想定外

2011-07-16 05:16:59 | Built a House
平日休みの金曜日、意を決して実家に向かう。
仮住まいの今の賃貸物件からクルマで20分ほどの距離…遠くはないが、なかなか足が向かない。

新潟に引っ越してから、実家での同居も含め、いろいろ考えてきた。
もっと長い目で見れば、高校を卒業してから20年以上、実家はおいらの帰りを待っていた。

長男として、実家は引き継がなければならない。
農家とかではないから家業の問題はないが…土地・屋敷は、小さいながらも残る。
新潟市内とは言え、限界集落に近い場所…小学校は統廃合になり、統合後でも1学年20人程度。
小学校区と中学校区は同一で、中3まで同じメンバーが集うことになる…地域柄、転校生なんて殆どなし。
こんな場所、ハッキリ言って『財産価値』なんてない。

売るに売れない『お荷物』もあり、その他に居を構えるべきなのか?
悩んだ末の結論…重い答えを説明しなければならない。

今までの経緯と新居の結論、資金繰り、ターゲットエリアと目星の物件。
『黙って聞いてくれ』…一気に説明する。

さぁ、反論…怖ぇ…。

『事情は分かった…資金繰りで計算しえる土地の面積も分かった…けれど、狭すぎる。』

…はぁ…来たな…。

新潟市内エリアで、おいらに手が出せる土地のサイズはせいぜい40坪迄…提示した物件は34坪。

『上ものは減価償却で価値は下がる…最後にモノを言うのは土地の大きさだ。』
と言って、図面のターゲットから2軒隣の土地を指さす。
『こっちにしろ。』

えぇ〜!変形地で割安とはいえ、50坪じゃん!金ないし…。

『差額は何とかしてやる。』

はい〜ぃ?新居反対の立場だったんじゃなかったっけ?
話は一気に想定外の方向に向かう…ボーゼン。

とりあえず、新居の反対者はいなくなった。
でもさ、なんか予想外で怖い。
なんか『裏』がありそうだ…う〜ん。

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