
小田原城本丸は二の丸より少し高いから階段を上っていく。

入口は常磐木門と言い昭和46年に再建された。
常磐木とは常緑樹の意味で、かっては本丸に七本松(クロマツ)があったそうだ。

今は常磐木門の裏側に1本の巨松が残っている。
樹齢約400年、樹高30m、胸高周囲5.3mのクロマツだ。

七本松が並んでいる風景も見たかったものだ。

小田原城には昭和25年に開設された動物園があり、ゾウやライオンなど多くの動物が飼育されていた。
天守閣が再建されたり、城址に動物園はふさわしくないとの批判もあり、今はニホンザルが見られるだけだ。

小田原城・天守閣は昭和35年に江戸時代の姿として再建された。
地上38.7mで、最上階は標高60mだそうだ。

城内には、こども遊園地もあって遊具のほか汽車やバッテリーカーも楽しめる。