Negative

2011-12-13 08:22:57 | Bicycle
先般から話題の『良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について(pdf通達)』であるが、
凄く分かりにくい『お役所言葉』で書いてあるために難解…。

で、良いものを見つけた。
良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について(pdf概要)
1枚の pdf ファイルにどんなことが問題でどんな対策が必要なのか…が、簡潔に書きこまれている。

あちこちのマスコミやネットでイロイロと論じられているが、果たしてどれくらいの人が『総合対策』というスタンスで話をしているのか、最近いささか疑問を感じている。

例えば自転車は車両であるから車道を走行する…と言う部分だけを取り上げて『ほら車道は危ない』だの、『やれ子どもや高齢者はどうする』だのと言うけれどさ、警察庁は『歩道での歩行者の安全確保』と『車道での自転車の安全確保』の両方を最初から言っているんだよね。

その為に何が必要か…と言うことを考えていかなければならないのだが、例えばその一環で『悪質な違反を犯す車両の検挙』があるわけでさ…pdf にもそう書いてあるわけじゃない?
でも今度は『規制・取締りが強化されるってさ!』と言う部分だけを取り上げてマスコミが騒ぐ。

なんかさ、ちゃんと伝えて欲しいよなぁ…新聞やテレビ局。

今回の警察庁の通達…40年もの間『ホッタラカシ』だった事を棚に上げて何を言っているんだ…という議論は置いといて、
どうにもこうにもならなくなった自転車の扱いを『欧州並み』のレベルまで引き上げていこうとする『理に適った』方向性を示したものだとおいらは思っている。だから『総合対策』なんだと。

マスコミはそこを理解しなければならないでしょ。

警察が態度を急変させたことに苛立ちを覚えるのは『ホッタラカシ』の逆恨みでしかないと思う。
じゃぁ逆に聞くけれど、マスコミは今回の自転車の件をネガティブに報道して、今の状態で日本の交通ルールが今後成り立っていくと思っているのかね?
今度は自転車の交通事故が増えました…とネガティブに報道するのが精いっぱいなんじゃないの?

もうネガティブは止めにしようよ。
どうすれば明るい未来が切り開けるのか、ポジティブに考えないとさ。

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