手強い彼女

ウチの長女は『オシャレさん』。
自分の長所を生かす服装を心得ていて、流行を上手く取り入れながらも、似合うに合わないを度外視して最先端を追っかけるようなことはしない。
それに、親の目から見て『え？』と思うような奇抜なものに手を出すようなことも無く…安心。
我が娘ながら、上手くバランスを取れるその辺の感覚は長けていると思う。

だが、オシャレさんであるが故に、身に着けるものはかなり『こだわり』があってさ…。

先日購入した YAKKAY SMART ONE TOKYO だが…。
今のところ、首を縦に振らない。

その理由を具体的に考えてみる。
①連合いが購入した beige のアウターが『探検帽子』みたいで自分の好みに合わない。
②『ヘルメット＝ダサいもの』という固定観念が、中１のころ使っていた通学ヘルメットを通じて染み付いてしまっている。

①の場合なら、そんなに難しくない。
連合い・長女・次女のヘルメットサイズは揃って M サイズ。
そもそも同じデザインのアウターを購入するつもりは無く、アウターはみんなで share すれば良い。
自分の好みの柄さえあれば、クリアできる問題だ。

でも…もしも②だったら…ちょっと厄介だなぁ。

ちょっと前に学校指定のヘルメットの効果と限界をテーマにブログ記事を書いた。
学校指定ヘルメットの『痛さ』は、その『ラベリング効果』にも現れる。
一度付いてしまったラベルを剥がすのは…相当な努力を要す。
信頼を築くのには時間がかかるが、壊れるのは一瞬…と言う話と同類だ。



あれこれと『その辺』のサグリを入れたいところなのだが、変に突っ込むと墓穴を掘りかねない。
幸い、新潟地区は降雪のためママチャリも含めて自転車はオフシーズン。
受験を控えた長女…『受験もある。体調管理も受験の内。怪我や病気をしないのも実力の内。危ない路面状況での自転車は自重せよ！』と言い聞かせていてあって、暫く乗らせないつもりだから、時間的余裕はある。

タイミングを見てやんわりと…。
しかし、手強いねぇ…ウチの長女。