
上川井に向かう原っぱは、いろんな草が伸び放題。

ひときわ高く伸びているのはヘラオオバコだ。

穂状花序の下の方から環状に白い花が咲き、次第に上の方に咲き上がっていく。
一つ一つの花は雌性先熟のようだ。

同じ原っぱにヘラオオバコとは違った趣で背を伸ばしている花が咲いていた。

ヤセウツボといい葉緑素を持たない寄生植物で、この原っぱではシロツメクサに寄生しているらしい。

唇状の花だけど、もちろんランの仲間ではない。
ヘラオオバコもヤセウツボも外来生物でヨーロッパ原産だが、江戸時代末期に来たヘラオオバコが先輩だ。
ちなみにシロツメクサも江戸時代にヨーロッパからやって来たそうだ。