カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

退職者急増中

2013-01-06 11:33:04 | 日記
 さて私の同職種の仲間たち。日本からはるばる来て私と同じように学校に入りビザをとり、2年間働きオープンワークビザと移民申請権をえるという、短いようで長い道を選んだ。
 昨年末から今年にかけて続々と「仕事をやめた」とか「やめたい」とかいう情報が入ってくる。3回経験者の私が時々偉そうにアドバイスしたりして。。。
 3ヶ月は何とかもたせるがその後が続かない。また入ってすぐやめてしまう。1年働いてもやめたいといい続けている。雇用主からファイヤーされる人も最近出始めて、ちょっと尋常ではない。それだけ生徒も増えてきているので確立が多くなってるのもわかる。結構賃金や労働時間の問題でやめることになるのが多い。安い人材だから雇えるという雇用主ははじめの調子のよい話がだんだんなくなってきて、裏切られたといやめるい人も多い。リップサービスなのかはじめは携帯や車の貸与、オバータイムの支払いについて調子のいいことを言うが。。結局なくなる。人がいいのかなんなのか?できないことは約束しないのが日本流。おじいちゃんも今年の夏は帰国の時間ができれば良いね。。という話だったが私はあまり期待していない。
 同僚日本人のほとんどの人がバンクーバーやトロントで英語学校にいったことがある。現在も沢山の人がカナダの英語学校に入っているはずだから、今後のこのプログラムに参加する人材は十分だ。
 年齢は20代後半から40歳くらいまでの女性。さすがに40近いと離婚経験者だったりするが、30代の結婚したい組も多い。私の年齢で日本人はいないので話についていけないことが多い。反面、欧米人は5~60代の人が多く、英語が話せ高校卒業してたら誰でもできる仕事だと思う。あとは家族とマッチすればいい、無論家庭的な人が好まれるから日本的ないい嫁タイプは重宝される。大量のフィリピン人母がこの手段で働き故郷の夫や子供らを家族移民させている。今はもうフィリピン人にはビザが出ない仕組みになっており、その隙間である日本人、韓国人、タイ人、欧米人が入り込んできている。しかしフィリピン人は世界中で働いているので、香港台湾ドバイあたりから個人的にウェブで雇用主を見つけ飛行機代を出させてやってくる。さすが英語の国は違う。
 日本人は結婚適齢期の女性がほとんどなので知ってるだけで3名この2年間で結婚し仕事をやめ、めでたく結婚移民するようだ。私はもちろんフィリピン人タイプ。
 娘が先月帰国して、仕事先が変わってまた静かな環境に戻った。昨日忘れ物のブーツをとりに元のエンプロイヤー宅によったが、なにやら私の後任のカナダ人がひと月もたたないうちにもうやめる話しをしているらしい。わかる気がする。可愛がっていた犬がまだ私を覚えててくれて足元にチョコンと座ってきた。しつけられたいい子である。