散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

こっちはどうなった

2022-03-25 21:30:05 | 飲み歩き・すすきの周辺
こちらもしばらく休業が続いていたバー「C」。そっと入口から中をのぞくと、まだ客がビッシリという感じでもなさそう。これ幸いと寄っていくことにしよう。「やー、お久しぶり」とマスターに挨拶して、いつものウイスキーソーダ割りでスタート。こちらも何も変わりが無い。ありがたいことである。

2杯目はおすすめの中からベンリアック10年キュオリアシタス。これかなり濃厚でパワフルな味がして、美味いのよ。

 

キュオリアシタスは、やっと今調べまして「好奇心」という意味だと分かりました。分かったのは良いのだけれども、ちょっともう酔っぱらっちゃったなあ…。帰ることにしよう。そうそう、近く店でデュワーズ30年を出すそうで、これは忘れないで飲みに来ることにしよう。相当美味いらしい。



ふらふら歩いてホテルへ。ひと風呂浴びてから(湯船にお湯をはって入った)、ちょっとだけ飲みなおしたけれども、もう酔っぱらっていて…。

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まん延防止明け、ここに来なくては

2022-03-25 19:14:54 | 飲み歩き・すすきの周辺
まん延防止措置中、営業休止になっていたバー「N」へ、開店と同時にイン。もう、待ちくたびれたよ。

お馴染みアクアビットモスコミュールでスタート。喉に染みる…。



やっぱりややこしいカクテルはここじゃないとね。ボウモア+イエーガーマイスター+カルーアの濃厚なカクテル。味は実によくできていて、ただコーヒーリキュールの苦みが勝り、イエーガーマイスターは少し埋没気味か。



いろいろウイスキーも入ったとのことで、今日はザ・グレンリベット12年ライセンスド・ドラムを飲もう。「ザ・グレンリベット」の知られざる系譜を紐解いてゆくシリーズ第2弾ということで、間違いのないしっかりした味がする。



客がどんどん増えてきたのと、そういえばあっちはどうなったと気になる店もあるので、3杯で勘定をしてもらうことにした。やはりバーに浸ることができるのは嬉しい限りである。
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芸が無い

2022-03-25 17:55:56 | 飲み歩き・すすきの周辺
17時ちょっと前にホテルから外へ。まん延防止措置明けの金曜日だからなあ…、と期待していなかったが、ここ最近、何とか一度行きたいと思っている居酒屋はすでに混雑の様子。いったいこの人たち何者なのよと自分を棚に上げた感想を持ちながら、割と最近来たばかりの店に来てしまった。

先客2名の後に入り、カウンター席へ。飲み物はハイボールからスタートだ。



時間がかからないと思われる白菜漬けでスタート。ありがたいことに思った通り早くやって来た。



単品になるとどうなるのかと思い、マグロ刺身を注文。やはりマグロは単価が高いのだろう。小盛りだったが、味はいい。しかし、バリエーションを考えると、盛りあわせか、単品だとしめ鯖だな。ここでコップ酒を常温でもらう。





そして今日のフライ。今日は串かつを頼まずにアジフライにしてみた。身が厚くてとにかく美味い。



後は気になっていたポテトフライ。ホクホクしているが、まあ北海道民ならお馴染みのポテトフライであろう。



コップ酒をお代わりして、芋で腹が膨れて、一旦ここまでにしておこうか。それにしても、会社帰りで飲みに来る人って、やっぱりいるんだなあ。外に出るとまだ少し明るく、良い季節になってきたものだと思う。


※タイトルの「芸がない」のは、発想に乏しい私のことです。為念。
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本日の企画

2022-03-25 16:48:01 | 旅日記
さて、人間ドックのために休みを取り、今週は3連休だ。ちょっと気分転換に札幌市内でのホテル宿泊をすることにした。思いついたのはしばらく前だったので、まん延防止明けに伴う「○○割り」の類は利用していない。ちょっと泊まってみたいホテルがあったんだよね。

