20220703最近読んだ本

■「虎を追う」櫛木理宇
先が気になり読み進めさせられるが、イヤな事件をテーマにした話である。もっと事件は記号化してくれて良いのだが。

■「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦、原案）上田誠
果てしなくループする物語が得意な筆者だけに、タイムマシンテーマがハチャハチャする作風にぴったりである。

■「護衛艦あおぎり艦長早乙女碧」時武里帆
乗艦した日から大騒ぎが。お前はカーク船長か。

■「試練」時武里帆
護衛艦の市民見学デーに、不時着機の救助と見学者の急病という二つの事態が。持ってる艦長である。

■「黄金の人工太陽」Ｊ・Ｊ・アダムズ編
「巨大宇宙ＳＦ傑作選」と銘打って、スケールの大きな話が多い。

■「めしばな刑事タチバナ４６」坂戸佐兵衛、旅井とり
こしあんvsつぶあん論争が今回のメインだが、正直なところ、どっちでも良くない？

■「嗜好機械の事件簿」喜国雅彦
あふれでてくる（しょうもない）ミステリ愛。コロナ禍（下）の犯罪も大変である。