本日は資料館→紀伊国屋→エッセ→大丸画廊→大丸6階→大丸1階外→ヒューリック→赤レンガテラス→Sitatte→チカホ北3条→チカホ北1条→大通→富士フイルム→アリアンス→スカイホール→三越の16か所(少々、数え方が甘いか)。
今日は好天の中、スタート。
■ギャラリーエッセ「ごみょんにも」。大谷高校美術科出身の3人展。
椿奈土「世界で山城さん1人だけ」:寂しいような、寂しくないような。空間にただ一人いる人。
椿奈土「ビルかぜ」:全体にブルー系の色彩。これも良いムードの作品。
会場の一角にあった「かにぱん」がとても気になる。
■大丸6階、1階「Sapporo Parallel Museum 2023」。
山下 拓也「The Woodcuts from the bedroom」。
■ヒューリック札幌建替計画仮囲い「Sapporo Parallel Museum 2023」。
山本雄基+巴山竜来「organism」:近づくと撮影困難なので、交差点をはさんだ歩道から。
■赤れんがテラス5Fテラス計画「Sapporo Parallel Museum 2023」。
大橋鉄郎「リプロダクトチェア」:名作椅子のレプリカが大量に作られていることから、さらにそれを進めてペーパークラフトにしてしまった作品。どこまで商品やデザイン、唯一性は保証されるのか。
→それにしても、奥の扉は眺望テラスというのだが、冬季間は使用禁止なのである。なんでこんな作りにしたのだろう…。
■札幌フコク生命越山ビル sitatte sapporo B1Fステップガーデン「Sapporo Parallel Museum 2023」。
藤倉麻子「砂地のタイヤと固い角地の砂とタイヤの地面」:公共空間で展示する意味もあるのだろうが、すぐ近くのテーブルで何か食べている人がいて見るどころではない(向こうも私が気になるだろう)。
→よって、ピンボケ。
■札幌駅前通地下歩行空間チ・カ・ホ憩いの空間/北1東「Sapporo Parallel Museum 2023」。
沼田侑香「Imaginary farm」。
この展覧会、スマホを使ったスタンプラリーをやっており、6か所回った私はインフォメーションブースへ。1か所1スタンプにつき、ポストカードが1枚もらえる。
6か所回ると先着100名にオリジナルグッズがもらえる。6か所回ってきたことを示すと、受付の人が「オッ」という雰囲気になったので、私はかなり早い着順だったのではなかろうか。
■チカホ「札幌市博物館活動センター「さっぽろの自然と生きものたち」」。雪まつり期間中で混雑していたため、おざなりに見る。小金湯産クジラ化石のレプリカ展示がされていた。
クジラの頭部が大人気のため、しっぽの方から撮影。かなりデカい。
■三越催事場「長坂真護展 Still A Black Star」。先進国が捨てた廃棄物を使ってアート作品を制作し、ガーナの貧困問題を含めた経済のアンバランスと環境問題を提起する作家の展覧会。入場無料で作品の撮影も可能。
「Plastics Worker」:ガーナ現地では、先進国で使い、捨てられたと思われる大量の廃棄物が投棄されているのだとか。
「スーパースターズ」:スラム街でアーティストになりたい子どもたちに絵を教え、その作品を先進国で販売して売り上げの10%を本人に支払うプロジェクトを手掛けているそう。フェアトレードという概念も必要になってくるのだろう。
先進国のみが資源と利益を吸い上げ、そのしわ寄せが貧国に向かっているという問題提起を真面目にしている作家だと思う。
ところで日本はすっかり貧しくなり、そのしわ寄せが来る方に回ったので(なけなしの金で武器や食料を買わされる)、日本の皆さんは全く気に病むことは無いですよ(いや、そうもいかないか)。
■三越催事場「1972 札幌オリンピックメモリアル展示会」。そして三越の高度でシニカルな趣向なのか、何も考えていないのか、同じフロアでオリンピックのメモリアル展示会が開催されていた。1972年の札幌はいざ知らず、現在では反SDG's、反公正、反自然環境、反富の平準化を代表し、汚職と差別と環境破壊のためのサーカスであるオリンピックである。
何でこんな展示をやるのかな。前から企画が決まっていて止められなかったのか、札幌市の推進事業が一時停止しているため、予算が余ったのかな。
まったく欲しくなかったクリアファイルだが、記録のために貰ってきた。盲目的な「夢よもう一度」層を外して、オリンピック招致の是非を考えるべきだと思う。