散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

早い時間帯のバー

2022-07-09 20:20:48 | 飲み歩き・すすきの周辺
2軒目はいつものバー「N」へ。さすがにこの時間帯ではまだ混雑はしておらず、1番目の客となった。

「今日は人出が多くて参った」という話をしたら、お店の方はそうでもないとのこと。安心してアクアビットモスコミュールでスタート。



2杯目はラム+イエーガーマイスター+スロージン+アニゼット+レモンの複雑だが、フルーツっぽさもあるカクテル。



そろそろ客が増えだしてきたかな。3杯目はアランバレルリザーブ。アランはどうもアルコール度数が強いという先入観があったのだが、これは43度で綺麗な味わい。ちょっと軽やかなブランデーのようなフルーツのニュアンスを感じた。

 

さて、まあまあ席も埋まってきたので、早めに帰ることにするか。



地下鉄すすきの駅と大通を避けて、いつものごとく西11丁目へ。すんなり帰れれば良かったのだが、狸小路の西10丁目で死んでいてもおかしくないような形で倒れている人がいる(ビルの前の小さな階段に頭を下にしてうつ伏せになっていた)。「うわー、死体だったら触るの嫌だな」と思いつつ、肩をゆすっても反応が無い。

困惑していると、向かいの中華料理店の人が出てきて、鼻の下に手を当てて「とりあえず息はあるな」と確認してくれた。さらに救急車もその人が呼んでくれてホッとする(さすがに場所の説明が上手なのである)。

そうこうしていると、救急車が来る前に(時間かかるのね)、その死体(失礼)が起き上がり、「あ、大丈夫です」とか言いながら歩きだす。おい、本当に大丈夫なのかよと思いつつ、無理に止めることもできない。私も救急車を呼んだ人に「すみません、救急車来ちゃうと思いますけど、説明お願いします」と言って、なすすべが無くその場を離れた。

以前もこのあたりで倒れていたお爺さんのために救急車を呼んだことがあるのだが、まったく鬼門だね。グッタリ疲れて、そのまま帰宅。
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いつものことながら迷走しております

2022-07-09 18:24:59 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日は北24条のいつも行く店で一杯やろうと思っていたら、どうもステルス営業になっていたようだ。今日は人出が多く、知らない人たちにどかどか来られても困るということで、店頭の看板は出さずに営業しているみたい。多分、私は入れると思うのだが、そっと店をのぞくともうカウンターに常連が沢山いるので、やめておいた。

さて、どうしよう。北24条で気になる店は他にもあるので3軒ほど見てみたが、開店前→開店前→直前に客が入り行きそびれるということで、どうにも定まらない。諦めてすすきのに向かうことにした。

すると地下鉄が大混雑で、特にさっぽろ・大通の辺りは酷い。後から気が付いたが今日は真駒内で花火イベントがあるためらしい。イベント会場は外だし、人間同士の距離が取れるのかもしれないが、そこへの交通機関はどうしようもない。花火終わりの時間帯も酷いんだろうな。今日は早く帰ることにしよう。と思っているうちに、すすきの到着。

開店が17時半なのでまだ早いかなと思って覗いた焼鳥「C」はもう大丈夫とのこと。1番客となり、カウンター一番奥の席へ(テレビの下なので人気が無い席なのである)。飲み物はほう、ソラチ1984があるのか。それで行こう。



通しはスパサラ。ちょっと塩気がきつい気もしたが、汗をかいたからいいか。



今日は混雑するので、なるべく詰めてくれというリクエストもあり、これは早く退散しなくてはなるまい。一気に注文した中から、さっぱりした鳥ポン酢が最初に出てきた。鳥刺身も注文してみたかったのだけれども、値段が倍くらいするのよね。



さっぱりして美味い。これを頼んでおいて良かった。飲み物は越乃景虎を冷やで頂くことにしよう。



焼鳥は火おこしの最中だったのかな、結構時間がかかって出てきた。まずはつくねから。充実感があり、腹減り気味のところに嬉しい。



続いてやげん。軟骨よりも肉たっぷりの印象。



そしてとり精。どちらかというと、これから食べたかった、基本となる味だ。



それにしても焼鳥の値段は2本で400~500円。原材料が高くなったのだとは思うが、相当値上がりした印象がある。私たちの生活は給料も上がらぬままにどんどんこうなっていくのだな。もっとも、私は会社の中ではもう定年直前の大したことが無い人なので、給料が上がらないのは当然である。



無事、混雑が始まる前に店を出ることができた。
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20220709ギャラリー巡り

2022-07-09 16:55:11 | 美術・アート
本日はコンチネンタル→資料館→門馬→レタラ→メトロギャラリー円山公園の6か所。



■コンチネンタルギャラリー「第62回北海道版画協会展」。会場でYさんに久しぶりにお会いするが、髭を伸ばしていてビックリ。ギャラリー巡り何よりです。
宮井保郎「WATER FALL」:カラフルに光る、凍った滝のような作品。
吉井香「orosigane」:素敵な小品。
宮本文彦「水の音」:プールに浮かぶ男性の体。ゴボゴボという水音が想像できる。

