散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20220612ギャラリー巡り

2022-06-12 14:23:26 | 美術・アート
ギャラリー巡りといっても、日曜日に札幌彫刻美術館にだけ行くパターンである。

■本郷新記念札幌彫刻美術館「生誕100年 藤川叢三展」。
「裸婦立像」:札教の油彩画研究室の廊下に放置されており、あいの里への大学移転時に廃棄物と一緒にされていたのを救出されたといういわくつきの像。かなり古典的な像である。



「有島武郎文学碑のための素描」:そうか、大通公園に作品があったね。



「立像7」:イタリア留学で師のマリオ・マリーニの影響をかなり受けたのだろう。



「春」:かろうじて人体像といえる作品に変化していく。



「裸婦1」:そして1970年頃から具象回帰。



「リトグラフ20」:リトグラフやコラージュを作成し、色彩表現が現れる。



「テラコッタ1」:私はこの作品が一番気に入った。ちょっと深井克美「バラード」を思わせる感じがしないだろうか。



「テラコッタ12」:その一方で彫刻+色彩の融合したこんな作品もあった。



「対話19 亡き兄に捧ぐ「レクイエム」」:晩年は絵画の方にシフトしたようである。



約50年にわたる制作を見ると、いろいろな変化が感じられて興味深い。教職から身を引くころには身内の方の不幸もあったようだが、一階ロビーにあった教え子たちの先生への思い出の言葉を見ると、師弟の間で深い交流があったことが想像される。例えばある人は、美術専攻の学部ではないのに「彫塑が好きです」と専門選択を希望すると、他の教授がやめた方がよいという中で「そういう人こそ彫塑研究室に来てほしいです」と迎え入れたとか。またデッサンをしながら「お前たちはケチだね。無駄なことをしようとしない。こんなに楽しいのに」とデッサンをサボる学生たちに言っていたとか。



旭川市彫刻美術館の収蔵品が大部分だったようだが、こういう展示を見ることができるのはありがたいことである。

記念館の方はさほど変わり映えがしないが、パッと目についた作品(群)を2点。





この後、少し買い物をしてから帰宅。
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2022-06-12 13:25:51 | 食べ歩き
今日は図書館に本を返しに行き(来週は忙しい予定なので、借りれず)、そのまま彫刻美術館方面へ。途中にあるファミレス「CCS」で昼食を取ることにした。入口から入ると、何やら電子的な予約ボードがある。待ち人数1人と入れると呼び出し用の番号札が出てくるのかと思いきや、そのままテーブル番号が出てきて、それに従って座って良いらしいのだ。



そして注文もタブレット式に変更。もともとこの店、ピーク時は少し人数が足りないのではないかと思っていたので、これはこれで良いのではなかろうか。



注文を済ませ、ドリンクバーを付けたので、ドリンクを持ってくる。日差しが強くて喉が渇いたので、炭酸飲料である。



そうこうしているうちに、注文の品が到着。私がこのチェーンで愛好しているジャンバラヤシリーズから、ケイジャンチキンジャンバラヤである。以前は熱した鉄板の上に乗って出てきたのだが、今回は大皿の上でメキシカンライス部分とチキンがセパレートになり、チキンの上に目玉焼き、横にワカモレ、サルサソース、パクチー? が添えられている。



目玉焼きをライスの上に移動し、チキンをカット。まずはあちこちの部分をそのまま食べてみる。チキンはそれほどスパイシーという感じがしない。そこで、全体にサルサソースをかけまわし、パクチーらしき草を乗せ、ワカモレをまぶしながら食べる。そう、この複合味とスパイシーさがジャンバラヤだよね。

美味い美味いと食べ進み、最後に忘れかけていたレモンを一絞りする。酸味が出て、最後が締まった気がする。そして食後はコーヒーを飲む。



他の客はまあまあ来ていたけれども、少し空き出す時間帯もあり、席がしっかり隣と別れていることもあり、落ち着いて食事ができたのではなかろうか。それでは勘定をしてもらって、行きますか。

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20220612最近読んだ本

2022-06-12 11:28:51 | 読書
■「道の先まで行ってやれ!」石田ゆうすけ
北海道編における人との出会いはいい話だらけなのだが、北海道民として「そんなにいい人いないけど」と思う。

■「居酒屋と県民性」太田和彦
私の47都道府県制覇の目標達成も遠くなったなあ。

■「隷王戦記1:森山光太郎
まあ、ファンタジーですわ。さらに「人類を滅ぼそう」とか思いこんでる変な悪役が出てくると「どうかしたんですか?」と聞きたくなるね。とりあえず、続きは読もう。

■「一杯飲んで帰ります」太田和彦

■「烈海王は異世界転生しても一向にかまわんツッ5」板垣恵介、猪原賽、陸井栄史

■「ランチ酒おかわり日和」原田ひ香

以下、図書館の2冊。
■「むかしまち地名事典」森まゆみ

■「琥珀色の夢を見る」松尾秀助
竹鶴政孝の話は大体知っていたが、ニッカの製品物語が面白い。若いころの私に時間をさかのぼり伝言ができるとしたら「ウイスキーの12年以上のやつは、大したことが無いと思っても、とにかく買えるだけ買っておけ。ついでにサンリオ文庫SFも全部買っておけ」と言いたいね。
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