チェックインし、最上階の11階へ。本当は高層階が怖いので避けたいのだが、今日はやむなし。



部屋に入ると…



折衷的ではあるが、和室仕立ての部屋なのだ。テーブルコーナーは掘りごたつになっている。



ベッドも低くて、周りは畳敷きになっている。



ベッドの上には陶芸と絵画の中間のような作品が展示されている。



水回りは一応、風呂とトイレは区切られていた。



テレビ&デスクコーナー。



まだ飲みに行くのは早いので、コーヒーでも飲みますか。





「相棒」の再放送をみながら、しばし休憩だ。



部屋が広くて綺麗だし、かなり居心地が良くて、期待通りのホテルであった。
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20220325ギャラリー巡り

2022-03-25 14:40:46 | 美術・アート
本日は検査の合間に大丸→エッセの2か所。

■ギャラリーエッセ「黒と白・切り絵の世界2022 石正萌」。いくつかのテーマに沿った展示がされており、「PROBLEM」のコーナーでは「対人恐怖症/社恐」などの作品が並ぶ。「社恐」は中国語で対人恐怖症(というか、世の中に向かうのが怖いということか)を意味するのであろう。

「GIRL'S STORY」のコーナーでは「竹取物語・日本」「マッチ売りの少女・デンマーク」「白鳥の湖・ロシア」のように、各国の女性を主人公にした物語をモチーフにした切り絵が展示されていた。雰囲気は軽やかでポップ(真鍋博のイラストを思わせるところもある)だが、社会的なテーマとしても、考えて物語を選んでいるとのことだった。

検査が終わり、病院から北海道庁方面へ。工事がされているのは分かっているのだが、北海道庁が史跡であることを表す「碑」がこんな状態に。



碑の上にコンクリートの破片が乗っているわ、左下の台座が欠けているわでボロボロである。いったい、どうしたらこんなことになるのだろう。また、きちんと復元されるのであろうか。

まだ雪深い道庁赤レンガ前であった。

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人間ドックの日

2022-03-25 11:40:39 | 食べ歩き
本日は会社を休んで人間ドックへ行くのである。朝8時20分頃に家を出て、9時前に病院に到着。ほぼ、待たされること無く、流れ作業のように検査が進む。鬼門である胃カメラだが、医者氏が妙にひょうきんな人で「リラックス、といってもそんなに出来ませんよね」「緊張して喉を締めないのがコツです。でも無理ですよね」といろんな手を使い、リラックスさせようとする。おかげで、記憶にある限り一番苦しまずに胃カメラが済んだような気がする。今まで肩に力が入らないように心掛けていたのだが、喉の辺りを緊張させないのがコツらしい(良く分からんが)。

11時前に一旦検査が終了し、昼食券(人間ドックについているのである)を持って、洋食の店「KSS」へ。昨日の夜から食事をとっていないのでメチャクチャ腹が減っており、一番早く開店しているこの店に飛び込むことになった。

幸い、ランチタイム前なので先客が1名しかいない中(この人も人間ドック組のようだ)メニューを眺め、空腹のあまりポークカツランチとカロリー高そうなものを頼む。さほど待たずに注文の品がやって来た。



ご飯、わかめと野菜のスープ、ポークカツサラダ添え、ひじきの煮物、浅漬けという布陣である。とにかく腹が減っている私はポークカツを2切れ同時食いし、ご飯をかき込む。やっとこれで私の胃も満たされるのであった。

今回は人間ドックに加えて脳ドックの検査も受ける予定で、そこまではまだ時間があるので、ランチに合わせて頼むと100円だというコーヒーを付けてみた。幸い、後から来る客も一人だけで、落ち着いてコーヒーを飲むことができた。