札幌市資料館にて。



昼食を取ってから急ぎ円山公園駅に向かい、タイミング良くバスで旭ヶ丘高校前へ。

■ギャラリー門馬「光の子ども-言葉で描く。詩で綴る。 文月悠光 久野志野」。
久野志野「光の子供」;もともと描かれた範囲外にものすごく大きな世界を想像させる作品が多いのだが、今回は画面に多層的な表現を加えて「物語は一つじゃないんですよ」と語りかけてくるように見える。なんだか「TIME AND WORD」という言葉が頭に浮かんでくる。

さて、今回は絵画+詩ということで、その相乗効果がどう出てくるのかということが、鑑賞のポイントであるだろう。普段詩を読まない私がどう思ったか(ちなみに文月悠光「臆病な詩人、街へ出る。」は読んだ)。

もともと私は特殊な人で、これまで本の冊数にして少なくとも1万冊、短編を一つの物語としてカウントすると、数万~十数万に近い物語を読んで来た経験を持つであろう(フィクションだけの冊・編数ね)。そういう物語の吹き溜まりのような人は、もう短い文章でハッとするということがほとんどない。感性が麻痺・劣化しているということもあるし、様々なパターンを分かった人を驚かせるには、かなり持って回ったプロセスが必要でもあるからだ。そういう私から見ると、詩は作品世界の邪魔はしていないのだが、拡張しているかというとそうも思えないのである。こればっかりは他の人の評価を見てみたい気もするが、大体どういうことが書かれるのかは、もうわかっている気もする。

ところで、ギャラリー門馬の改築(新築?)がされて初めて来たのだが、どこから入って良いのか分からないくらいの洒落た建物になっているのであった。



裏庭にでることもできる。



建物の玄関側には作品のようなものが設置されている。







ギャラリーから坂を下り、たまたま見つけたバス停でほぼ待ち時間が無くバスが来ることが分かり、それに乗る。バスターミナルに戻り、歩いて次のギャラリーへと向かう。

■ギャラリーレタラ「吉田茂+泉修次展」。
泉修次「FAKE CAN‐2022‐02 信じる者は救われない」(奥)、「FAKE FLAKES‐2022‐02」:いかにも食べ物が入っているようで、偽物のフレーク入りの缶である。後でギャラリーの人が缶の周りの植物に水をやっていたが、こっちは本物ということか。







泉修次「BIG GUM‐2022‐02 色や言葉に惑わされないように」:緑と赤の取り違えにご注意を。



吉田茂「無題」:白いボードに亀裂が入り、中から青、赤、緑、黄色といった虹色が見える。





この後、飲みに行くつもりで北24条に移動する(振られてすすきのに行くことになったが)。ちょっと時間があったので、札幌サンプラザ前の市電車両を見に行こう。建物の南東側に路面電車の車両が設置されている。



真横から見たところ。



正面から見たところ。このカットは動いている電車ではなかなか撮影できない。



今日は以上。
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喉にしみる

2022-07-09 15:37:04 | 食べ歩き
いや、なんだか蒸し暑い。そんなことを言うと関東以南(いや、東北以南か)の人に申し訳ないような気もするが、体のつくりが違うんだよね。十分、北海道生まれ・育ちの人には暑い気温なのだ(湿度の高さも効いている)。

それにしても今日は外出している人が多そうで、休憩場所が見つからない。こうなると思い切ってこっちまで来た方が良いかということで、北大構内へ。正門からすぐの所にあるカフェへ。

もちろん冷たいもの希望だが、今日はアイスコーヒーよりソーダ系がいいな。ということで、イエローソーダというのを注文。



おおっ、これは強炭酸で美味い、喉にしみわたる。ちなみに黄色の部分はパッションフルーツ味だそうだ。はあ、落ち着いた。

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展示はない

2022-07-09 12:34:55 | 食べ歩き
今日の昼食は前から一度行ってみようと思っていたカフェ「C」へ。ちょうど昼頃の訪問とあって、それなりに客がいる。私はまだ他の客が座っていない大テーブルの隅の席へ。初めてなので、この店を代表するメニュー(と思われる)カレーをランチセットにしていただくことにしよう。

ここのカレーは黒いカレーで、小麦粉とバターを黒くなるまで炒めたものをベースに、鶏・豚・牛のミンチ(へえ~)、リンゴと蜂蜜(へえ~)が入っているのだそうだ。カレーにはサラダ、味噌汁もついてきた。



カレーはベースの甘さがちょっと気になるが、全体的にはそこはかとない苦みも効いて食べやすい気もする。サラダはキャベツと大根を中心にレタス、プチトマトなどが入ったもの。味噌汁は熱くて、出汁の風味が出ている。

そしてランチセットにはカシスシャーベットがついてきた。



もちろんカフェなので、ブレンドコーヒーを頂く。香りがなかなかいい。



ここはギャラリーとしての機能もあるのだが、どうも今回の「書」の作品が好評らしく、店主が「展示したのも売れてしまいました」と説明をしていた。よって、ギャラリー鑑賞は無し。客の年齢層がなかなか幅広く、人気の店のようである。

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