すっかり忘れていた 長財布のこと

大晦日にみんなが寄り集まったので
それまでに作り溜めた諸々を
みんなに配ったのです

その中で３０日に完成した長財布を
配ろうとしたら貰い手が有りません


なぜかと問うと
色が地味とか
柔らかすぎて心もとない
デザインがと
遠慮のない回答で
すっかりしょげたのです

素材を買って来た時には
過去の経験から磨けば光ると
自信は有ったのですが
緑は光を吸収する様で
反射しないのです

以前のはレンガ色でロロマとしては
最高の色合いなのかも知れません
緑はだめでした


ポケットもたくさんあった方がいいと
勝手に思い込んで縫い付けたのですが
度を過ぎたようです
結局練習作品でいずれ作り替えの運命です


ロロマは明るい色が正解です


半裁で買うならば作品によって部位を選べます
しかしカット素材は部位の見極めが難しいのです
なぜなら蝋引きのために表面をよくよく見る必要があるわけです
それに磨いているうちに柔らかくなって
結局あの革の使い道に悩むことに成りました

今日は上孫が来ます 昨日まで父親の実家に帰省でした

上孫とは今年初めて会うのです

三日も会わないと随分
会わなかった気持ちに成って
淋しいのです


最近のニュースには
ほほえましいということが無いと思うのです

事故や強盗や凄惨なことばかりがニュースに成って
世の中そんな事ばかりな印象だけれど
正月くらいはほほえましく
楽しいニュースも観たいと思うのです

とはいえ
この数日身の回りでも何の話題もなく
ただじっと駅伝の成り行きを見て
時々孫の要求に答えていたのです
こう云うことも幸せの一部なのだと思うのです