散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

大回りを終えて

2022-05-03 21:43:56 | 飲み歩き・琴似界隈
8時間以上何も食べていないので、さすがに腹が減った。祝日だけど空いている店はあるかな~?

2軒目に覗いたこの店のカウンターが予想外なほど空いていたので入店。ハイボールでスタート。通しは魚すり身揚げのようだが、こんなものは一瞬で無くなるのだ。



今日のメニューを眺めるが、全く刺身気分にならない。



ボリュームと濃厚さだなということで、タラ唐揚げから。



鶏串と豚串をタレで。この甘辛い肉を体が求めていた。飲み物は焼酎水割りにチェンジ。



そして、ナス味噌グラタン。熱々のナスにかかった肉味噌+チーズ。そうだ、今食べたかったのはこれだった。



ということで、貪り食って終了。



疲れたのでタクシーで帰るあたり、もう若くはないということであろう。

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大回り(4)小樽・琴似

2022-05-03 20:35:24 | 旅日記
ここから逆戻りしたほうが札幌につくのは早いかもしれないが、今回は「大回り」が目的なのである。かつて琴似から北線で長万部まで行って戻ったことはあるのだが、函館本線を使った一周をしたことがない。ということで、北線廃線記念で乗ってみることにしたのである。

長万部から小樽行きの列車に乗る。ここが3時間以上の乗車となり、一番辛いところなのである(そんなに乗り鉄という訳でもないのだ)。

そして1両編成のせいか、ゴールデンウィークのせいか、結構な乗車率だ(立っている人もいる)。なんか、人が近すぎて嫌だよね(自分も原因の一人なのではあるが…)。その後、余市で割と混雑が緩和し、無事小樽に到着。もう疲れて、腹が減ってきた。おまけに読む本が無くなった。

小樽駅から普通電車にのるが、車両がエアポート仕様でありながら、各駅停車で運行するのだそうだ。すなわち、4両目の指定席車両も普通運賃で乗れるのだ。これ、全員が気がついているわけではなさそうで、4両目に乗り込むと、割と空いている。クロスシートで2人掛けの所に2人で座っている席がない。

これで緊張がゆるみ、長万部で「もしかして出番があるかも」と思って購入しておいた、これが登場だ。



手稲辺りから混雑したら嫌だなと思って、グイグイ飲みほしたが、最後まで混雑は無いのであった。良かった。

さて、今日一日の行程をまとめると以下の通りである。
乗車時間:8時間24分
運賃  :通常の切符を購入すると9060円の所、2540円(6520円のお得)
歩数  :11,719歩

この記事を書いている5月4日は朝から人身事故(生きてらっしゃると良いのですが…。もしお亡くなりになった方がいたのであれば、ご冥福をお祈りいたします)でダイヤが乱れていたようなので、結局、ほぼ雨にも降られなかったこの日に出かけたのが正解なのであった。

さて、琴似に着いたが、腹が減った。
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大回り(3)長万部

2022-05-03 16:37:13 | 旅日記
室蘭駅に戻ってきた。



最近、地方都市に来ると地元のお菓子を買うことが多い。確か駅に売店があったよなと思ったら…。



まずは室蘭から東室蘭まで移動。改札が始まったというのでホームに出てみると、これ特急列車だよね。



流れている放送を聞くと、この列車は東室蘭まで普通列車として運行し、そこから特急すずらんとして運行するのだそうだ。



ということで、東室蘭までであれば、一日散歩きっぷで乗れるのである。といいつつ、こういう場合ってなぜか車掌さんにとがめられそうな不安にかられる私であった。妙に心配性なのだよね。



但し、駅間も短く、東室蘭まではあっという間。そこから長万部行の普通列車に乗り換える。ここも1両編成なので結構な混雑だ。祝日だし、部活のために登校した学生も多いのかな?

しかし、伊達を過ぎても洞爺を過ぎても割と混雑した感じで、いつになったら空くのだろうと思ったら、そう、この駅が来ましたよ。



ここで乗車していた人の2/3くらいが一気に降りる。そう、全国的にも有名な秘境駅「小幌」である。どうもカメラを持っている年配男性(私と同年配が一番多いのかな)ばかりだと思っていたよ。さすがに秘境駅だけあって、前を見てもトンネル。



後ろを見てもトンネルで逃げ場がない。



ここで乗車人数が激減し、後は快適に長万部に向かうのであった。

長万部駅に到着。ここで小雨が降ってきた。



しかし、久しぶりに来たら、まんべくん推しが甚だしいですな。





1時間ほど待ち時間があるので、街のメイン通りに出てみたが、悲しいくらい何もない。



そういえば、温泉街は線路を渡って少し離れたところにあるんだよな。



この店のホルモンが名物らしく、向かいにコンビニがあることもあって、この辺だけ人が多かった。



川越しに海が見える。波はそこそこ荒い。



駅に戻ってくると、うっすらと虹が見えた。



町中で営業している店が極めて少ない感じだったので、駅に併設された観光案内所兼売店で長万部限定の「あめせん」(落花生味とゴマ味)を購入。ちゃんと長万部で製造している菓子である。

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大回り(2)室蘭

2022-05-03 13:10:00 | 美術・アート
昼食を終えて、街中を散策しながら、室蘭市民美術館へ。



隣接した駐車場壁にも、何となくアートっぽいデザインがなされている。



美術館前の池田譲「作品0510」を撮影。



■室蘭市民美術館「写実と幻想 熊谷善正・高野次郎展」。展示作品が撮影可能であることを、私には珍しく確認した。
高野次郎「シャルトル」:フランス遊学経験がある画家らしい作品。



