浜離宮庭園には6000種類もの樹木があるそうだ。
花とか特徴的な実とかがないと、なかなか種類を識別できないので。6000種は実感できない。。
この実が付いている木は何本もあった。モチノキで良いのだろうか。
オオバネムノキの近くに、藤棚にしては葉がいっぱいの棚があり朱色の花がいくつか咲いていた。
アメリカノウゼンカヅラだ。
近所の家の壁を這いあがるノウゼンカヅラは何軒か見ているがパーゴラ仕立ては初めてだ。
これから花がいっぱいに増えるのだろう。
園内の至るところに松の木が見られたが、浜離宮で見逃せない松といえば「三百年の松」。
竹囲いの中は何本もの松が植えられているのではなくて、一本の松なのだ。
六代将軍家宣の時代(1709年ごろ)に植えられたそうだ。
根元の幹もさほど太いわけではないが、何回か枝分かれして横向きに大きく広がっている。
300年たって腰が曲がったというわけでもないのだろう。
横向きと言えば、潮入の池のそばの一本の松は地を這い頭は入水しそうだった。
海からの強い風で低い姿勢を余儀なくされたのかもしれない。