本屋さんと近くのギャラリーにとりあえず行きますか。

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20220320最近読んだ本

2022-03-20 23:27:31 | 読書
■「卒業タイムリミット」辻堂ゆめ
元々、力量のある作家が、ミステリの真正面からやって来た気がする。

■「真実はベッドの中に」石持浅海

■「居酒屋こまりの恋々帖」赤星あかり

■「味な旅舌の旅」宇能鴻一郎
ホント、50年前くらいの旅行記・食物記は面白い。さすが宇能という文章もいい。

■「ほろ酔い! 物産館ツアーズ」パリッコ
日本各県の物産館に行き、3000円で酒とつまみを調達して飲むという企画。東京は何でもあっていいよね。

■「黒豚姫の神隠し」カミツキレイニー
沖縄の離島における神話と青春物語がミックスしたストーリー。伝奇性に抵抗感があって読んでいなかったが、悪くない。

以下、図書館の2冊。
■「樫乃木美大の奇妙な住人」柳瀬みちる

■「定年後7年目のリアル」勢古浩爾
前作「定年後のリアル」より、思うことがこなれてきたのでは? なんて、自分より年配の方にすみません。
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インド飲み

2022-03-20 13:45:40 | 飲み歩き・琴似界隈
平日休みを合わせて、4連休の3日目。札幌の中心部に出かけるほどではないが、図書館にも行きたいし、ちょっと外出するか。ということで、琴似の本通を偵察しながらJR駅方面へ。

私は普通、日曜日は酒を飲まないのだが、明日も休みなので今日は特別である。歩きながら酒が飲める店を探していたのだが、どうも酒類提供中止の店が多いね。もともと琴似は昼から飲める店も少ないからなあ。幾つか候補を押さえつつ、まずは新古書店へ。

地下鉄琴似駅方面に戻りながら昼食の場所を探すが、想定していた寿司屋さんは今日はやっていない模様。割と新しい店で昼から完全に通常営業している居酒屋さんもあったが、中が見えないので今一つ踏み込めない。焼肉店で飲める店があったが、その前に止まっている車からは「持ち主、頭悪いです」というオーラが漂っている。

そうだ、明日も休みだし、飲める蕎麦屋さんがやっているではないかと思って行ってみたら、早々に「蕎麦品切れ」で閉店になっていた。誰しも考えることは同じか。ということで、もう一つ飲める候補として押さえていた、インド料理の「MD」へ。幸い先客は3名と少ない。

一番落ち着く窓際の席に座り、まずは生ビールだな。これで酒がやっと飲めるよ。



但し、2杯目の選択は難しい。ボトルワインが1900円と安価だが、さすがに一人で一本飲むのは無茶だしなあ。



つまみをどうしようかと考えていたが、この状況にピッタリの3つのタンドーリ(タンドーリチキン、タンドーリプロン(エビ)、シシカバブ)という品があった。よし、これを注文だ。



ああ、写真が何となく美味しくなさそうでゴメン。手前のチキンはスパイシーで食べ応えがある。エビはちょっと食べるところが少なかったが、シシカバブはまた別種のスパイスが効いていて、これも酒のつまみになるねえ。

ビールはあっという間になくなってしまい、考えた結果、ジャスミン茶ハイを注文。店のお姉さんに「ちょっと濃い目で」と余計なことを言ってみる。飲み屋でないところでハイボールや焼酎の割ったものを頼むと、結構薄いことがあるんだよね。応じてくれれば良し、「○円増しになります」と対応してくれればそれでも良しだったが、「はい、濃い目ですね」とすんなり注文が受け入れられた。



さて、どうだろう。ジャスミン茶ハイは薄くはなかったが、それほど濃いという訳でもない。しかし、物足りなさは感じなかったし、そういうリクエストに応えてくれる気持ちが嬉しいではないか。

まだ腹には余裕があり、ついカレーも食べたくなってしまったが、家に今日食べなくてはならない菓子があるのを思い出してこれで帰ることにした。勘定をするとき、店のお姉さんに「濃い目対応ありがとうございました」と声をかける。違う種類のつまみもあるし、もう一度くらいは、飲みモードで来てみたいものである。



