本日は道新→ニューオータニ→JR ART-BOX→大丸→三越→スカイホール→さいとう→らいらっく→富士フイルム→大通→NHK→コンチネンタル→近美→nicojicaの14か所。街中を離れたエリアのギャラリーになかなか行く気力が湧かない。
10時頃、家を出る。
時計台は現在無料で観覧できるのだが、何度も見たことがあるのでパスし、庭にあったものを撮影する。まずは「時計台の鐘」という歌碑。寄贈:永原利雄、施工:帝北石材。表面がピカピカ仕上げなので、時計台の建物が写りこんでいる。
「明治天皇聖蹟」「行幸 明治十四年九月一日」。大仰だね。
「舊札幌農學校演舞場」「昭和九年九月一日建之」。
さらに目立たない「第九號標」というのがあると思ったら、反対側から見ると「札幌農學校用地」と書いてあった。
■ニューオータニイン札幌「舩岳紘行展-密林の楽しい孤独-」。
「泉」:こういうイメージ好きだなあ。プログレのレコードジャケットにぜひ使ってほしい。
「ゆらぐ月」:何か生物的なものに埋もれるシーンが多い。
「アクタイオンと鳥女」:これは展覧会タイトルの通り、密林を思わせる風景。にぎやかだが、それぞれは孤独なのか。
毎回、良い作家を取り上げている企画だ。
■JRタワーARTBOX「shocochiyo / 上戸晶子『鰤』」。作家の故郷、函館ではイカが獲れなくなり、鰤がよく獲れているのだとか。そこから生まれた作品である。
■スカイホール「130周年記念ロゴ表彰式・展覧会」。来年、創業130年を迎える大丸藤井セントラルのロゴ展。資料として、昔の写真や帳票もちょっとだけ展示されていた。これは来年、遠慮なく「大丸藤井セントラル130周年展」を開催すべきだと思う。
■NHK「コロナ禍のクリエーション」。初めて、新装なったNHKの建物へ。
入口すぐにあった、写真撮影コーナー。2枚の透明パネルに人が描かれており、間に入って撮影できる。私は撮影してくれる人もなく、パネルだけを撮影する。
中央にはアマビエ。私にはどうしてもこの手のものがブームになるというのが理解できない。
番組「みんなの卒業式」で使われた、すずきらなの黒板アート(再現と新作)。本当は人々が集うはずだったものが…。
人のいない風景になる。
後、映像展示にはあまり興味なし。それからNHKは政府の言い分だけを何の評価もせず垂れ流していることを反省したほうが良い。
西11丁目に向かうところで、またライオンの親子を発見。だから、雄ライオンは子育てしないんだって。こういうときだけ親ヅラして出てこないでほしいものである。
■コンチネンタルギャラリー「2021北海道版画協会作品展」。欲しいなあというものもいくつかあり。
■北海道立近代美術館「富野由悠季の世界」。作品目録がないので、受付の方に「メモ用紙はありませんか」と聞いたところ、会場内では撮影はもちろん、メモを取るのも禁止だというのだ。一気にちゃんと見る気が無くなった。
だいたい私はガンダムには興味が無く、クソ面白くない回を一話しか見たことが無い。イデオンとかエルガイムも見たこと無いしなあ…。と思っていたら、そうだ私には「勇者ライディーン」がいたぞ。
→このバイクで空中に飛び上がり、ライディーンにフェードイン(ロボットの体内に入り操作できるようになる)するのだ。
ライディーンはとにかく武器が豊富ということで定評があり、今思い浮かぶだけでも、ゴッドブーメラン、ゴッドアロー、ゴッドゴーガン、ゴッドブレス、ゴッドアルファ、ゴッドミサイル、ゴッドボイス、ゴッドバード(ムー帝国の守り神なので、必ず「ゴッド」が付く)などがあったはず。
子供のおもちゃとしても、マジンガーZのロケットパンチが当時としては驚きの仕掛けだったが、超合金のライディーンが本当にゴッドバードチェンジする(必殺技の体当たりのため、鳥の形になる)のは、斬新だったよなあ。
■北海道立近代美術館「ヨーロッパの版画」。大体見たことのあるものばかりだったが、今日は「版画ガチ勢」とでもいうべき、真剣に見ている人たちがやたらに多かった。
■北海道立近代美術館「オプ・アート」。
ヴィクトル・ヴァザルリ「DIA‐OR」:オプ・アートを写真撮影してもどうだろうと思うのだが、これは本当に光って見えない? 驚くことにこれは木綿と羊毛を使ったゴブラン織なんだよね。
後は「アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス」など。
■KINBI nicojica「大崎土夢「エリプスの匂い」」。2階のカフェ展示。
「四十三の見物 2021」(左)、「3つのオブジェと散布考 #50 2021」(右):途中で他の客がいなくなり、撮影。
「制作の融点(忍路環状列石)2021」:青木繁がもし北海道を旅していたら…、という架空の旅を想像して描いた作品。
「北海道記(海の幸)2021」:小樽、余市の辺りの海を想定しているようだ。