散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

なぜか仙台 サンモール一番街、電力ビル

2022-06-24 21:05:00 | いろいろ写真館
サンモール一番街を散策。





2階の喫茶店、行ってみたかった。



文化横丁のカレーショップ。



文化横丁の小公園にあった普賢菩薩像。



「壱弐参」とかいて、「いろは」横丁。



渋い飲み屋が沢山ある。



タイルでタツノオトシゴ? 竜? が描かれた洗い場。



早くもオープンしている店もあり。



「電力用マイクロ波無線通信発祥の地」。



そして電力ビルのホールにブールデル「果実」。これはなかなかクラシカルだ。

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なぜか仙台 五橋~東二番町通

2022-06-24 18:42:00 | いろいろ写真館
仙台旅行中に街の風景、アート作品などを撮影した写真をアップしていく。

日本電信電話公社「電電の杜」。昔は電電公社がブイブイ言わしてたよね。



扇朝盛 「働く少年の像」。河北新報社の前にある。



須佐尚康「想空の花」。人の形をくりぬくように表現した作品。作者は初日に伺った「晩翠画廊」の代表者のようである。





日本郵政ビルにある「前島密之像」。警備員さんに許可を頂き撮影した。



東二番町小学校創立百周年記念「われらここにまなびそしてはばたけり」。



小学校そのものも渡り廊下がカーブしているなど、何かモダンな感じがする。



続く。
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20220621最近読んだ本

2022-06-21 23:28:58 | 読書
仙台旅行や仕事の忙しさに紛れて、読書量が減っている。

■「早房希美の謎解き急行」山本功次

■「隷王戦記2」「同3」森山光太郎
面白くないわけでもないのだが、敵が狂信者だと萎えるよね。

■「ハイブリッド植物強奪 ペリーローダン665」ヴルチェク、シェール

■「イジャルコルの栄光のために ペリーローダン666」フランシス、グリーゼ

■「居酒屋おくのほそ道」太田和彦
再読。

■「池波正太郎の銀座日記[全]」池波正太郎
また旅に出るときに持っていってしまった(再読)。

■「居酒屋こまりの恋々帖 ときめきの椿揚げ」赤星あかり
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なぜか仙台(17)自分土産

2022-06-19 18:50:19 | 食べ歩き
ちょっと予定していた時間より早いが、仙台空港へ向かう。

空港には彫刻こそ見当たらないが、エアポートミュージアムがあった。フライトシミュレータがあり、誰もやっていないが、手を出す元気がない。







土産物を爆買いして、いよいよ札幌へ。帰りも昔の私ならば最終便に乗ったかもしれないが、体のことを考えて15:45発の飛行機である。



飛行機はほぼ満席だったが、幸いなことに私の隣は空席であった。乗り込んで少しすると、疲れが出たせいか爆睡である。

新千歳空港からスムーズにエアポートに乗り(混雑していなかった)、札幌で乗り換えて琴似へ。まだ明るいうちに帰って来たぞ。



ここで元気があれば一杯行くところだが、疲れた。よしておこう。

仙台のお土産は以下。まずは白石温麺、末廣ラーメン本舗ヤキメシの素(これは仙台にも店があったが、秋田名物であり、なおかつ源流は京都のラーメン店なのである)、青唐辛子味噌(牛タンの付け合わせに出てくるが、私はむしろ牛タンより好きかも)。



東北限定茶づけ(ほたて、牛タン、うに)。



そしてボトルを見かけてつい買ってしまったニッカ伊達(昔は北海道の伊達紋別でも売っていたが)、浦霞純米夏酒。



疲れた私はコンビニで買った助六寿司と味噌汁で夕食を取るのであった。



「なぜか仙台」旅日記は完結。この後、仙台の街並み、彫刻などの芸術作品の写真を公開したい。

■歩いた距離、その他のデータ
6月17日 15,325歩  9.8km
6月18日 21,566歩 12.6km
6月19日 11,333歩  7.0km

撮影した写真は540枚、行った飲食店は7軒、飲んだ酒は13杯。ギャラリー・美術館・博物館は8か所。

■仙台で思ったこと
・街中の緑が札幌に比べてとても多い
・歩行喫煙者が札幌に比べて多い
・古い、昔ながらの店がまだまだ残っている(札幌の街中って、本当に魅力ない)
・意外と昼から飲める店もありそうだった
・飲み屋小路が多くてわくわくする
・地下鉄の東西線がものすごい深さにある
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なぜか仙台(16)町中華

