
上瀬谷を歩いているとエゴノキの近くの高いところでクマバチが何頭も飛んでいた。
エゴノキの花で蜜を吸うこともなく一定の範囲を飛びまわっている。
ほかにも何頭かいて、たまに小競り合いしている。

眼を遠くを見るモードにしていると、向こうの植え込み中央の高いところに鳥が見えた。

何の鳥か確かめる前に飛んだので目で追うと林の中の木に止まった。モズの雌だ、

さかんに啼きだした。
雌も縄張りを主張するらしい。

何の木か分からないが、そちらの方から鳥の声が聞こえる。
よく見ると一番高い木の上の葉の少し下に止まって囀っている。

シジュウカラだ。単独で寂しく仲間を呼んでいるのだろうか。