡単なものではありません。塩をまぶして冷凍保存してありましたからね。

 正解は、 ≪コゴミのゴマ和え≫ であります。

 選んだ理由は、爽やかな感じを楽しみたいからです。他のおひたしだって爽やかなんだけど、コゴミと言うだけで、早春の山河が思い浮かぶではありませんか。ということで、前日の準備

 ・冷凍庫にパック詰めしてあった塩コゴミを戻します。

       これを

       温めの水に入れて約30分

 ・解凍が終わったら水を取り換えます

 ※塩抜きを兼ねる

 ・そのままタッパーに移しかえました

       こんな感じ

 ・冷蔵庫でお休みなさい

 ※普通は、水にさらしたまま台所の一角に置いとくんだけど今回は止めました

 ※この猛暑日、熱帯夜の世界では、簡単に劣化してしまうと考えました(最高気温37℃だと!)

 

 そして、翌日。最初に載せた『ゴマだれ』を作ったのです。

 あとは、普通のおひたしと同じです。

 ・これから食べる分だけタッパーから取り出します

 ・軽く水気を絞って食べやすい長さに切り、皿に盛り分けます

 ※食べる直前にしましょう(とにかく、茹だる!)

 ・こちらも冷蔵庫に冷やしておいたゴマだれをかけて

       出来上がり!

       いただきます!

 食べてみると、驚くほど春の風味が楽しめるんだなあ(主に味と食感)。さすがに採り立ての香りは殆ど抜けてますが、早春の味わいは十分に楽しむことができました。

 食卓での位置づけとしては、ほんの一皿ですけど、存在感は半端ない一皿です。

 

 これはですね、前回の『赤コゴミ』と違って、先人の知恵ではありません。地元のお料理好きな奥様が、お友達から聞いて作ってみたら美味しかったというものを、マタギが又聞きで知って真似してみたもの。

 先人の知恵でなくて、主婦の知恵と口コミの『賜』ですね(マタギは主婦じゃないけど)。

 いずれにしても、その恩恵にあずかって美味しく戴けることに感謝です。

 ありがとうございました。そして、ごちそうさまでした。

 

 



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