2022-06-19 13:20:48 | 食べ歩き
仙台市内を周遊するバスはなかなかの混雑ぶりで、停留所2つ過ぎたところで何とか座ることができた。結構なスピードでブンブン走るバスで、広瀬通へ。ここから駅方面に向かいつつ昼食の場所を探そう。

初日に見つけたクラシックな喫茶店が気になっていたのだが、なんと日曜日は休業中なのだとか。期待していただけに残念だった。



商店街のアーケードをもう少し歩いて、こちらも店構えが気になっていた中華料理の「T」へ。



地下の店に降りて行くと、まさしく昔ながらの中華料理店という感じ。テーブル席に腰を下ろし、メニュー上から3番目のもやしそばを注文する。すぐにやってきたもやしそばは、もやしの餡かけスタイルで、具はもやし、豚肉、キクラゲ、マッシュルーム、ニンジン、青菜となかなか豊富である。



これは中華料理店で久々に懐かしくも美味い麺料理を食べた。こういう店も札幌にはほとんどなくなったなあ。円形テーブルの向かいに年配の女性が相席になり(距離ははなれており、間にアクリル板がある)、酢豚を食べていた。常連らしきご老人が一人で来て食事をとっているというのも、いいものだなあ。



この後時間があるので、落ち着いた喫茶店は無いかとグルグル歩くがどうにも見つからない。仙台の暑さに汗が流れてくるが、周りを見回しても汗だくなのは私だけである。荷物も重いため、ついに妥協してカフェ「EC」へ。なぜか他のチェーン店に比べると空いており、他の人とは距離が離れた席に座ることができた。ここでアイスコーヒーを飲む。

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なぜか仙台(15)東北大

2022-06-19 11:26:00 | 美術・アート
地下鉄の南北線から東西線に乗り換え(路線名は札幌と同じだ)、青葉山駅へ。仙台の東西線はかなり深いところに掘られているのだが、途中で一部地上に出るところがある。青葉山駅で降りて、歩いて東北大学の自然史標本館へ。







円形の博物館内でまず目に飛び込んでくるのは化石である。まずはステゴサウルスから。



福井で発見されたフクイラプトル・キタダニエンシスは貴重なものだろう。日本で始めて学名がついた恐竜だとか。



骨格の全長が14mあるイワシクジラ。建物一杯にこれが展示されており、北大水産博物館と同じく、これを格納することを前提にこの大きさの建物が建てられたのではなかろうか。





後は岩石・鉱石関係もかなりの展示物である。写真右下は紫水晶。



節足動物甲殻類に属する絶滅動物、嚢頭類の一種の復元像。キモイの一言である(ちょっとビラ星人みたい)。



「目玉飛び出し三葉虫」。たった3cmほど目が飛び出していて、どれだけ生存に有利だったのだろうか。



サンゴのコレクションも有数らしい。



100円のガチャガチャをやってみると、「ガラス製放散虫拡大模型」の缶バッチが出てきた。ガラス質の殻を自ら作る、顕微鏡サイズのプランクトンだそうだ(地味だ…)。



まずまずの見ごたえがある博物館だったが、入場料150円ということもあり、北大の勝ちだな(北大総合博物館は無料)。博物館を出ると目の前にるーぷる仙台という循環式の観光バスがあるので、これに乗ろう。土日祝は20分に一本来るようなので、なかなか使える感じだ。どうして札幌にはこういうバスがないのかね。



と喜んでいたが、バスが10分以上遅れて、緑の濃い森の前、人のいないバス停で待つ。少し機嫌が悪くなってしまった。

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なぜか仙台(14)最後の朝

2022-06-19 09:50:40 | 食べ歩き
昨日は少し控えたものの、やや二日酔いで6時半に起床。7時過ぎに朝食を取る。今日はご飯、鮭、牛タンカレー、卵とほうれん草の炒め物、味噌汁。味噌汁はかなり塩っぱい。牛タンカレーは牛タンこそかなり入っているものの、味が抜けてる感じがするな(←いちいちうるさい)。