この後、図書館で本を借りてから帰宅。
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チェーン2連戦

2022-03-19 15:33:15 | 飲み歩き・大通周辺
今日の夜は自宅に帰るつもりなので、もう少し昼飲みしたい。たまに来た新さっぽろ辺りで飲むのも良いかと思ったが、飲食店街は「酒類提供なし」になっている店が多い。困ってしまって、大通に移動。しかし、そんなに腹が減っていないとなると、大通でも選択肢に困るな。

ということで、久々に中華の「OS」へ行くことにした(午前中のイタリアンに続いて、チェーン店2連戦である)。なぜならば、こんなに小サイズメニューがあるからだ。



新メニューとしてチーズ入り麻婆豆腐、チーズ入りエビチリ(両方あまりそそられない)があったが、スパイシーフライドチキンのジャストサイズなんかは、頼んでみたくなるよね。



それは次回以降に先送りするとして、今日は紹興酒とおつまみ盛り(チャーシュー、味玉、メンマ)を注文。



何となく鶏皮揚げも注文。



今日はこのくらいで十分だ。

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20220319ギャラリー巡り(2)

2022-03-19 14:01:57 | 美術・アート
北海道博物館の常設展示は何度も見たことがあるのだが、まだ時間もあるし、クローズアップ展示を見ていくか。写真が多くなってきたので、こちらの記事はパート2として掲載する。

小玉貞良原画、宮原柳遷模写「松前江差屏風より「江差屏風」」。



「新しく仲間入りした歴史資料たち」から「修学旅行での集合写真」:1915年に撮影されたもので、今と変わらぬ豊平館の建物が見える。



「国勢調査員を任命する内閣からの辞令」「国勢調査員に任命された人の玄関に掲げられた表札」:1935年当時、国勢調査とはこれだけの重みを持っていたのである(富国強兵が目標でもあっただろう)。今だと「どうせ、調査結果は政府がごまかしているんだろ」くらいにしか思えないものね。



「久保寺逸彦のアイヌ語辞典」から「アイヌ語単語カード」。



1949年に久保寺自身が作ったアイヌ語辞典。



2020年に刊行されたアイヌ語辞典。アイヌの文化を認めようとしない人は、これらの展示を刮目してみるが良い。



「久保寺逸彦が集めた民具」から「熊肉をとり分けるための串」:串がとても細いのだが、儀式用ということだろうか。



「木造建築を立てる技術と道具」。



「北海道百年」から「リーフレット(北海道百年記念塔の建設について)」:建設期成会の会長、町村金五もたった50年でこの塔が解体されるとは夢にも思わなかったであろう。



「1964年に創立された北海道自然保護協会の刊行物」から「札幌オリンピックのいやされぬ爪痕」。



「オリンピックまかり通る」:当時から「そこのけそこのけ、オリンピック様が通る」という面があったのだろう。



やはり、人は誰しも歴史に学ぶべきなのかもしれない。

次のポスターには「430万人の協力で豊な北海道を!」と書かれている。4つのコンセプトは「食糧生産の増強」「地下資源の調査開発」「交通の整備」「電源の開発」で、形は変わったとしても、今の北海道に必要なものではないだろうか。この先間もなく北海道の人口は500万人を切るだろうが、考えようによっては、豊かな北海道を維持することは出来るのかもしれない。例えば、食料生産など、気象変動が激しくなるにつれ、重要度は増すばかりであろう。北海道が世界の食料基地となれば、先見性のない政治家が頭を下げてくる日が来るかもしれないよ。



「ロッペン鳥ってどんな鳥?」:全く名前がピンとこなかったが、ウミガラス、オロロン鳥を南樺太ではそう呼んでいたらしい。



さて、クローズアップ展示以外で今回目についたものを紹介しよう。

「嚴冬之征服者フクロクストーブ」:いかめしいキャッチフレーズで、あられもない女性が登場。



社團法人電氣協會北海道支部「電気週間」のポスター。



木村捷司「開拓」:知っている人があまりいないような気がするけど、これすなわち、北海道の「スラヴ叙事詩」じゃないのかな。描かれてから51年、もっと評価されても良いのではないだろうか。







この後、バスに乗って新さっぽろに戻る。
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