やたら人口の多い東南アジアの国に単身赴任したことが有って結構きつかったんです。
病気にもなったし、暴動にもあって、ホームシックになって。
24時間働く気持なんてさららら無かったけれど、俺がやらずに誰がやると言う気持は少しは有ったかなー。
東北の方角を向いて日本を思い出して過ごすことも有ったんです。しみじみと。
赤道直下だと方向音痴に成りやすいって分かる?
年1回か2回帰るのが楽しみでね。
仕事終えて100K車を飛ばして、町に飲みに行って3時に寝て5時に起きて
車ん中で寝て、会社に着いたらストライキやられて誰もいなくて なんてことも有って。
コブラもいたし、ゴルフ場の真ん中を1mはあるトカゲが横切ったり。
ウォーターハザードにワニがいるなんて噂が有ったり 非常識の世界が私を取り巻いていたんです。今もそうだと思うけど・・・。
この前、Googieで世界一周してたら住んでた町に行きたくなって探してみた。
ちゃーんと有るんですね。
必死んなってアパート探しましたよ。
これもめでたく見つかって
嫁さんに、これ住んでたとこ・・。とっ説明しても乗ってこなかった。
それぞれ別の生活してたからね。
お互い、なに考えてたかなんて話しあったりしなかったからね。
単身赴任は毒だな。
赤道直下って結構暑いんだよね。
思った以上に。
そういう処を子供が二人連れで歩いているんだよ。炎天下を。
運転手が(日本人に限らず外国人の生活だね)二人を乗せて良いかと聞くから、良いよと言ったんですよ。それが縁で一人雇いました。4年間食事を作ってくれたお手伝いさん。14才。私の子供と同じ年でした。後任に引き継ぎました。日本食作れるなんて貴重な存在でしょ。
それまでの生活はね・・、土曜日は朝から洗濯、午後食材の買い出し、日曜日ゴルフ。
他にすること無かったからね。映画なんてみんな外国語だし。三流だし。
日本語通じる相手なんてひっとりも居ないんだから、さびしいもんだったね。
英語なんて相手もこっちも話せないから通じない。ほんとだよ。
彼女の父親がこの間ガンで亡くなりました。
田舎に住んでいてヤシの木に登って実を採ってきてくれましたよ。
蛮刀で実を割ったから炭の黒い跡が付いててね。それ飲めて言うんだよ。
気付いてガラスのコップ持ってきてくれたけどどっちにしようかと迷ってね。
ここまでの話だって大変な努力の結果でね。現地の公用語から地方語。地方語から公用語
に通訳した結果多分こんなこと言ってんのかなーと日本語で考える。
自信が付くよね。
どこ行っても大丈夫て気になるよ、錯覚するよ。
パスポートの書き換えも勢いで出来ちゃったから錯覚は怖いね。
電話は困ったけどね。
ブログもその勢いの延長だけどね。
怖さ知らずだね。