部屋にコーヒーを持ち帰り、チェックアウト時間までのんびりする。もっと早く出かける構想もあったものの、今ひとつ体調が良くないのだ。

少し微熱があったものの、10時前に出かける頃にはそれも下がり(二日酔いのぶり返しだったのだろう)、地下鉄駅へと向かう。

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なぜか仙台(13)再バー

2022-06-18 23:58:54 | 飲み歩き・日本国内
一軒目の焼鳥店を出て、まだバーが開く時間には早いため、繁華街を散歩する。趣のある店を眺めたり、公園で彫刻作品を発見して撮影をしているうちに18時になった。

仙台の老舗バーとして、昨日行った店以外にもう一軒、候補を考えていたのだが、どうにも見つからない。それらしいビルに来ても店が無いようなので、ついに諦めて電話をかけてみた(私、電話が嫌いなのよ)。すると「この電話番号はもう使われていません」だよ…。

さらに次の店を探すのは断念し、結局昨日行ったバー「M」へ。今日は先客が1名おり、少し離れた、一番入り口側の席に座る。



まず1杯目はジンソニックにした。この時、トイレを拝借したので、何のジンを使ったのか見損ねたなあ…。



ここのマスターは特に話しかけない限り何も言わないようだ。私も「2日連続です」とか、余計なことを言わずに飲む。



2杯目は「ソーダで割って美味しいリキュールありますかね?」と相談した結果、シャルトリューズヴェールのソーダ割となった。少し甘く、ほろ苦い味である。



ここでマスターが「多賀城行きましたか」と話しかけてくれた。これ、珍しいんじゃない? 私も「はい、行きました。それから昨日いた人が教えてくれた島川美術館が予想以上に良かったです。もしあの人が来たら、感謝してたとお伝えください」とお願いした。

最後は何が良いかなと思ってバックバーを見ると、みたことのないタリスカー10年のボトルがあるので「それ珍しいですね」と聞いたら、ボトルデザインが変わっただけなのだそうだ。そりゃつまらん…。

で、締めの3杯目はミルトンダフ10年ゴードン&マクファイルを注文。スペイサイドだそうだが、それなりに刺激的な香りがした。



これで勘定をしてもらい、店のコースターを記念にいただいた。1949年創業のバー、私ごときがどうこう出来るものではないが「ありがとうございました。お店を長く続けて頂けるようお願いします」とマスターに頭を下げて店を出た。戸が閉まる時にちらりと振り返ると、マスターがこちらに深々と頭を下げているのが見えた。

ちょっと心残りな感じがして、街をわざとジグザグに歩いてからホテルに戻る。ホテルに戻ってきて、ふと大浴場(といっても、洗い場が3つしかないくらい小さい)を覗いてみると誰もいないようだったので、風呂で汗を流す。天然温泉とのことで、これは良かった。そして風呂を出て、サービスのジンジャーエールを飲む。ことの外美味いね。

そして、今日は少しセーブしていたせいもあって、昨日購入した焼酎をソーダで割って飲むのであった。



テレビは「世界サブカルチャー史」ということで、1970年代の映画が紹介されていた。

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なぜか仙台(12)焼鳥

2022-06-18 17:40:52 | 飲み歩き・日本国内
相当歩いて疲れた。一旦、ホテルに戻って休憩し、島川美術館からホテルに戻ってくるときに見つけた焼鳥屋さん「TK」に行ってみることにした。焼鳥が食べたくなり、他にも候補があったのだが、どうも混雑する店は避けたい。通りすがりに見かけた店が落ち着いた佇まいだったのである。

開店16時半ということで、17時前に行けばよいかなと思っていったら、先客が3組もいる。これは意外な人気店だったか…。カウンターが2席ずつ区切ってある所に座れそうなので、そのまま入店。暑さと喉の渇きで酸っぱいものが欲しかったのでクエン酸サワーを注文する。

