
曽我梅林に行くには御殿場線の下曽我で下りればいいのだが、今回は国府津駅から歩いた。
その前に国府津の海岸に出ると投げ釣りをしている人がポツポツ。
山の手前に見える街並みが小田原だ。

梅林の方向へ歩き始めるとすぐに御殿場線の下をくぐる。

ガード下を抜けるとすぐに神社があった。菅原神社だ。
正暦5年(994)創建と伝えられ、菅原道真、天照大神、ほか7神が祀られている。

菅原道真公を祭神とする天満宮、天神社などが全国で10000社以上もあるそうで、菅原神社もその一つだ。
右の方に「隠石」とあるのは、曽我五郎・十郎兄弟が父の敵として狙う工藤祐経一行と出会ったが、
警護が厳しく近寄れないので兄弟で近くの大石に身を潜めたという伝説に基づく。

大きなご神木はムクノキで、樹高16m、幹囲5.1m、枝張り東西15m、南北15m と立派なものだ。
小田原市の天然記念物に指定されているそうだ。

天神様は学問の神様なので、合格祈願の絵馬が多数かけられていた。

神社の脇の梅の木にはメジロが来て、せっせと蜜を吸っていた。

車道沿いをどんどん歩いていくと大きなお宅の塀から紅梅、白梅があふれていた。
曽我梅林はもう近いと、思っていたら・・・

左手に梅林が目立ち始めた。鑑賞に立ち入れる場所は、ほんの少し先だった。