高野次郎「裸のポーズ」。



熊谷善正「仮面の譜」:カーテンの陰に1人、暗闇に1人、女性の姿があり、不思議な構成である。



熊谷善正「有珠岳秋色(B)」:ゴツゴツした山の姿。「同(A)」の方はもう少しカラフルな感じなのだ。



オープンギャラリーの方では「川村弘文漆芸展」の準備がされていたが、残念ながら明日から。但し、作品そのものは置いてあるのを見ることができた。素敵にまとまった小品が多く、見る価値ありと思う。

室蘭市文化センター前、高橋昭五郎「協奏」。6年前にも撮影しているのだが、ブログが変わったこともあり、あらためて掲示する。



その近くにある「本多新翁頌徳碑」。



次の目的地に移動しようとして、ちょっと道を間違えたらこんなところに来てしまった。



大きく両側を岬が囲むようになっており、穏やかな海水浴場なのだろう。



そして次の目的地はこちら。



去年、市青少年科学館と市立室蘭図書館本館が老朽化により閉館したのを受けて、通称「えみらん」、正式名称「DENZAI環境科学館・室蘭市図書館」ができたのである。こういう施設がリニューアルされるのは嬉しいねえ。



図書館の入口に資料展示があった。室蘭市港の文学館「秀痴庵文庫」より、週刊平凡パンチ創刊号。



週刊少年マガジン、週刊少年サンデーの創刊号。



週刊少年ジャンプ、週刊りぼんコミックの創刊号。



コロコロコミック創刊号。



雑誌は以上。うーむ、少年チャンピオンの立場が…(昔は人気なかったらしいからね)。

「胆振国室蘭郡全図(複写)」。



アイヌ民族の「エムシ(刀)」「マキリ(小刀)」などの道具(いずれも複製)。



そして、撮影不可だったが、奥の方に凄い展示があった。郎世寧(ジュゼッペ=カスティリオーネ)「白鷹図」、仙厓「寒山拾得図」、宮本二天「布袋観闘鶏図」、顧閎中「韓熙戴夜宴図」(かなり精密に描かれている)があったのだが、さすがに写しかな?

環境科学館の方は時間が無くなり今回はパス。もう少し室蘭で時間を取るには、6時前に出発しないとならなかったので、今回は無理であった。
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大回り(1)室蘭

2022-05-03 12:20:44 | 食べ歩き
今日と明日、まだ今日の方が天気が良さそうなので、思い切って出かけることにした。バスに乗りJR琴似駅へと向かう。



この企画をやるとき、昔は最初から最後までJR+徒歩が正しい姿勢だと思っていたのだが、寄る年波には勝てず、バスも使ってしまった。琴似で一日散歩きっぷを買い、まずは札幌へ。



結構人が乗っていて、座れない。



札幌駅で苫小牧行きの普通列車に乗車。ここは座れたのだが、ロングシートのため風情が無い。



苫小牧から東室蘭へ。1両列車のため、そこそこ混雑する。じっと我慢。



東室蘭でさらに乗りかえて、室蘭に到着。まずは店が混雑する前に昼食を取ろう。早速、古びた商店街に行くが、第一候補だった店は店頭で客が2組ほどもたもたしている。まだ12時前なので、空いている可能性もあるがどうにも気分が乗らなくなり、第二候補の店へ。

前回、室蘭に来た時も気になっていた、とんかつ「S」へ。



戸を開けてみると、幸いなことに先客1名だった(後から6~7人来たかな。古い作りの店内なので混雑感はなし)。メニューを眺めて、とんかつ、ひれかつ、かつ丼、カツカレー…、まずはお酒だな。


→潔いメニュー。「単位円」って書いてあるのも律義すぎる。

先客のおやっさんが冷や酒っぽいものを飲んでいたので、つい頼んでしまった。燗でも出せるというので、1本つけてもらう。漬物120円というのも魅力的だったが、騒がずとも通しとしてついてきた。こうなると、450円の酒は330円(酒)+120円(漬物)に分解されるということか。嬉しい限りである。



そうこうしているうちに、頼んだとんかつ定食がやって来た。かなり年配のご主人だが、手際は間違いなしだ。そして運びを担当するお姉さんの動きもキビキビしているのだ。しかしこのとんかつ、店にいた時も若干「あれ?」とは思っていたのだが、これどう考えてもひれかつ定食だよね。ま、気にしない気にしない。まずは味噌汁に手を付けると、これが熱くて美味い。



かつには卓上のソースと別添えでケチャップソースがついてきた。ひれかつをつまみに酒を飲む。油っぽさがなく、実に柔らかいかつである。私は普通のソースより、ケチャップソースの方が何となく気にいったね。



ご飯はお代わりできるようだったが、酒を飲んでいるのでそれは不要だろう。最後に残った沢庵で、残った酒を飲み、ちょうど満足だ。「どうもごちそうさまでした!」と声をかけて勘定をしてもらう。

もう一つ気になるのは、とんかつ定食だと思い込んで金を払ったので、50円高いひれかつ定食の値段を負けさせてしまったかも。店の人も提供ミスに気がついて負けてくれたのかな? どちらでも問題なかったので、申し訳ないです。

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