クエン酸サワーを飲みながら、通しは手羽大根。悪くない。



焼き物には時間がかかりそうだったので(先に来た客の注文ラッシュだった)、そう思って注文しておいた煮込み小がやってきた。



うむ、この煮込みはモツ臭さも全くなく、美味いね。札幌よりも仙台は煮込みレベルが高いような気がする。

そして焼物。最初は名物らしい、皮から。福岡の皮焼きほどではないが、みっしりと巻き付けられた皮はなかなか美味い。ちょっと先端が焦げ気味なのが惜しい。



続いて鶏もも。この味でこの店の水準がわかるような気がするね。せっかくそのままで美味い鶏なのだが、卓上にある辛み味噌も使ってみたくて少し付ける。おお、なかなか合うじゃない。ここでウーロンハイを注文。




→一口飲んだので減ってます。

3本目はつくねだ。ボリューム感のある捏にネギが乗っており、そのまま食べてよし、さっきの味噌をつけても良しだ。



少し時間がかかっての4本目は希少部位と書いてあったはつしも。姿を見ると、つなぎという部位かもな。これは少し先端部分の焦げが強かった。



全体的に料理自慢でもあり(海鮮も豊富だった)、焼き鳥のポテンシャルも高く美味しい店だったが、少し焦げが強いような気がするなあ。その辺を注意してくれると、文句なしになるような気がする。店の若い男性衆は少し愛想がなかったが、一人いるお姉さんの接客が大変良かったと思う。




→ね、落ち着いた店構えなんだけどなあ。
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なぜか仙台(11)島川

2022-06-18 15:11:05 | 旅日記
続いて、昨日バーで知り合った人に教えてもらった美術館に行ってみる。

■島川美術館「花・華の展覧会」。入場料が一般1200円だから、それなりに期待して入る。すると、何とビルの2階から5階まで展示室だというではないか。最上階から見るのが順路だそうだ。





岸田劉生「椿花図」:鮮やかな赤で椿を描いた作品。
小島善三郎「百合とポンポンダリア」:少し花の形を抽象化して、ユーモラスに見える。
林武「薔薇」:林らしく、絵の具グリグリという感じ。

小磯良平「花」:最小限のタッチで、ところどころガクガクした線が見えるが、それでもきちんと花に見える。小磯マジックである。
キスリング「ポピー」:赤い花と緑の花瓶が対比的。キスリングの中でもいい方の作品に思える。
田中一村「蓮上観音像」:随分と生々しい花の上に観音が立っている。

ここから先は、常設展示かな?

ビュッフェ「ディナン港と陸橋」:緑やオレンジなど、ふんだんに色彩を使った大きな良い作品。
安井曾太郎「立像」:正面から見るとあれれという感じなのだが、横から見ると実にスタイルの良い女性に見える、不思議な描き方をした作品。
青木繁「海」:結構普通に描いた作品で、点描がモネっぽくもある。

高橋由一「江ノ島図」:上手い。
佐伯祐三「白い道」:何とも言えない暗さと建物の歪みが怖い。
加山又造「不二」:金色に輝く鮮やかな富士山。

田中一村「海の幸」:イセエビやクエ? をドーンと描き、青木の「海の幸」とは大違いだ。
田中一村「黄昏」:沈みゆく太陽の光が絶妙に描かれて、これまた良い作品だ。
速水御舟「芙蓉」:写実的でわかりやすい作品。

平山郁夫「黄河夕日」:左端にちょこっとだけ陸地が見え、後は河である。平山がこういう大胆な構図を取るとは思わなかった。
中島千波「紅牡丹」「白牡丹」:遠くから見て相当な迫力のある傑作。
川端竜子「夕凪」:ターナー張りに空気を描いた作品。

横山大観「霊峰不二」:かなりの巨大作品だが、そこを破綻させないのが大観の技であろう。

作品の撮影は基本的に不可だが、最後にあった東山魁夷のリトグラフは撮影可能であった。



ロビー階に降りるところにステンドグラスがある。



ロビーにはE.Barrias「モーツァルト」が展示されていた。



美術館全体の印象は、小樽芸術村の似鳥美術館を少し小規模にしたような感じかな。なかなかいい作品を持っているので、一度は見ても後悔しない美術館だと言えるだろう。
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