本日は500m→市民→法邑→大丸→紀伊国屋→三越→スカイホール→らいらっく→富士フイルム→大通の10か所。
■500m美術館「ながめのいい場所」。
三田村光土里「人生は、忘れたものでつくられている」。
三田村光土里「No-Con」:人類が滅んだあとに残された記録の形式をとっている。
小林知世「doughnut」:非常に淡い油彩。
今村育子「Reflection room/反射する部屋」:二つのケースに反転したような配置のインスタレーション展示がされている。写真はそのごく一部である。
八鍬桃花「巡」:百人一首を分解して、色に見立てて展示したもの(だそうだ)。写真は色が良く出ていなくて申し訳ないが、影の形も面白い。
青木陵子「数字と色のボリュームを建築する」:数字に対して特定の色を感じる人がいることから造られた作品。ちなみに私は全く感じない。
■500m美術館「The WALL vol.3「Line of Sight-視線」」。100mを超えて線が続く。
山あり谷あり。
いずれも何かを表現しようとしているのだろうが、万人に届く分かりやすさは無い。
■札幌市民ギャラリー「版’s展 2022」。水準もなかなか高く、見ていて楽しい。
■茶廊法邑「Bee hive展 2022」。金属系のものに目が行くね。
佐々木けいし「金族」:大きな金属椀のような作品と壁にあるものも同一タイトルである。
佐藤あゆみ「ここにしかみえない」:金属であり、植物でもある作品。
佐々木仁美「縫」:金属でありながら、縫い目のような線が特徴的。
辻有希「floaiting」(ママ):吊るしている感じを極力目立たせない、モビールのような作品。タイトルは意識的なのか、スペルミスか。
吉成翔子「ころころ5」:そして何より目立つ作品がこちらである。
「START」の所から木のボールを転がす。
途中、コリントゲームのようなところで道が枝分かれ。2コースあるのだ。
回転している所も見どころだが、小さな金属コースが連続しているところでは、段差を落ちる時の音も聞きどころである。
実に楽しい作品であった。
■らいらっく・ぎゃらりぃ「横山文代絵画展2022 with you 爛漫の春」。大丸藤井でも個展を同時開催中。
■富士フイルムフォトサロン「「ホヤ」という世界 海の宝石 細谷克子水中写真展」。驚きの色彩写真が次から次へと登場するが、肉眼で見るホヤはほぼ無色透明なのだそうだ。ストロボを付けて撮影すると、周りのサンゴなどに光が反射して色づいて見えるらしい。
これはホヤとウミウシの競演。
外に出ると、ホテルアルファサッポロ、いやホテルオークラ札幌の建物が取り壊されていた。