散歩日記XX

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小樽三昧(9)小樽公園あたり

2022-05-28 16:20:00 | 美術・アート
小樽バザールヴィタ美術館の前から、小樽公園の方に向かい、紅葉橋を渡る。





小さな小川を渡ると、小樽市民会館が見えてきた。今日は催し物が無いようで、結構な廃墟感が漂っている。



近くにある小樽市能楽堂には「夏季公開」の看板が出ていたが、明日からだった…。



総合体育館の前で彫刻を発見。



二部黎「野に躍る」である。



市民会館の裏手に上っていくと、斉藤吉郎の「少女の像」があった。両陛下(昭和天皇・皇后だろう)が来樽した記念に寄贈されたものらしい。



そして、巨大な一原有徳「炎」。



石川啄木歌碑「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」。



小樽市民会館の前に戻ってきて、中野五一「藤山要吉翁像」。この他、市民会館内にも彫刻や絵画があるように外から見えたのだが、どうにも今日は入館できる感じではなかった。



山を下ってきて、小便小僧がある池。



後志地方には放射線量を計るモニタリングポストがある。単位はマイクログレイ/時であったが、この数値がどの程度のものかは私には分からない。



題字石原健三「表慶」。後の大正天皇が皇太子時代の「御成婚記念」らしい。皇室が絡むとなにかと面倒だね。



そして、市立小樽図書館を久々の訪問。入口を入るとすぐに鈴木吾郎「十月の女」を発見。



「贈 北潟谷仁」とある絵画。画家のサインが入っているのだが、どうにも読めない。



一原有徳作品。安~い額(額というかアルミの枠)に入っているが、本物だろうか。



「贈 株ヤマハブランズショップ札幌・小樽店」とあるが、ミロの版画か?



鈴木吾郎「若い女」。逆光で見づらい。



階段で2階に上り、振り返ると見えるステンドグラス。



「?.Yoshiharu」というサインのある画。小樽の風景なのであろう。



「野原にて」。作者は国画会会員 椿本俊子と書いてあるように見えるが、検索しても何も情報が出てこない。
→2022年6月5日追記。コメントで教えていただきましたが、「藤本俊子」という小樽の画家のようです。小樽市民ギャラリーで回顧展が開かれたこともある、小樽を代表する女性画家のようで、無知で申し訳ありません。



それにしても学習室などにずかずか入り込んで、彫刻・絵画の写真だけを撮っていたので、異常者感あふれる振舞いだったかもしれない。図書館利用の皆さん、お騒がせしました。その後、図書館を出て、駅前方面へ。途中に石原裕次郎メモリアルアベニュー「裕次郎の小径」の碑がポツンと残されていた。



小樽駅横の紀伊国屋書店で本を2冊購入。

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2 コメント

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SHさん、こんにちは。 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2022-06-05 07:49:54
小樽公園に野外彫刻があることは知っていましたが、見たことがなかったので、ありがたいです。
そして、図書館については全然知りませんでした。今度行ってみようと思います。
一原さんの「炎」、銭函駅前とぜんぜん保存状態が違うなあ。やはり潮風って、ものを傷めるんですね。

最後の画家は、画風から推して、この人と思われます。

http://kyokyo.jp/2019/fujimototoshikokaikoten/
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Unknown (SH)
2022-06-05 10:24:07
ヤナイさん、こんにちは。
私も小樽公園は初めて行ってみました(図書館は2回目)。
「炎」ですが、そういえば銭函駅前にもありましたね。
ここで見た時は劣化状態をチェックする思いでは見ませんでしたが、気にならなかったということは大丈夫なのでしょう。
小樽も海風は当然来ますが、距離があるからなあ。その差ですかね。

名前が読み取れなかった画家は藤本俊子さんで間違いないですね。
写真に写ったサインは「藤」という字が偏と旁に分かれて見えたのですが、言われてみれば「藤」に読めます。
記事は訂正しておきます。ありがとうございました。
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