本日はスカイホール→三越→富士フイルム→大通→文学館→近美→東急→大丸の8か所。
■スカイホール「ともにのにじいろアートワーク『本日も晴天なり』」。
minoru「無題」:缶詰、ジュース類、カップ麺、袋麺のパッケージを描いたもの。好きな物に特化したのが良い。
阿部俶子「無題」:机や椅子まで塗りつぶしていく作品。
KEITA「道頓堀」:左端に「名物串かつ」、右上の方に「どて焼き」いった文字が見え、中央部は通天閣らしい(良く分からんけど)。パッと見に素敵。
Tomomi Nakatani「とり」:鳥類図鑑が好きで、新版が出るたびにそこから描き起こした作品らしい。特定のものへのこだわりが良く理解できるので、私好みの作品である。
■富士フイルムフォトサロン「栄馬智太郎写真展 「霊峰御嶽」 ONTAKE」。山岳信仰の迫力ある作品。
■北海道文学館「花・彩々ー文学の中に咲くー」。植物への興味が薄い私だが、観覧無料なので行ってみた。
冒頭に俳画・歌画の色紙が数点展示してある。美術好きとしては、森田たま「つる薔薇の初めて咲きし華豊か」、栃内忠男「落日の百合からだ燃ゆるは簡単に」、石川啄木・栗谷川健一「アカシヤの街樾にポプラに秋の風 咲くがかなしと日誌に残れり」などに興味が惹かれる。
その他は絵本、花に関する文章を抜き出したパネル、色紙、俳句・川柳・短歌など。
■北海道立近代美術館「羽生輝展 悠久の岬を望む」。
「冬眠する浜」:大きな岩山が描かれ、自然に対峙する気持ちが沸き上がってくる。しかし、その前には平たい戦車部隊のように番屋がならんでおり、番屋が自然に対峙するのを見るのと同時に、我々が厳しい自然の中に立つ番屋に対峙しているのではないか、という思いもしてくるのだ。
「北の浜辺(千代の浦)」:これ以外の作品では、地面にへばりつくように描かれる建物だが、この作品ではその中の水産加工場が巨大な建物として見る側に圧し掛かるように描かれている。
迫力ある作品群に加え、新聞小説のカットも多数あり。
こっちはゴールデンウィークが明けてからにしようと思っていたが、意外と展示室への行列は少なかった。
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